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好きな映画100(75-71)

好きな映画を100作品選びました。

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。

▼前回の記事はこちら


75.BERLiN('95)

監督・脚本:利重剛
出演:中谷美紀、永瀬正敏、あめくみちこ
配給:ケイエスエス
はじめて観た歳:16歳('99年)
高校生の頃に観ました。当時、中谷美紀の大ファンで、この映画を知った時にはドキドキしたものです。
なんせ、彼女の役どころが娼婦だったので、どんな感じなのか、実際に観るまではわかりませんでした。
実際に観てみると、これが変わった映画で、ドキュメンタリー風のタッチが取り入れられていたり、ストーリー的にもはっきりと描かれない部分があって、10代にして「こういう映画もあるんだな」という衝撃を受けました。
のちに、20代になってからフランスのヌーヴェルバーグなども観て、その源流があったことを知りました。深い映画です。

74.チャイナタウン('74)

監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロバート・タウン
出演:ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン
配給:パラマウント映画
はじめて観た歳:20歳頃('03年頃)
またしてもジャック・ニコルソン主演の映画です。これも観たのは20歳の頃でしたね。
ジャック・ニコルソンの役どころは探偵役で、『カッコウの巣の上で』('75)などとは異なる静かな演技で、別人のように見えます。ハードボイルドな探偵がよく合っています。
久しく観ていませんが、予告を観ると、この映画も音楽がいいですね。
改めて、私はいい映像と音楽に囲まれて育ったんだなぁと実感させられました。

73.ビッグ('88)

監督:ペニー・マーシャル
脚本:ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、エリザベス・パーキンス、ロバート・ロッジア
配給:パラマウント映画
はじめて観た歳:7歳頃('90年頃)
これも子どもの頃に何度も観た名作ですね。
13歳の男の子が一夜にして30歳になってしまう話です。
トム・ハンクスの演技が本当に子どものようで笑えます。
子どもそのままの発想力で、おもちゃ会社で出世していくというシナリオにも、ある意味ではリアリティーを感じました。
おもちゃ会社の社長と偶然おもちゃ屋でばったり出会い、巨大なピアノ(足で踏むタイプ)を一緒に弾くシーンが名場面でした。

72.サマーウォーズ('09)

監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
配給:ワーナー・ブラザース映画
はじめて観た歳:35歳('18年)
『おおかみこどもの雨と雪』('12)、『バケモノの子』(’15)などでも有名な細田守監督の作品です。
憧れの先輩(女性)に連れられて行った田舎の大家族と一緒に過ごす、ひと夏の物語になっています。それと対になるようなデジタル仮想空間が大暴走し、現実の世界がめちゃくちゃになります。
終盤でおばあちゃんが花札で大活躍するシーンが印象的でした。
私の母方の祖母も花札が強かったらしく、生きている間に教わっておけば良かったと思ったりもしましたね。

71.家族ゲーム('83)

監督・脚本:森田芳光
出演:松田優作、宮川一朗太、伊丹十三
配給:ATG
はじめて観た歳:17歳頃('00年頃)
これは高校生の時に一度観たきりですね(ものすごく観返したいのだが、今のところ配信になし)。
『笑う犬の冒険』でウッチャンがコントでパロディーをやっていたのを観て、本作のことを知った記憶があります(ミル姉さんのコーナーで映画を紹介するものがあった)。
どんな話だったかあまり覚えていないんですが、大好きな映像のオンパレードだったのは覚えています。とにかく、松田優作の存在感ですよね。
家庭教師の役なんですが、これが変な奴なんです(笑)

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