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『君はサブカルな雑文になりたい』全集

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『君はサブカルな雑文になりたい』全集と言っても過言では無い。サブ雑の決定版!
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記事一覧

君はサブカルな雑文になりたい-0

君はサブカルな雑文になりたい-0

 私は今から適当なことを書こうとしている。
どうでも良いことである。
今までもそうしていたではないか?

否、そこそこに本気であった。

とは言っても、あなたにとってどうでもよいことであり、わたしは好きなことを書くということである。

やっぱり変わらないではないか。

まぁそうなのであるが、一応、伝えようという気持ちはあったのである。

要するに、伝える気もないし、それで良いということである。

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君はサブカルな雑文になりたい-0.76

君はサブカルな雑文になりたい-0.76

 語感が良いなと適当にタイトルを付けたのだけど、今更ながらサブカルとは何だっけと思ってしまう。

なんとなくアンニュイにアニメとか漫画、好きな映画なんかの話をしようかなーと気楽に考えていたんだけど..

サブカルってなんだっけ。

サブカルチャーはハイカルチャー(教養が必要)やメインカルチャー(広く普及)に対してってことらしい。

アニメって日本のメインカルチャーだよな...
昔はサブカルと呼ばれ

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君はサブカルな雑文になりたい-0.888

君はサブカルな雑文になりたい-0.888

 私はシャーマンキングが好きです。今、放送してるシャーマンキングフラワーズのアニメもおもしろいですよね。
所有してるのは、故あって無印完全版のみなんですけど。まぁ絵柄とかすかね。

シャーマンとはあの世とこの世を繋ぐもの。
より強く霊を扱う為には、その霊にとって深い繋がりのある媒介が必要となります。

これって考察となんとなく似ていません?

思い入れのある作品だからこそ、より深い考察が出来ると思

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君はサブカルな雑文になりたい-1

君はサブカルな雑文になりたい-1

 ゲド戦記 影との戦い
私はオジオン様が好きです。オジオン様はゲドの師です。(後述)

まずは世界観も兼ねて、お話しします。

この作品が私の心に残したもの。それは、
この世界のものには本当の名前があるということでした。例えば、石ころひとつとっても、どの川を流れて来た何という河原の石なのか、といったようにです。
そして、そのように深くそのものを理解していなければ、その石ころひとつ、真に魔術で扱うこ

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君はサブカルな雑文になりたい-2

君はサブカルな雑文になりたい-2

 精霊使い エレメンタラー について語りたいと思います。

この作品のラスボス戦にて、主人公・覚羅は手を捥がれ、足を捥がれ、それでも覚羅であると言われます。

友人の記憶を奪われ、孤独を奪われ、哀しみを奪われます。

どこまでいけばお前でなくなるのか?

このことが私の心に残り、私とは一体何なのだろうと考えたりもしましたね。

 合わせて、ジ・エンドについても語ろうと思います。

主人公らの1人。

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君はサブカルな雑文になりたい-3

君はサブカルな雑文になりたい-3

 今回は新機動戦記ガンダムWについて語りたいと思います。

主人公ヒイロ・ユイはスーパーメンです。

物語の終盤、彼は宿敵のゼクス・マーキスに向かって、こう言い放ちます。

「俺もお前も弱者なんだ!」

どゆこと?ゼクスに脆弱性を感じることはあっても、ヒイロはずっと強いまま。

強さとは?と。

私自身は昔と比べて強くなりたいという気持ちはずいぶんと減ったような気がします。

足りているということ

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君はサブカルな雑文になりたい-4

君はサブカルな雑文になりたい-4

 シャーマンキングの麻倉葉と封神演義の太公望が好きなんですよ。

なんとなく2人とも悟ってて背負ってる感じがしませんか?

 背負ってるといえば、モンゴルマンもバッファローマンを背負ってますよね。

そう、ロングホーントレインです。

「あんたをパートナーに選んで本当に良かったよ」

そのセリフがサンダーサーベルのように突き刺さりました。

死を賭して、互いに互いを思い遣る

だからこそ、胸に響い

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.零

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.零

 前期ラストで終わりって言ったんですけど、2ndシーズン突入します。

きっかけは、ネタにしたキン肉マンを読み直したら事実誤認があったんですよね。

で、記事を書き直したんです。

まぁ感動は揺るぎなく、変わらずあったわけなんですが。

(つか、腕もげても普通に試合出来るし、翌日に完治だし、超人の設定って秀逸です。魔法は使えなくとも、とても丈夫なんです。)

ま、で、今の現在、めだかボックスを久し

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.零.五七

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.零.五七

 2ndシーズンともなれば、内容にブレが生じても問題ないはずである。

むしろ、こういった連載ものは初期プロットから外れていくことが本道とも言える。

だがしかし拡大解釈こそすれ、大きな括りで捉えてみれば、ほら其処はもうきっちきちに雑文なのである。

物事を俯瞰してみなければならない。

見るのではない、観るのだ。

朝起きて、夜寝る。
もしくは夜に起きて、朝眠る。

サブカルな匂いがしてきたであ

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.壱

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.壱

 先日、実家に帰ると食卓に父親が入っている句会の紙が置いてあったので、はらりほろりと眺めてみる。

どうやら、季語の二つは決まっていて、残りの五句は自由に詠むということらしい。

10人程度の句会だが、1人が七句なら全部で
七十句ある。結構な詠みごたえである。

初っ端から季語が読めない。次も読めない。
しかしながら、こうですか?と聞いてみると
一つは当たっていた。

また、他の方のnoteを読ん

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.弍

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.弍

 あー今日は、といいつつ何本目だろう。

ストックしとこうとかそういう意味合いで
書き綴って続ってしているわけではないんだけれど、

そうだ、ブギーポップにしよう。

ライトノベルも好きでよく読んでましたね。

僕は自動的なんだよ。でしたっけ。

チョコミントが好きなのは、あの頃からなんだと思う。

実は、最終巻まで読んではいない。

シリーズとして大きくなり過ぎたのか、まぁ、
その辺の考察はどう

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.三

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.三

 最近、コレはおもしろいと思う漫画があって、続きを買いに行ってきた。

本屋さんで3、4、5、、、でも、ちょいと不安要素があるんだよなと思いつつ、6巻まで手に取り買って帰った。

その不安は、的中して3の最初で読むのをやめて、5とか6をパラパラめくる。

うん。コレは、全2巻で済む話や。

読んでないけど、勝手にそう思って終える。

適切な分量というものがあるのだ。

そして、漫画には全1巻という

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.四

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.四

 今日はギャンブル漫画、大本命の金字塔、
銀と金について語ってみたいと思います。 

1994年3月 森田鉄雄 引退−

物語の終盤、主人公は稼業を引退し、
それ以降、出番はありません。

まぁそれはともかく、新たなメンバーを加えて
次の勝負へと銀さんは赴くのです。

そこで銀さんは、こう説きます。

一つの世界を閉じて、その中で利権を回す出来レースだと。

そして、勝つにはまず「道」だろ...と

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君はサブカルな雑文になりたい 2nd.五

君はサブカルな雑文になりたい 2nd.五

 最終話のセレクトはノーライフキングです。

普段のサブ雑においては、記憶に強く残っているものをテーマに据えていて、作品を見返したりはしていませんでした。

しかし、今回は何故か、読み直してみようと思ったのです。

これにしようと選びはしたものの、はっきりと
した形が出てこず、

抽象的なイメージだけが浮かぶだけで
言葉がうまく紡げない、

と感じたのかも知れません。

タイトルがキングなだけあっ

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