Takumi Ikeda

読書とその感想のまとめを少しづつ書いて行こうと思います。 習慣化して「読む」と「書く」…

Takumi Ikeda

読書とその感想のまとめを少しづつ書いて行こうと思います。 習慣化して「読む」と「書く」を続けていきたいと考えています。

最近の記事

DIE WITH ZEROを読んで思うこと

DIE WITH ZERO ビル・パーキンス(著) 読む本を参考にしている人たちが推薦していた本なので、購入してみました。「ゼロで死ね」と書かれている通り、無駄に貯めずに死ねってことなのかなと思って読みました。 「アリじゃなくてキリギリスみたいに生きろ」ってことなのかと漠然と思いました。 全然話は変わりますが、アリとキリギリスの話は冬になり、蓄えがないキリギリスが死んでしまう話だと認識していましたが、保育園に通う子供がクリスマスプレゼントとしてもらってきたアリとキリギリ

    • 観察力の鍛え方を読んで思うこと

      観察力の鍛え方 佐渡島庸平(著) 物事を理解する上で、正しく物事を把握する必要があると思います。目の前の事柄に対し、正しく理解するための観察力。例えば、試験の問題を解くために、まずは問題の文章を理解する力が必要になるといった感じです。算数の問題を解く時に、問題の意味がわからないから教えてほしい、と子供から言われることがちょくちょくあって、問題が解く力があるけれど、問題がわかっていないから解けない、もしくは問題の意図を間違えて回答してしまっている。そんなことが私にも起きてるん

      • 世界一やさしい問題解決の授業を読んで思うこと

        世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介(著) 問題を作り出す方が重要だ!問題解決よりも問題提起だ!ということが本だったり、Webセミナーなどでよく言われている今日この頃だと思います(数年前からかもしれません)。その重要性はもちろん理解できるのですが、とはいえ、目の前には問題が山積みになっているので、さらにそこに問題を積む気には到底なれず、とにかく山を切り崩して低くするために問題を片っ端から解決しないといけないのが現状だと思う人が大半なのではないかと思っています。改めて問題解

        • 世界一流エンジニアの思考法を読んで思うこと

          世界一流エンジニアの思考法 牛尾剛(著) 頭がいい人たちも操作動画を何度も見直して時間かけて理解するという話が書いてあると聞いて読んでみることにしました。頭のいい人は、すぐ理解して、すぐ行動して、失敗したらすぐ修正して、といったイメージだったので、それと実際どう違うんだろうか?と疑問に思いました。その理由を整理できればいいなと思い、読みました。 答えとしては、説明できるまで理解に時間を費やし、思いつきからの試行錯誤ではなく、情報を集めて仮説を立て、検討ではなく検証をすぐに

        DIE WITH ZEROを読んで思うこと

          仏教思考を読んで思うこと

          ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 松波龍源(著)野村高文(編集) COTEN RADIOから始まり様々な音声コンテンツを聞いてきます。その繋がりで「a scope リベラルアーツで、世界を視る目が変わる」から松波龍源さんを知りました。仏教について他の学問や西洋との比較をしながらわかりやすく説明してくれています。 その仏教回については別途「a scope「仏教」編を聞いて思うこと」でまとめてみましたので、興味があればそちらをご確認ください。(音声なので読むより気軽に聞

          仏教思考を読んで思うこと

          a scope「仏教」編を聞いて思うこと

          COTEN RADIOから始まり色々な音声コンテンツを聞いています。そのなかでCOTEN代表の深井さんがパーソナリティーをつとめている「a scope リベラルアーツで、世界を視る目が変わる」も聞きました。 どの話も自分に新しい視点を持たせてくれる内容でしたが、松波龍源さんの仏教の話がいつも良くわかっていなかった仏教についてわかりやすく説明してくれていて一番面白かったです。今まで疑問だった点がわかった気がします。 ・悟ることと人を助けることがつながっている理由 (自分が悟

          a scope「仏教」編を聞いて思うこと

          COTEN RADIO「社会契約説」を聞いて思うこと

          歴史を面白く学ぶコテンラジオでいま「民主主義の歴史編」が放送されています。その中でも「社会契約説」がとても面白く、何度も聞いてしまいました。社会契約について、ホッブズ、ロック、ルソーのそれぞれの思想があり、結構聞いたのですが、うまく処理できないため、各回を1枚に整理してみることにしました。 各回の放送とまとめたスケッチを順番で紹介していきます。 音声を1枚にまとめるのは今回が初めてです。本を1枚のスケッチにまとめることは今までやってきたので、割と簡単にできるかと思っていた

          COTEN RADIO「社会契約説」を聞いて思うこと

          管理なしで組織を育てるを読んで思うこと

          管理なしで組織を育てる 武井浩三(著) アリの社会形成を学んだのちに、組織を生き物であり、有機的なものだと考えて、その考えに従って実践している人がいることを知りました。タイトルと帯にあるように「管理なし」「PDCAを回さない」「目標・予算・指示命令は不要」という組織を育てるという、あることが当たり前のことがない組織がうまくいく想像できなかったので、読んでみることにしました。 それこそ水と日光で育つ植物みたいな組織で、肥料や散水の管理もしていないけれど、ちゃんと花が咲き、実

