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漢方薬の覚書

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主にドラッグストアで販売されている漢方薬のちょっとした疑問の覚書です。ちょっとマニアックな生薬製剤のお話も出てくるかも?!
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#漢方薬

大正製薬:コリッシュ(治肩背拘急方)

大正製薬:コリッシュ(治肩背拘急方)

ドラッグストアで販売されている漢方薬・生薬製剤を紹介しています。
今回は、大正製薬から販売されているコリッシュの紹介です。

コリッシュの販売ターゲット商品名とパッケージからわかるように、コリッシュのターゲットは、
肩こり・背中の痛みです。
肩こりや背中の痛みは、いくつか原因があります。
同じ姿勢していたから、力仕事をしていたからと運動面から原因もあれば、
食べ過ぎ、ストレスに対する防御反応、高血

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漢方薬一覧

気血津液(水)弁証による漢方薬気虚の漢方薬

四君子湯
六君子湯
補中益気湯
清暑益気湯
玉屏風散
生脈散
参苓白朮散
帰脾湯
加味帰脾湯

気滞の漢方薬

四逆散
逍遙散
加味逍遙散
香蘇散
柴胡桂枝乾姜湯
柴胡加竜骨牡蛎湯

血虚の漢方薬

四物湯
当帰芍薬散
十全大補湯
温経湯
当帰飲子
参茸補血丸
婦宝当帰膠

血瘀の漢方薬

桂枝茯苓丸
桃核承気湯
血府逐瘀丸
芎帰調血飲第一加減
治打撲

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漢方薬に含まれる生薬数

漢方薬に含まれる生薬の数にまつわる話。

生薬数の多い・少ないひとつの漢方薬に含まれる生薬の数が多いほど、
効き目はマイルドになり、副作用が少ない。

逆に、生薬数が少ないほど、
効き目はシャープ。その分、対応できる症状の範囲が狭まるので、
副作用が起きる可能性が高くなる。

防風通聖散は生薬数が18生薬。
当帰芍薬散は生薬数が2生薬。

つまり、防風通聖散は効き目がマイルド。
当帰芍薬散は効き目

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5つの溜まりを散らす五積散

5つの溜まりを散らす五積散

正月太りの話題が出やすい1月。
食べる量も、冬ゆえの身体のため込み機能も、冬ゆえの寒さも。

前回のnoteで、月経時の不調って一体何なのだろうか?ということを書きました。
1か月の過ごし方の結果ため込んだ不調に対して、月経時にリセットするためにその治癒の過程を一気に経験するのではなかろうか。というお話です。

その時に話題がでた「五積散」についてまとめてみました。

五積散はどんな時に処方される

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梅核気に半夏厚朴湯

梅核気に半夏厚朴湯

子どもたちが夏休みだったあの月。そう8月。
8月も終わる頃に初めて喉の違和感、飲み込めるけど飲み込めない状態になった。

現在。中学受験をする予定の長男が4年生から5年生へと学年が上がった2月。
問題の質、量ともに大幅アップしたが故に、長男も波に乗り切れず、私も不安とイライラが増し、笑えるくらいに身体に顕著に現れた。あの飲み込めない状態。

これが、梅核気か!
というぐらいに、梅核気であることがよ

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半夏厚朴湯を手にする時「ストレスじゃないよ」という

半夏厚朴湯を手にする時「ストレスじゃないよ」という

喉につまりがある。
というか、痰が絡んでなかなか取れない。
実際に痰があるかどうかは疑わしいけど・・・。
そんな時に使うのが半夏厚朴湯が代表的。

過去に胃痛がきつかった時、内科に行ったら、
処方されことがあります。その時の病名は不安神経症。
クラシエの漢方セラピーシリーズの「半夏厚朴湯」の表現は、
「のどのつかえ感、不安神経症に」と書いてあります。
しかし、そんな大げさなモノにはしたくないなぁっ

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怒りのエネルギーの矛先はどちら?

怒りのエネルギーの矛先はどちら?

怒りのエネルギー。
これを東洋医学の世界:五行&五臓の世界でみると、怒りのエネルギーは「木」のエネルギーになり、「肝」の不調によって起こりやすい、逆に、「肝」が不調だから、怒りのエネルギーが起こると考えます。

肝の不調

これは東洋医学の世界での話です。
肝の不調は、気の滞り(気滞)、血の不足(肝血虚)。
この二つから派生して、気(陽=熱)が溜まり、血(陰=冷却)が減る、つまり、肝が熱を生み出し

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膀胱炎の代表的な漢方薬

すごくナンセンスなタイトルですが・・・。
思わず「膀胱炎かも??」っと思ってしまう排尿にまつわる不調に対して、使われている漢方薬を列挙します。

処方箋でみかけた膀胱炎の漢方薬=猪苓湯調剤事務として調剤薬局で働いていた時、
泌尿器科の処方箋でよくみかけた漢方薬は、猪苓湯です。

膀胱炎と言えば、猪苓湯というくらいに頻繁に処方されていたのを覚えています。

ドラッグストアで買える膀胱炎の漢方薬膀胱炎

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膀胱炎と漢方薬~膀胱炎とは~

薬屋勤務では、膀胱炎”らしき”症状で相談される方が増えました。
おトイレの回数が多いから膀胱炎。
おトイレをする時、なんとなく痛みがあるような・・・。
これぐらいの感じの相談です。

膀胱炎は、膀胱・尿路に炎症が起きて、
各種自覚できる症状を体感することで「あっ、膀胱炎かも」と
思うわけです。

西洋医学的に見た膀胱炎西洋医学的にみた膀胱炎は、
細菌感染(主として大腸菌など)によって生じる膀胱粘膜

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