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映画レビュー『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)トム・クルーズのアクションが劇場で観られるのは今でしょ!

私がシリーズ作品を
あまり取り上げない理由

普段、私はシリーズ作品の
映画をあまり取り上げません。

というのも、私自身、
シリーズ作品というのが、
あまり好きではなくて、

シリーズが長くなるうちに
段々と観なくなってしまう
というのもあるからなんですね。

いや、シリーズが
続いているものでも、
観ることはあるんですが、

改めてレビューで取り上げる、
というのはあまりしない方です。

なんだか、長いシリーズになると、
もう自分が門外漢のような
気がしてしまって、

そんな理由があって、
あまり積極的に取り上げません。

ついでながら言うと、
この『ミッション:インポッシブル』
シリーズも今年になってから、
はじめて観ました。

別に観たくなかった
わけではないんですが、

「いつか観よう」
と思っていたら、
何十年も経ってしまっただけです。
(私はこういうのが多い(^^;)

ですから、私が
わざわざこうして、
シリーズの最新作を取り上げるのには、

それなりの意味がある
ということを
先にお伝えしておきましょう。

トム・クルーズのアクションが
劇場で観られるのは今でしょ!

そもそも、妻がトム・クルーズの
ファンなんです。

そういうのもあって、
『ミッション:インポッシブル』
シリーズを観はじめましたし、
本作も劇場で観ることになりました。

まだシリーズも
全部観ることができていません。

3作目までは観たところ、
それぞれの話は、
それほど繋がっていないので、

すっ飛ばして、
最新作を観ても大丈夫!
と判断をしました。

なので、シリーズを全部
観たことがない人にも
本作をオススメします。
(1作目くらいは観た方がいいかも)

妻の説得材料も大きかったですね。

このシリーズでは、
主演のトム・クルーズが
ほぼスタントなしで、
身体を張ったアクションを
見せてくれます。

妻が言うには、
「トムのアクションを
 劇場で観られるのは、
 そう長くはないだろう」
ということでした。

たしかに、それはあります。

トム・クルーズは、
今でも若く見えますが、
もう61歳です。

いくらなんでも、
あんな激しいアクションを
続けられるはずがありません。

トム・クルーズの身体を張った
アクションを劇場で観られるのは、
もう何回もありません。

だから、これは劇場で
観ておいた方がいいんです!
(妻の発言の丸パクリ)

世界を揺るがす「鍵」の存在

シリーズを知らない方のために、
どんな作品か紹介しておくと、

本作は、かつてアメリカで
放送されていた

『スパイ大作戦』('66~'73)
というドラマをベースにした
シリーズ作品です。

毎回、トム・クルーズ演じる
イーサン・ハントが
さまざまな指令を受けて、
スパイ活動をします。

目的を達成するために、
相手を騙したり、
包囲網を潜り抜けるために
華麗なアクションを繰り広げたり、

見た目にも刺激的な作品ですが、
ストーリーの方も
よくできています。

今回は、何より、
世界を巻き込んだ話になっていて、

歴代のシリーズの中でも、
壮大さが格段に上がっている
と言えるのではないでしょうか。
(あくまでも予想、
 シリーズ全部は観ていないので)

本作はロシアの潜水艦から
物語がはじまります。

この潜水艦は、最新の AI を
搭載した次世代潜水艦で、
「デッドレコニング」という
「推測航法」を試験運用していました。

しかし、突如として、
この AI が暴走します。

この潜水艦は自らの魚雷によって、
沈没し、船員もすべて
事故死してしまいました。

今回のイーサン・ハントの使命は、
この AI を制御するための
鍵を手に入れることです。

しかし、AI は自由にいろんな
ネットワークに侵入し、
イーサンの行く手をはばみます。

そして、何よりも、
この鍵の具体的な役割は、
知らされていません。

この鍵を手に入れるべく、
他の人物たちも現れ、
争奪戦の様相を呈していきます。

とにかく、
壮大なストーリーが興味を惹き、
ハラハラするアクションが
見ものの作品となっています。

2時間半以上ある作品ですが、
ストーリーは本作で完結しません。
(タイトルに「パート1」とある、
 「パート2」は来年公開予定)

語るべきことはたくさんあるのですが、
とてもここには書ききれないですね。

ぜひ、劇場の大画面と
迫力満点のサウンドシステムで
楽しんでほしい作品です。

これ以上、余計なことは言いません。


【作品情報】
2023年7月21日公開
監督:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー
   エリック・ジェンドレセン
原作:『スパイ大作戦』
   ブルース・ゲラー
出演:トム・クルーズ
   ヘイリー・アトウェル
   サイモン・ペッグ
配給:パラマウント映画
   東和ピクチャーズ
上映時間:163分

【シリーズ作品】


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