「戦う相手を間違えるな。」

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「哲学の教科書」　中島義道  | 旅の途中書店

では、本題。

今日は、戦う相手を間違えるなってことについて。

これだけ毎日コロナのニュースが流れ、不安や恐怖に駆られて行動も制限されると、多くの人は感覚が麻痺するだけじゃなく知らず識らずのうちにかなりストレスが溜まっていると思うんだよね。

もちろんこれは、日本人だけじゃなく世界中の人たちがね。

だけど今の日本社会を観ていると、どこか戦う相手を間違えているんじゃないか？と感じるんだよね。

たとえば、

・「不要不急」や「要請」といった曖昧な言葉で責任から逃げ、どこかズレていると感じる政府のコロナ対策

・不安な情報に煽られてまともな判断ができなくなり、自分のことしか考えず買い占めに走るパンピー

・コロナで大ダメージを受けた業種業界を例にとって煽り、自分のやっていることが正しかったと自慢してビジネスをしている胸糞なカス

といったように、コロナのせいでムカつく原因が増えている。

ムカつく気持ちはわかるし、俺も色々とムカついている。笑

ただそのストレスを違う方向に向け、戦う相手を間違えたらコロナの思うつぼだ。

そう、今戦うべき相手はコロナだ。

コイツを倒すためにどうするべきかを一人ひとりがしっかりと考えて行動しなくちゃいけない。

つまり、コロナvs人類なんだよ。

それなのに、イライラした人間vsイライラした人間になっちゃってないか。

そんな状況、もし俺がコロナだったら「人間チョロすぎ！」って思うな。笑

怒りやストレスはとてつもないパワーがあり、使い方によっては良い方向に導く。

世の中の成功者と言われる人や結果を出している人、歴史上の革命をもたらした偉人は、内に秘めた怒りやストレスの使い方が上手いんだ。

だけど怒りやストレスは冷静な判断力を失わせ、まともな行動が取れなくなる要因になるんだから、これに飲み込まれたら終わり。

ここを本当に注意しなくちゃいけない。

じゃあ今の状況はどうかというと、コロナのせいで世界中の人間がストレスを抱えているでしょ。

これはつまり、イライラしやすく怒りっぽくなっているってこと。

もっというと、まともな判断や行動をしづらくなっているってことだ。

そんな状態に陥っているかもしれないんだから、今できることは何か？を一歩引いて考えよう。

たとえば今すべき行動は、

買い占めなのか？批判することなのか？その情報を信じることなのか？

と冷静になって考えよう。

恐怖、不安、怒りといった感情に対してすぐ反応して行動したらダメだ。

人間は感情にすぐ反応しないことができる生き物なんだからね。

俺みたいなパンピーができることなんて、外出と人混みをさけてうがい手洗いを徹底するくらいしかないんだ。

そうやってコロと戦うしかない。

ワクチンとかは、もっと頭の良い人たちが頑張って作ってくれている。（はず。）

誰かを批判したり、不安に駆られて行動する気持ちはわかる。

だけど本質からズレてはいけないよ。

今できることは何なのか？

戦う相手を間違えるな。