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コーヒー知識

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2022年8月の記事一覧

スリランカの、コーヒーと紅茶のストーリー

スリランカの、コーヒーと紅茶のストーリー

スリランカは昔コーヒー生産を盛んに行っていた。
スリランカのコーヒーはセイロンコーヒーとも呼ばれます。セイロンとは1972年までの国名です。スリランカ産紅茶もセイロンティーと呼ばれます。
スリランカのコーヒーは17世紀初めに巡礼中のイスラム教徒たちがアラビカ種を持ち込んだのが始まりと言われています。

スリランカのストーリー

スリランカは16世紀にポルトガルに植民地化されます。
17世紀にポルト

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コーヒーチェリーの構造

コーヒーチェリーの構造

普段僕たちが目にしているあの黒いコーヒー豆はコーヒーチェリーという果物の種を乾燥させて焼いたものです。
そのコーヒーチェリーというのはどういう構造になっているのか説明します。

コーヒーチェリーの構造

内部から、

生豆

パーチメント

ミューシレージ



という構造になっています。

生豆

あの黒い豆になる前の緑色の種です。
この種にはシルバースキンと呼ばれる薄皮がくっついていま

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焙煎という娯楽!簡単な焙煎の始め方とは?

焙煎という娯楽!簡単な焙煎の始め方とは?

焙煎というと少し遠く感じてしまう方も多いと思います。しかし、焙煎は油を使わず、焼くことです。そんなに難しい話ではありません。
「焙煎をやってみたい!」という方は100%焙煎を簡単に体験することができます。
Amazonで生豆を買い、家にある手鍋で焼けばいいだけです。
もちろん、美味しいコーヒーを追求すればそんなに簡単な話ではないのですが、YouTubeにあがっている焙煎動画のマネをすればそれなりに

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豆の種類が変わると味はどうなる?

豆の種類が変わると味はどうなる?

豆が変われば、味も変わります。ただ、誤解しないでほしいのが、豆の種類によって酸味が強くなったり、苦味が強くなったりということは基本的にありません。
苦み、酸味を決めるのは焙煎度合いです。
どちらかというと、豆の種類が変わると、酸味の質、苦みの質が変わるという表現の方が正しいと思います。

僕が今一番好きなコーヒー豆の生産国はエチオピアです。エチオピア特有の華やかなフレーバーがあり、浅煎りは特に最高

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