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君はサブカルな雑文になりたい-1

 ゲド戦記 影との戦い
私はオジオン様が好きです。オジオン様はゲドの師です。(後述)

まずは世界観も兼ねて、お話しします。

この作品が私の心に残したもの。それは、
この世界のものには本当の名前があるということでした。例えば、石ころひとつとっても、どの川を流れて来た何という河原の石なのか、といったようにです。
そして、そのように深くそのものを理解していなければ、その石ころひとつ、真に魔術で扱うことは出来ないといった奥深さも、魔術という得体の知れないものをより神秘的に感じさせてくれました。

では、私の心に刻まれたオジオン様の逸話を話したいと思います。

雨が降ってきたんですよ。そこら辺の魔法使いなら雨よけの魔術を使います。だけど、オジオン様は使いません。

真の魔法使いは、自然界に安易に干渉するようなことはしないんです。

さらっとしたエピソードなんですけど、とても心に残っています。

             END


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