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実家を出たとき

2021年7月。30年ちかく暮らした実家を出ることにした。 母がいなくなってから、 仕事と実家での家事が中心の生活がはじまり、 広い家。家事ができない兄。 生活リズムが大きく異なる父との分担にも少し無理がではじめていた 最初はひとりで暮らそうと思っていたけど、 計画しだしてから、5ヶ月。 彼と一緒に住むことになり、ようやっと部屋が決まった。 父は寂しがるよね そこだけ、心配がある。 仏壇を持っていくことはできなかったから、 母と私がうつったお気に入りの写

    • 幸せな思い出は涙をさそう

      今日アラジンを見た。 実写化のアラジンは、1年前くらいにNetflixかなんかで 父と一緒にみていた。 その時は、母を失った悲しみもまだ強く抱えていて、必死に時間を潰していたころで、見た記憶はあっても、中身をあまり覚えていなかった。 前日、今回の実写版のテレビ放送予告を見るなり、 明日アラジンを見ようって父が言った。 楽しみにしているみたいだった。 当日は アラジン見るから先にお風呂とかいうくらい、見たい気持ちをふりまいて 見始めるなり、父がいう。 「ママ

      • 責めるのをやめるのと、責めたくなる気持ちは切り離して考えたい

        人を責めないようにしたい。 最近心がけていること 誰かを責めて自分も相手も疲れるし、良い方向に向かうことの方が少ないから、できるだけ責めずに伝える方法をとりたいと思う。 これは、家族内やパートナーとのコミュニケーションとかでは特に気をつけているところ。 責められて、反省して、ごめんねって出来ることもあるだろうけど よく責められてしまう機会が多い人や、責められることを恐れている人には、ただただ責めることは本当に逆効果だなと思う。 責めることで、良いことは何も生まれな

        • 嬉しくて泣いたのはこれが初めてだったかな

          自分がいつか、見直すように。 未来、どういう状況でこれを目にするかはやっぱりわからないけど、 今一緒にいる彼が、私を嬉し泣きさせたことを、 昨年の私には想像もつかなかったであろうと思うから 書き残しておきたい。 ーーー 母が亡くなってから、3ヶ月。 母の看病が始まるつい直前まで、大好きだったひとのことは、 好きじゃなくなっていた。 なぜだかわからない。今でも言葉にできないけど、この人じゃない。 そう思った。 久しぶりに想う人がいなくなった。 変な感じ。

        実家を出たとき

          一周忌を通じて心があたたまった話

          母の命日から1週間前の今日、一周忌を行った。 コロナもあって、お坊さんにお経をあげてもらうのみにした。 ただの儀式だと思ってたけど、お坊さんにとても心温まる言葉をかけてもらったので、またnoteを書きたくなった。 記憶力があまりよくない私には、こうやって書き残すのがいい。 そしていつかまた読み直したときに、自分の心を温められたらいいなと思う。 母のお墓で、新しい仏花を準備し終えたタイミングでお坊さんが到着した。 そのお坊さんが、母の遺影をみるやいなや 「知的で、

          一周忌を通じて心があたたまった話

          母の愛を思い出したくて

          母が亡くなって11ヶ月。 一周忌が近くなってきた。 今、どうやって生きているかというと 仕事をしている。出来ないことにもがき苦しみながら、ときに成長を楽しみながら。 彼氏と幸せに過ごすための方法を考えている。母がいなくなって枯渇した愛情を注ぐ場所と、受け取っていた愛情がなくなって、踠いていた私は、救われようとしていないつもりで救われていた。 父が今後も元気に楽しい人生を送るには、何ができるかを考えている。母と2人で過ごすことを描いた老後の人生を、違う何かで幸せを齎す

          母の愛を思い出したくて