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記者に必要なAIリテラシーとは

 また、無謀なタイトルをぶち上げました。恥を晒すだけだとわかっていてもやめられない。自分がこんなにスーサイドダイブ気質だとは知らなかったです。でも、こんな自分が今日も大好きです。では、今日もいってみましょう。

 まず、記者の仕事は、大体取材、校閲、整理などに分けられます。

1.取材記者
 皆さんがテレビや映画でよく見るのが取材記者。トクダネを追いかけて東奔西走します。

2.校閲記者
 ドラマ「校閲ガール」で有名になりましたね。記事の誤字脱字、内容の事実関係チェック、見出しや写真は適切かなどをチェックします。

3.整理記者
 校閲から送られて来た記事を適切な長さにして紙面に落とし込み、写真やグラフィックをつける。内容確認や誤字脱字などもチェックします。

このほかにもネット専門の取材、編集などがありますが、大まかにはこの3つが核です。

まず、1の取材記者。皆さんのイメージ通りトクダネの抜き抜かれに日々追われます。警察官や企業担当者、政治家などとの関係値が非常に重要なため、阿吽の呼吸や腹芸、図太さといった事も必要。取材で扱う情報は人から得るHUMINTが主なため、取材活動それ自体にはAIの必要性は薄いでしょう。(詳しい現状については、いずれ出す有料版で書きます。)

重要なのは2.3です。

今はネットですぐに記事が拡散するので、記事や写真に間違いがある場合のリスクは以前と比べものにならない。誤字脱字や写真間違いは爆弾級の危険物に等しいのです。

校閲や整理記者は長年の経験が非常にものをいう。長くやっていると、どういう箇所に間違いが起こりやすいか予測できるようになります。ミスが起こりやすい状況を体で経験する事で、アンテナが培われる。

私は、この経験値をAIに学ばせる事ができれば新たな局面を迎える事ができると思っています。

人の体にしみついた経験をどのようにしてAIに学習させるか。これが今後のメディアにおけるAI活用の肝になってくるでしょう。

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