J1昇格アルビレックス新潟、5年をかけて基盤を作りJ1に舞い戻る
おはようございます。
何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪
今回は好きなサッカーについての記事になります。
新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。
新シーズンにむけて今回はJ2から舞い戻ってきた北陸の白鳥
『アルビレックス新潟』について個人的に思ったことを書きます。
1.複数のプロクラブを運営する総合型地域スポーツクラブ
クラブ名の由来は前身である『アルビレオ新潟FC』にラテン語で「王」を意味する”レックス”を掛け合わせた造語。
白鳥座の二重星アルビレオにちなんでマスコットは白鳥がモチーフ。
北陸地方初のJクラブとしてスタートしています。
アルビレックス新潟の特徴として親会社NSGグループが「総合型地域スポーツクラブ」という複数のスポーツ団体を運営しているという顔を持ち合わせています。
【サッカー】
・アルビレックス新潟
・アルビレックス新潟レディース
・アルビレックス新潟シンガポール
・アルビレックス新潟バルセロナ
【野球】
・新潟アルビレックスBC
【バスケットボール】
・新潟アルビレックスBB
・新潟アルビレックスBBラビッツ
【その他】
・アルビレックスチアリーダーズ
・アルビレックスレーシングチーム
・新潟アルビレックスランニングクラブ
・チームアルビレックス新潟(スキー、スノボ)
サッカーの話に戻しますと、2005年に初のJ1昇格から2017年までずっとJ1に居続けたクラブであり安定した強さと粘り強いクラブです。
2017年までギリギリもっていたが踏ん張り切れずJ2降格。
そこからJ1復帰まで5年を費やしましたがJ2ではほぼ上位に位置しており昨シーズンは2位と差をつけて優勝と力はあるクラブです。
2.勝つに勝てない草刈り場クラブ
昔から若手を積極的に使用するため、活きのいい選手が育つ一方草刈り場となってしまうのがクラブの特徴。
過去に酒井 高徳選手、矢野 貴章選手、川又 堅碁選手など日本代表も輩出するなど育成もしっかりしているがすぐ引き抜きにあい移籍してしまう。
また優れた外国人選手も見つけるのが上手いためそこも草刈り場となる宿命。
一時期多発した鹿島、名古屋、浦和への移籍はやりすぎではと素人ながらに感じました。
ただ雪が多すぎる地域のため怪我防止やメンタル的に雪が降りにくいクラブへ移籍したくなるブラジル人の気持ちはわからなくもない。
また他クラブで出場機会がない選手の受け入れもよく行っており、レンタル移籍の選手たちが躍動しています。
現G大阪の元日本代表GK東口選手など日本代表クラスにまで育つ土壌もあるクラブです。
そのため一定期間は強いがレンタル元に返却となるとまた勝てないという循環が起きていました。
結果としてJ1での最高成績は6位、カップ戦もノンタイトルという結果に。
選手が白鳥のごとく羽ばたきすぎなので、もう少し改善できないかと期待します。
3.補強と展望
新潟の最高傑作である本間 至恩選手がシーズン途中に海外クラブ、ベルギーリーグの”クラブ・ブルッヘ”に移籍の中で1位をキープできたのはチームの強さだと思います。
J1昇格後現時点での補強は若いブラジル人選手2名の獲得とFC町田ゼルビアから個人昇格のFW太田修介選手とC大阪よりDF新井直人選手の4名のみ。
チームとして戦術が確立されており現状いるメンバーが優れているのもあるからそこを基盤にした補強だなと思いますが果たしてこれが吉とでるか。
予想布陣は4-2-3-1。
戦術も松橋力蔵監督によるポゼッションサッカーをベースにしたサッカーで圧倒的パス回しで攻撃を支配していく。
守備はミドルブロックをいち早く組み、自分たちの形を整えてコンパクトにしながら誘い込む戦術で1対1のデュエルが強い。
選手一人一人が自分の持ち場では負けないと奮起しているため気持ちの面で圧倒できるのではと予想します。
唯一の心配はDF陣の身長が平均的に低いので高さで勝る相手が出てきた時が勝負所だと思います。
さいごに
スタジアムの規模もJ1全体の中でも基準が高くサポーターも熱い。
平均観客動員数はJ2では圧倒的、J1クラブの中でも上位に入るくらいサポーターに愛されているクラブです。
豪雪地帯という部分を除けば新潟は食事もおいしい、ブラジル人をとりこにするハッピーターンもある。
戦力、資金力的にも今までJ2にいたのが不思議でしょうがないクラブ。
これでまたJ1で見られるのは非常に楽しみであり、個人的には元監督のアルベルト監督率いるFC東京との試合がどうなるかが見ものです。
そして毎年恒例DFの、いやプロデューサーの千葉和彦選手監修のデジっち楽しみにしています。
引退したらやべっちスタジアムに参画してほしい。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?