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「お鈴」に学ぶ呼吸

「お鈴」の音が好きな野地です。

毎日行っている「朝5時会」では
曜日によって皆さんからいただくメッセージの
テーマが変わります。

今日は金曜日ということで、
「おかね」や「金属」についてのテーマでした。

たくさんのコメントが来るのですが、
私が今日思ったのは、
冒頭の「お鈴(おりん)」の音。

仏具屋さんに行くと大きさもデザインも様々な
たくさんの種類の「お鈴」があります。

洋風のお部屋のインテリアにもバッチリ
というデザインもありますね。

音も様々。
そしてなんといっても響き(余韻)がいいんですよね。

何だか、静寂の世界に連れて行ってくれる感じで😊

巨大な「お鈴」がお寺の鐘なのかな(^^♪

深めのお椀型の空間で響き合って
何とも言えない音の波紋を作っているんでしょうね。

でね、人間のカラダもそんな音が
出せるようになっているんですよ。

「声」です。

普段の声も声帯を振るわせて
その振動を広げることで出ているのですが
この「質」を高めることが意識的にできます。

「声に張りがある」という言葉を
お聞きになった事はあるでしょうか。

この「張り」って「響き」の事だと思います。

小さくてもよく通る声の人もいますが
大声で耳障りな声の人もいます。

自動車で例えると、
排気量の大きな車でゆったりと走るのと、
排気量が小さい車で必死でブンブン飛ばす
のとの違いでしょうか。

この「排気量」がすなわち「呼吸の深さ」なんです。

深い息ができる人は一回に出せる空気が多いので
余裕をもって声にすることが出来るんですね。

声は吐く息と共に作られます。

余裕のある声の出し方は、
「おなかの底から息を吐くこと」って
音楽の時間に習ったような記憶がありますが、
まさにその通りですね。

まずは自分の呼吸がどんな状態か
気付いてあげてください。

今は浅くても大丈夫。

深くできるレーニングがあります。

息をできるだけ細く長くゆっくり吐き出すことです。
そして吐き切ったらほんの少し止めるイメージで、
その後、力を緩めて息を吸います。
(レントゲンを撮る時みたいにグーンと吸いすぎません。
自然に入ってくるだけで十分です)
これだけ。

一定時間の呼吸の回数を記録していくと
息が深くなっていくのを感じられますよ。

トレーニングなので出来るだけ毎日ちょっとずつね。


今日は金曜日。色んな物事と自分が響き合える一日でありますように💖

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