アラフィフでも、Webエンジニアになれるか
今、WebサイトやWebアプリを作る勉強をしている。
まさか、この歳になって、またプログラミングを勉強しようと思う時がくるなんて、予想もしていなかった。
きっかけは、昨年、知り合いの紹介で、会社のWebアプリを作ってほしいとの依頼を受けたことだ。
過去にシステム開発をしていたとはいえ、プログラミングの実務を離れてから、15年位経っている。
しかも、私がやっていたのは、製造業の業務システムだし、Webアプリは、作ったことがなかった。
何の言語を選べばよいかもわからなかったが、初心者でもわかりやすいという情報があった、Rubyを選び、フレームワークにRailsを選んだ。
フレームワークを使った方が良いことくらいは、私にもわかっていた。
始めてはみたものの、何から何までわからないことだらけ。システム開発会社からの仕事でもないので、ツールも環境も、自分で決めなくてはならないし、コーディング基準もない。Gitも、Herokuも、初めて知って、初めて使った。
しかも、仕様のビジネスロジックが複雑で、何度も投げ出したくなった。最後は神様に祈った。
必死になればなんとかなるもので、どうにか作り上げ、なんとなく様子もわかってきた。
なぜ、二度とやることはないと思っていた、システム開発の仕事がやってきたのか。不思議だが、心当たりといえば、こんなことがある。
会社を辞めてから、5年ほど物販をやってみたものの、私にはあまり才能がないのか、全然仕事として成り立たなかった。
つらい時間を過ごした後、多少スピリチュアルを学び、心の安定を取り戻していた私は、「私の才能が活かせて、最高のサービスを提供し、最高の報酬を受け取れる仕事をしたい」というお願いを神様にしてみた。
それからまもなくして、システム開発の仕事がやってきた。
あまりにも突然すぎて、驚いた。
正直、できるかなあと思った。
けれど、できないこともないだろうという自分もいた。
だから、やってみた。そうすると、半年前とは違う場所に今立っている。
私は、Webエンジニアとして食べていくんだ!というこだわりがあるわけではない。
私は、人々に幸せを提供できるようなビジネスをしている会社や人たちをサポートしながら、楽しく働きたいと思っている。
そのために、自分が貢献できそうな、得意なことは何かなあ?と考えた結果、ITならできるかも。と思ったのだ。
少なくとも、Webサイトを作ることができれば、応援したい活動のボランティアくらいできるかもしれない。
そう思って、まじめに勉強してみることにした。
今は、自分の可能性を広げている途中である。
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