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『どうぶつの森』の住人に学ぶ、対人関係の極意

※この記事は2021年4月21日に
 書いた記事に加筆修正したものです。

※2500字以上の記事です。
 お時間のある時に
 お付き合いいただけると嬉しいです。

相変わらず
『あつまれ どうぶつの森』を
毎日プレイしています。

このゲームを遊んでいて
いつも思うのは、

「現実の世界が
 このゲームに出てくる

 どうぶつたちのような
 人ばかりだったら、
 どんなに生きやすいか」

ということです。

嫌なことがあっても、この世界に行くと、
いつもかわいい動物たちに癒されます。

それは決して見た目が
かわいいからだけではなく、

その言動の一つひとつに
そう思わせるものがあるような
気がするんですよね。

今日は、そんな動物たちの言動から
対人関係における
「愛されキャラ」の極意を
みなさんと一緒に学びたいと思います。

いつ会っても歓迎ムード

『どうぶつの森』を
プレイしていると癒される
一番の理由はこれのような気がします。

現実の世界では、多くの人が
その日の気分や相手によって、
態度が変わるものです。

しかし、この森のどうぶつたちは
そういうことが一切ありません。

こちらから声をかけると、

「今日はそろそろ
 会えるような気がしてたんだ」

「声をかけてくれてありがとう」
などと言って、
いつも歓迎してくれるのです。

こんな相手だったら
話をかけた方としても
「また会いたい」と思ってしまいます。

▲わが島民その1。毎日のトレーニングを欠かさない

何をプレゼントしても喜ぶ

プレイヤーはどうぶつたちに
1日につき1個だけ、
プレゼントを渡すことができます。

はじめて遊ぶ方は
「もしかしたらこんなものを
 渡しても喜ばないのでは」

と不安に思うことが
あるかもしれませんね。

でも、安心してください。

どうぶつたちは何をあげても
ネガティブな反応は一切しません。

たとえ趣味に合わないもの
だったとしても、

「自分ではこういうものは
 なかなか買わないから」
「島の生活では
 何が役に立つか分からないからね」

などと言って
喜んで受け取ってくれます。

一番心に響いたのは、
「いっき(私)のくれるものなら
 なんでも嬉しいよ」
という言葉です。

嫌なことが続いて
心がささくれている時には、
こんなささいな言葉に
グッときてしまいます。

こんな言葉にグッときてしまうのは、
逆に言うと、現実の世界では
否定ばかりされていることの
表われです(^^;

そんなわけで
どうぶつたちに
貢物を捧げる毎日を送っております。

▲わが島民その2。古株感満載の姉御肌

ニックネームで呼んでくる

どうぶつたちと親密度が増すと、
どうぶつの方から
「○○って呼んでいい?」
と聞いてきます。

「いいよ」と言うと、
次に会った時からは、
あなたのことをそのニックネームで
呼んでくるようになるのです。

それぞれどうぶつごとに
違うニックネームを付けてきて、

どうぶつによって
違う呼び方をするようになります。

たまに他のどうぶつが使っている
ニックネームを羨ましがって、

「ぼくも○○って呼んでいい?」
と聞いてくることもあるんです。

ここでも「いいよ」と言うと、
次に会った時からは
あなたのことをそのニックネームで
呼ぶようになります。

▲わが島民その3。わが島のアイドル

いつもほめてくれる

現実の世界では
時に嫌なことを
言ってくる人もいますが、

『どうぶつの森』の住人たちは
決して相手を否定するような
言動をしません。

むしろ、いつもほめてくれます。

髪型や服装を変えると、
すぐに気がつき

「似合ってるね」
「センスがいいね」と、
褒めちぎってくれるのです。

ホント、『どうぶつの森』は
こういうところが
よくできていると思います。

現実の世界では面と向かって
誰かを褒めるのって、
照れくさくて
なかなかできないものです。

そういうことを自然にできる人が
結局は誰からも愛されるのでしょうね。

▲わが島民その4。妹キャラ、趣味は読書

自分に興味を持ってくれる

前述したように、
どうぶつたちはいつも
プレイヤーを歓迎してくれます。

歓迎してくれるということは、

プレイヤーである「あなた」のことが
大好きである証拠でもありますね。

そう、どうぶつたちは
あなたのことに興味津々なのです。

だから、どうぶつたちは
たまにあなたの趣味だとか、
好きなものについて質問してきます。

ここでも一切、
あなたのことを否定しません。

「自分も好き」
「知らないけど、今度やってみるね」
とポジティブな反応が返ってきます。

さらにおもしろいのが、
住民はあなたのことが
好きなどうぶつばかりですから、

あなたのことを噂するようなんです。

複数のプレイヤーが
一つのデータを共有していると、

自分がプレイしている時に、
他のプレイヤーが何をやっていたとか、
どんなものが好きか
というのを教えてくれるのです。

現実世界では
誰にも見向きもされないとか、

嫌われてばかり
とか言うこともあるでしょうが、

『どうぶつの森』では
どんな人がプレイしても
どうぶつたちの注目の的になります。

▲わが島民その5。
 すぐに食べ物の話になる食いしん坊

たまに向こうから話しかけてくる

『どうぶつの森』では、
基本的にプレイヤーが
どうぶつたちに話をかけて

リアクションが
楽しめるようになっています。

しかし、長くプレイしていると、
時折、どうぶつの方からあなたに
声をかけてくることがあるんです。

この頻度が絶妙なんですね。

決して、プレイヤーの
自由な時間を邪魔しない、
絶妙な頻度で声をかけてきます。

向こうから声を掛けてきた時には、
プレイヤーが使える
リアクションを教えてくれたり、

プレゼントをくれたり
することが多いです。

どうぶつたちには
固有の口癖があるんですが、

新しい口癖を考えてほしい
と言ってくることもあります。

新しい口癖を提案してあげると、
どうぶつはその口癖を
使うようになり、

それが広まって、
他の住人たちも
使うようになることもあるんです。
(最近、うちの島で流行った口癖は
 「逆に」)

たまに手紙をくれるのも
嬉しいサプライズですね。

どうぶつたちからもらった
つたない文の手紙を読むと、

「一生懸命書いたんだなぁ」
とけなげな姿を想像してしまって、
なんだか癒されます。

▲わが島民その6。ファッションセンスが独特

~まとめ~

他人に好かれたいなら、
『どうぶつの森』の住人たちから
学ぶことは
多いような気がします。

いつも相手を歓迎・肯定し、
興味を持って、

それでいて、
節度のある接し方をしてくれる

このゲームの
住人のような人がいたら、
誰もが親しくなりたい
と思うことでしょう。

『どうぶつの森』は
かわいいだけの
ゲームではなく、

そんな勉強にもなる
ゲームだと思います。

▲わが島民その7。
 海外暮らしの経験もあり大御所感満載

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