          管理なしで組織を育てるを読んで思うこと

          働かないアリに意義があるを読んで思うこと

          働かないアリに意義がある 長谷川英祐(著) 毎年ほぼ日手帳を使っています。1ページ毎に糸井さんや誰かさんの一言がのせてあります。最近余裕なく見れていなかったのですが、久しぶりに見た9月21日のページに書いてある内容が印象的でした。 「働かないアリというのは、いざという時のピンチヒッターみたいなもの。誰もその仕事をやれなくなった時に、ヘルプに入ることができる。疲れていたらヘルプに入れないので疲れていないのを用意しておく必要があった、というのが僕らの結論です。」 パレートの

          働かないアリに意義があるを読んで思うこと

          本能スイッチを読んで思うこと

          本能スイッチ 博報堂ヒット習慣メーカーズ(著) 歯磨き粉にミント味がふくまれているのは磨いた後に綺麗になった感じがするからだそうで、実際に綺麗にする効果はないそうです。「なんでそんな本質的ではないことがおこなわれているか?」が説明されている本があるので購入してみました。疲れた時によく飲んでいるエナジードリンクのパッケージや液体自体にビビットなカラーがついているのは、色の心理効果による発奮効果のために付けられているそうです。 どんな本か 本能スイッチとは人間の本能を刺激す

          本能スイッチを読んで思うこと

          完全教祖マニュアルを読んで思うこと

          完全教祖マニュアル 加神恭介/辰巳一世(著) 宗教がどういうものかを読んだり聞いたり調べたりしてましたが、作る側の考え方の本がマニュアルとして売られていました。教祖になる、というのは半分ネタで、割とビジネスに役立つ内容だと思っています、と紹介もされていたので、読んでみることにしました。買った理由は、その紹介文が半分ととタイトルに釣られたのが半分です。 どんな本か 「圧倒的少数派とは思いますが、本書を知的好奇心から手に取った方にもそれなりに得るところのある本だと思っていま

          完全教祖マニュアルを読んで思うこと

          言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼を読んで思うこと

          言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼 水野太貴・堀元見(著) 最近よく聞くラジオの本が出ていると知り、久しぶりに本屋で購入しました。ラジオではしていない話が書かれていて、日本語を話す上で、皆が無意識に使い分けていて、さらにうまく説明できない内容を書いていると聞き、購入を決めました。 そのため、本書にはラジオの人気企画の、何こいつキモナイト、深読みおじさんフェスティバル、ミーム提案委員会、無限語源トーク、ターゲット1900、うんちくエウレーカクイズ、

          言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼を読んで思うこと

          ペンギンが教えてくれた物理のはなしを読んで思うこと

          ペンギンが教えてくれた物理のはなし 渡辺佑基(著) ゆる言語学ラジオの堀元さんが「本質本」(複雑怪奇だと思われている概念を「本質はこれだけ」と説明する本)として紹介されていました。「料理の四面体」が何十万種となる料理を熱と水と空気と油しかないと例として紹介されていました。確かにその本はそう書かれていたし、本質本だなと思いました。 ラジオで今回の本は、生物の本質を次元で全て説明している本だと話されていたので、それは読んでみよう!と思い購入しました。何十万種かそれ以上の全ての

          ペンギンが教えてくれた物理のはなしを読んで思うこと

          『象は鼻が長い』入門を読んで思うこと

          『象は鼻が長い』入門 庵功雄(著) コテンラジオをほぼ2周聞いてしまったので、他のも聞こうと思い、ゆる言語学ラジオを聞き始めました。歴史や言語などの文系コンテンツは極力避けて通ってきましたが、どちらも面白く聞けてありがたいです。今更ながら人文学を義務教育以来に学び直しています。 そのラジオでタイトルが気になって最初に聞いた回の本を読んでみることにしました。ただ、三上章さんの『象は鼻が長い』そのものを読んでも多分理解できないので、入門から読むことにしました。 どんな本か

          『象は鼻が長い』入門を読んで思うこと

          メンタルが強い人がやめた13の習慣を読んで思うこと

          メンタルが強い人がやめた13の習慣 エイミー・モーリン(著) 体の不調はケアするけれど、心の不調はケアしている人は少ない、という話を聞きました。足を骨折しているのに体を鍛えるためにランニングするみたいなことを心に課してしまっている人が多いようです。そういうメンタルに悪い習慣が私にもあるかもしれないなと思い、この本を読んでみることにしました。 怪我や捻挫など体への管理は目に見えるのでちゃんとおこなうのですが、精神面でもちゃんとケアしないといけない!激しい運動したら休むのと同

          メンタルが強い人がやめた13の習慣を読んで思うこと

          死んだらどうなるのか?を読んで思うこと

          死んだらどうなるのか?死生観をめぐる6つの哲学 伊佐敷隆弘(著) お葬式に参列することがあり、死んだらどうなるのか?とあらためて思いました。死後どうなるかは話としては何百ともあるそうですが、主なパターンは6つだと説明されている本があることを知り、買って読んでみました。 小学4年生くらいでしたが、寝る前にふと死んだら自分の意識がなくなってしまい、何も考えられなくなってしまうと想像し、自分がいなくなってしまうことにめちゃくちゃ怖くなった記憶があります。パターン6の「完全に消滅

          死んだらどうなるのか?を読んで思うこと