今年は赤い梅酒を漬けてウキウキしてるんだぜ
よーし今年も梅酒漬けるぞ!と意気込んだ初夏のこと。
今年も日本酒でいこうと色々見ていたら、使うと鮮やかな紅紫色に仕上がるという梅と出会いました。
もうこんなん、試すしかないっしょ!
というわけで、今年も梅酒のおかげでウキウキが止まらないんだぜ!
(昨年どんなにウキウキしたかは以下の記事をご参照ください)
■小さくて可愛い梅との出会い
さて今回思わぬ出会いをしたのはこちら。
日本で唯一、JA紀南だけが栽培している「パープルクィーン」という希少種なんだそうです。
梅仕事の時期になると売られている梅酒用の梅と違って、小さくて赤い梅です。
この子たちを使って漬けたお酒やシロップは赤くなるというのを見て購入したわけですが、なるほどこの色の実ならしっかり赤くなりそう!
洗ってヘタを取ったらこんな感じ。
■漬け込みじゃ!
下準備をしたら煮沸消毒した容器に氷砂糖と交互になるようにいれて、日本酒を注ぎ入れます。
今回は梅の実が変わるとどうなるか試したかったので、去年お世話になった中で最もベーシックな印象だった白鶴 手作り果実酒のための日本酒を使うことにしました。
という訳で実際の様子がこちら。
氷砂糖と比較すると実の小ささを感じていただけると思います。
さぁここからはソワソワと待つのみ!と言いつつ、翌日も様子を見たところド肝を抜かれました。
も、もう赤くなってる!!!!
氷砂糖もほぼ溶けてるし。やば。
もうこの時点で私のワクワクはピークに達しました。
1日でこんなになっちゃうなんて、数ヶ月後には一体どうなってしまうってんだ……!!!!
■というわけで10月です
そんなこんなで4ヶ月経ちました。
付属のレシピには1ヶ月で飲めるとありましたが、ちょっと味見のタイミングを逃したのと、なんとなく前回と合わせるために長めに待ってみました。
どんな仕上がりになっているのか!
ではご覧ください。
真っ赤!という訳ではありませんが、紅茶よりかは赤いなーくらいの感じ。
普通の梅酒からすると明らかに赤いのは確かです。
■いざ、実食!
まず一口目、甘い!
梅の風味がかなりフルーティに香ります。
パッと甘味がきたあとに、梅酒らしい酸味がくる感じで非常に爽やかです。
結構味は濃いめかも。
THE 梅酒、というよりは梅シロップに近い感じがしました。
使った日本酒が癖の無い日本酒らしい日本酒だったので、ちょっと意外な仕上がりでした。
結構ガチ目にフルーティなので、食事のときにはちょっと甘すぎるかもです。
アテ無しで、ゆったりリラックスしながらちょこっと晩酌するのに良さそうだなーとか考え中です。
あーでもクリームチーズに蜂蜜かけたやつとかには合いそうかも〜〜〜〜〜〜!!!
それにしても。
お酒を変えればそりゃ味が変わるだろうとは思っていましたが、実の方を変えてもこんなに違う梅酒ができあがるとは!
大発見した気分です。面白いなぁ。
■ウキウキが止まらないんだぜ
もう少し時間をかけたら、もっともっと深い味になっていくんでしょうか。
あるいはもっと色が濃くなるのかな。
飲み終わって残った実をジャムにしてみたら、やっぱり味が違うのかもな。
どうしよう!
めっちゃウキウキしてきた!
というわけで、今年はこんな感じの梅仕事でした。