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コーヒーチェリーの構造

普段僕たちが目にしているあの黒いコーヒー豆はコーヒーチェリーという果物の種を乾燥させて焼いたものです。
そのコーヒーチェリーというのはどういう構造になっているのか説明します。

コーヒーチェリーの構造

内部から、

生豆

パーチメント

ミューシレージ

という構造になっています。

生豆

あの黒い豆になる前の緑色の種です。
この種にはシルバースキンと呼ばれる薄皮がくっついています。

パーチメント

米のもみがらのような硬い殻のようなものがコーヒーにもあります。それがパーチメントです。
ウォッシュドという精製方法でもこのパーチメントを残した状態で乾燥させます。スマトラ式ではこのパーチメントもとってから乾燥させます。乾燥する時間が短く済みます。

ミューシレージ

桃やさくらんぼなど果物の種の周りに粘質物があるのは何となく想像していただけるでしょうか?
コーヒーにもこのような粘質物がパーチメントにくっついています。これがミューシレージです。
このミューシレージを残して乾燥させるか、それとも除去してから乾燥させるかで味わいは変わってきます。パルプドナチュラルとウォッシュドの違いです。

コーヒーチェリーの果物の部分がここです。僕は食べたことはありませんが、甘くて美味しいそうです。なぜ、果物としてあまり販売されていないかというと、実の部分が少ないからです。コーヒーチェリーのうち、種の割合がかなり大きく、実の部分は少ないです。果物として販売するには少なすぎるのでしょう。
実を残したまま乾燥させるのと、脱穀してから乾燥させるのでは味わいが変わってきます。ナチュラルとウォッシュドの違いです。
また、この実を捨ててしまうのはもったいないので乾燥させてお茶にしたりしてます。カスカラティーと呼ばれます。


僕はi.k.coffeeという屋号で間借りコーヒー屋をやったり、オンラインショップでコーヒー豆を販売したりしてる男子大学生です。
3年で20歳です。 

i.k.coffeeの鮮度にこだわった美味しいコーヒーはオンラインショップで販売しております。

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