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『笑いのカイブツ』を観る前にコラムで心を揺さぶられた話

家から出なさすぎて、まず公開期間中に映画館に向かえるのかチャレンジ。
こんばんは、梅澤です。

こちらの記事を読みました。

noteで『古畑任三郎vs霜降り明星』を書かれている前田知礼さんの映画コラムです。
ダウ90000蓮見くんのツイートでフォローしていたのですがnoteはまだでした。
『古畑任三郎vs霜降り明星』は読んでいいねを付けていた。今、noteもフォローしました。(遅い)

コラムを読んでもらえれば全部わかるんですが『笑いのカイブツ』は伝説のハガキ職人ツチヤタカユキさんの自伝小説を実写映画化したものなんですね。

で、わたしはツチヤタカユキさんをリアルタイムで知っているかと言うと、ちょっと怪しい。
NHKの『着信御礼!ケータイ大喜利』は楽しみに見ていましたし、携帯片手に何度かチャレンジしたこともあります。
NHKラジオ第一で『wktkラヂオ学園』から現在の『らじらー』になるまで、シゲが土曜レギュラーを務めていたこともあり、番組にゲスト出演したこともありましたね。いやー、懐かしい。
ちなみにケータイ大喜利は、一度も採用されたことがありません。
1回だけ、自分の出した答えとほぼ同じものが採用された時にすごく悔しくて人に話したら
「誰かと同じ答えな時点でダメなんじゃない?」
と言われました。本当にそう。
大喜利って、面白いことは大前提としてスピードと独創性がないと階級が上がるどころか採用もされないんですよね。
ケータイ大喜利は、バカリズムさんが言うところの競技型大喜利。海外からの投稿もあった気がするので、全世界視聴者参加型競技型大喜利。
そこでレジェンドだったツチヤタカユキさん。

しかし、わたしはそこでのイメージより、後にオードリー若林さんがツチヤさんのことを話していたエピソードが強く印象に残っています。
「一言、『人間関係不得意』とだけ返ってきた」
若林さんがラジオのメール経由で放送作家にならないかとツチヤさんへ持ちかけた時の返信ですが、さすが過ぎませんか。
一言で、期待に応えることが難しいと伝える。切れ味が良すぎる。
この印象があまりにも強く、ツチヤタカユキさんって人間関係不得意さんか!という、なんとも失礼なたどり着き方をしました。

そして、前田さんのコラムにあるこの情報。

『笑いのカイブツ』は、笑いに狂ったツチヤの泥臭い青春映画であり、伝説のハガキ職人の最新作でもある。というのも、この映画に登場するネタは全てツチヤの書き下ろしなのだ。

 映画『笑いのカイブツ』徹底考察&評価。

マジで!?!!!?バケモンじゃん!!!!
一気に映画を観なければという気持ちになりました。映画を先に観て、小説を読まないと上映期間中に間に合わないな。
これはどちらかだけではだめだ、映画も小説もしっかり履修しなければ。

コラムの中で、わたしに最も響いたのはここでした。

名前を呼ばれることは、ハガキ職人にとって最上の快感だ。何通ハガキを送っても不採用になり、自分のメールが本当に届いているのかと不安になる。だからこそ、やっとパーソナリティーから呼ばれた名前に歓喜する。

映画『笑いのカイブツ』徹底考察&評価。

そう、これなのだ。
わたしの主戦場はアイドルのラジオだし、とても『ハガキ職人』なんて名乗れない。(そもそも今はメールが主だろうということは置いておいて)
ただ、わたしにとっても自分のラジオネームが読まれるあの瞬間は、最高の快感だ。
脳みそがバチバチして、心拍数が上がって、読まれた!!!と叫びたくなる。
ついでにパーソナリティーが笑ってくれたりなんかするとさらに嬉しい。
何ヶ月も読まれない時は、そもそもメールが届いていないんじゃないかと疑ってみたり、文章が日本語として逸脱していないかと送信メールを読み返す。
メールが届いていないことも、理解不能なほど日本語が崩壊していることもなく、また粛々とメールを送る。
だからこそ、読まれると嬉しい。

わたしのメール投稿は少しでも「こいつおもしれぇな」と思われたいと始まったことなのに、最近はカッコつけていたり、めんどくさいメールを送っていたなと反省しました。

改めて2024年は、気合を入れて面白いメール、読んで楽しいメールを送っていきたいなと思いました。
良いコラムを読みました。
笑いのカイブツも絶対観るぞ!

※追記 ちゃんと観に行けました。


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