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#中途入社

本当の名刺交換の仕方

新入社員の第一の関門が名刺交換だ。ただ単にちょっと良い紙を交換し合うだけの意味不明な慣習だと思うなかれ。マナーなんて気にしない人もいるにはいるが、世の中のリーマンは未だそういったクラシカルな伝統を我が子のように大事にする中高年で多く占められていることを忘れてはいけない。

私は30歳を超えて初めて名刺交換なるものをした。まだ名刺交換なるものをしたことがない、これからするだろう諸氏に私が助言できるこ

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入社2日目にすべきこと

入社して2日目には何をするべきか。大抵の人は以下を思い浮かべるのではないでしょうか。

1.2日目で何もできるわけないのでやることは1日目と特に変わらない

2.上司から言われたことに忠実に従うのみ

3.1日目でこれからの近未来に絶望したので早々に辞表をしたためる

4.「昨日入社した○○です」と言って社内に愛想を振りまく

5.社史を引っ張り出して読み込み、社長に媚を売りに行く

上記を思い浮

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見本にしてはいけない

入社一日目にすべきことはまず何か。

あいさつ回りでもなければ上司への自己アピールでもなければ社長に媚を売ることでもない。

それはずばり、社内の人間関係の把握だ。

誰がリーダーシップを持っていて、誰が影の支配者で、誰が陰口叩けれているのか、その把握だ。

無能な振りをしながら周囲を伺っていると、それとなく気付けてくるだろう。この人はよくしゃべるけれど、決してあの人に話しかけないとか、あの人が近

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遅すぎることはないと人は言うけれど

私は決して若くはない。その癖、社会慣れしていないせいか、いくつか見た目は若く見られる。

大学を留年した後、フリーター生活を延々と続け、現在リーマン3年目に至る。社内では若い方だ。しかし、社会一般的に見ると、もうその分野で一人前になってていいはずの年齢だ。その為、今でもいろいろと辛い目に出くわす。

「君は本当はキャリア何年目だい?」

「その年でやばくないか?」

いろいろ言われる訳です。私が入

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