「ボーッとのススメ。」
今日もブログ更新!
では、本題。
最近流れてきたニュースでこんな記事を見つけた。
おそらく、多くの人は、ボーッとすることは脳が怠けている状態で活動が低下していると思っているだろう。
この記事ではそれを否定し、ボーッとしていても脳は活発に動いているという。
さらにこの脳のアイドリング状態は、脳活動において重要な働きをしていると書いている。
このニュースを読んだのは一ヶ月以上前で面白いなと思っていたんだけど、
昨日紹介した池谷裕二著・「パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平」にも同じ内容が書かれていたから最新で信憑性のある内容だとわかる。
面白いのが、脳部位によっては何か作業しているときよりもボーッとしているときのほうが活発に活動していたということ。
しかも、デタラメな活動じゃなく、脳全体が協調して、高度に調和の取れた状態で活動しているという。
つまり、脳は休んでいるわけじゃなくエネルギーを積極的に消費して「ボーッとする状態」をわざわざ作り出しているんだ。
じゃあ、単なる脳の怠慢でないとしたら一体どんな意味があるのか?
残念ながら生物学的な理由はわかっていないけど、この事実は医療や製薬業界からは注目されている。
その理由は、病気の診断に使えるからだ。
ただ、まだまだ現時点では診断技術は十分ではない。
とはいえ、脳の怠慢ではなく脳の健康と関係しているという視点は重要で面白い。
一旦、ニュートラルに戻すことは脳にとっても生きる上でも重要なことなんだ。
例えば、
シャワーを浴びているときやベットでゴロゴロしているときにアイディアが閃いたり、歌詞が降りてきたという話はたまに聞くけど、
これはアイディアを生み出すために酷使した状態から、一旦ニュートラルに戻って考えたことが原因じゃないのかな。
休みたくなかったら休まなくてもいいとは思うけど、
ガンガンやりつつフラットな状態を忘れないで、その状態を作れるようになるべきだ。
昨日も書いたけど、脳の仕組みや働きは絶対に勉強するべき。
研究者じゃない俺みたいな凡人は最新情報を常に知るべき。
だって、これからはクリエイティビティがモノを言う時代だ。
想像力・創造力・アイディア・閃き・斬新な角度・新しい視点・未知な組み合わせ。
これをいかに生み出せるか?が重要なんだ。
それは別に0→1を創るということではない。
既存の1を組み合わせて新しい2を創るということでもある。
とくに俺みたいな凡人は0→1なんて創れる人間じゃないんだから、どれだけ組み合わせられるか?の方に注力するべきだ。
じゃあ、そのクリエイティビティはどうやって磨かれるのか?といったら芸術をはじめとしたクリエイティブなものに触れることだ。
クリエイティブになりなかったらクリエイティブなものに触れ続けるしかないんだよね。
ただ、そのクリエイティビティはどこから生まれるのかといったら自分の頭の中からでしょ。
つまり、脳からでしょ。
だから、脳について勉強するべきなんだ。
脳が健康じゃないとクリエイティブになんてなれないんだ。
もちろん、脳についてはわかっていないことが多いから今信頼性が高い説もひっくり返る可能性はある。
だけど、最新の脳の情報を知れば脳の健康を保てて、クリエイティブになれるでしょ。
今日紹介したボーッとすることについて、俺は、いつも考えている人ほどチカラを発揮するんじゃないかと思っている。
高いカベが立ちはだかったときに、無理!と投げ出して思考停止になるんじなくて、
どうカベを超えるか?どう壊すか?を考えて、考えて、考え抜いた人ほど、一旦ニュートラルに戻した時に恩恵を受けやすい。
だって、いつもアイディアを考えて無い奴に突然閃きは降りてこないでしょ。
歌手じゃない奴に突然素晴らしい歌詞は降りてこないでしょ。
考え抜こう。
ボーッとしよう。
脳を健康に、クリエイティブになろう。
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