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25都市を巡ったワーホリ生活/NZワーホリ🇳🇿

どんな一年をどこで過ごしたのか、記録も兼ねて、残しておこうと思う。


2023年6月末 | Auckland

Auckland空港へ到着。銀行口座の開設や、IRD番号の取得、携帯の契約、などを済ますために5日間ぐらい滞在。ビルが連なっていて、都会。色んな人種の人がいるなと思った。ホームレスもいた。人はNZの中では圧倒的に多い。が、日本と比べると全然。海が近いし、自然も適度にあるが、雨が多かった。

2023年7月~9月中旬 | Waihi

キウイフルーツの仕事をするために、北島Waikato地域にある、Waihiへ移動。冬のキウイの仕事は、Pruningと呼ばれる剪定のお仕事で、まあまあキツイ。全然大きくなく、スーパーは一つ(NEW WORLD)しかない町。こじんまりしているが、1時間車で南下するとTaurangaという街がある。

2023年9月中旬~下旬 | Rotorua

1週間、Workawayを利用して、NZの方(kiwi)のお家にstayした。夫婦と姉・弟のいる家庭で、温かく迎え入れてくれた。その家族と過ごす時間、姉の友人たちとランチしたり、遊びに行けたのが楽しかった。

2023年9月末~10月上旬 | Auckland→Workworth→Whangarei→Taupo→Rotorua

日本から友達が遊びにきてくれた。約2週間ぐらい。北島の上半分をぐるっと回った。Taupoが一番良かったな。この旅のおかげで、自分の人生が大きく変わるぐらい自己理解が深まった。今まで蓋をしていた自分の思いに触れ、そのおかげで自分を覆っていた膜みたいなものがパラパラと剥がれ落ちていった感覚があった。

2023年10月上旬 | Paihia

3日間だけ滞在。ホエールウォッチングなどできる観光地。海の前に広がるこじんまりとした街。旅の疲れを癒すにはもってこいの場所で、波の音を聞きながら浜辺でゆっくり過ごした。

2023年10月後半~11月中旬 | Kerikeri

キウイフルーツの春の仕事をするために滞在。内容は、Flower Thinning(花の間引き)で3週間予定が、結局1ヶ月滞在。その間は、Holidayparkにて予想外の車中泊生活。まだ肌寒い中、毎日5時起きでランチまで作って、車中泊の生活はかなり痺れた。キツかったけど、やり切った感と、Holidayparkで出会う人たちとのコミュニケーションは楽しかった。

2023年11月中旬 | Hamilton→Wellington→Nelson

南島に渡るために、北島の本当に来たの方からひたすら移動。この移動が超キツかった、精神的にもしんどかった。全て泊まった街も、割とHostelもある街を選んだからこそ、都会っぽさに疲れた。さらに、以前の車中泊生活の疲れなどもあって、正直めちゃくちゃ消耗していた。南に行くにつれて、どんどん気温も下がり、寒かったのも体にきた。これはもうしたくない。

2023年11月後半 | Richmond

ここでは、WWOOFを使って、ファームステイをした。2週間の予定だったが、10日間に縮めた。ベジタリアンな思考の方なのと、こだわりの強い旦那さんと、毎日10時間ぐらいの労働に、相当絞られた。異文化交流、ベジタリアンな自給自足な生活を体験するという面では非常に興味深かった。ここでの滞在中に次の仕事を見つけられて、早めに移動することになれたのは助かった。

2023年11月下旬~1月下旬 | Blenheim

たまたまFacebookで見つけたワイン会社の求人に応募し、働けることに。この地域は、晴れが比較的多い地域で、南島の雄大な景色もありつつ、程よく栄えている街だった。Blenheimでの滞在はとても良かった。ワインの会社で勤める経験や、仕事内容もコミュニケーション取りながら自分の考えを伝えられるし、充実してた。フラットはクオリティの割に高かった(220ドル/週)が、一緒に生活してたジンバブエ人やスリランカ人は優しくて会話もできて、よかった。

2024年1月下旬〜2月頭 | Christchurch→Fairlie→Tekapo→Wanaka→Queenstown

同期4人で南島を旅した。これぞ、ニュージーランドっていう景色を堪能。車を使ってのロードトリップだからこそ、車中トークや気軽にいい感じの景色で止まれる楽しさもあった。やっぱり気の知れた友達と一緒に過ごすのって楽しいなって思った。

2024年2月頭〜2月中旬 | Arrowtown→TeAnau→Queenstown→Wanaka→Sheffield→Christchurch

それから来た道を戻った。帰りは、彼女と2人で。何度通っても飽きないNZの風景。QueenstownからのChristchurchへのルートは本当に天才的で、様々な湖と、人工的な感じが一切ない、自然のままを行く。大切な人と行く、ロードトリップほど豊かなものはない。携帯や会社、現実社会の波に揉まれながら、パートナーシップを確かめるのではなく、何もないからこその相手との対話を楽しめる。

2024年2月中旬~下旬 | Oamaru

初めてNZdaisukiという、NZに住む日本人のための掲示板を使って、ホームステイを経験した。NZ人の旦那さんと、日本人の奥さんに子供が2人の明るい家庭の中で2週間ぐらい過ごした。ラフな中で、優しさのあるご夫婦に、おてんばでパワフルな子供たちとの生活は、旅終わりの寂しさを忘れさせてくれた。そして、思いもよらぬ、Oamaruという街の素敵さ。全く下調べなく来たこの街だったが、古き良き下町な部分と、海の綺麗さを堪能した。

2024年2月末~3月上旬 | Queenstown→TeAnau→Wanaka→Twizel→Tekapo→Christchurch→Picton→ Wellington→Taupo→Auckland

南島最後の旅。一番好きだったのは、Wanaka。でもこの旅で、山に登れたのは良かった。Roys PeakとHooker Valleyは忘れられない。The NZな自然の景色に圧倒された。これはNZ行ったらやるべき、本当におすすめ。そして、戻った北島。久しぶりのTaupoに懐かしさと、時間が経った儚さを感じたのを覚えている。友達との二人旅も良い。対話が深まる、関係性も深まる。

2024年3月上旬~中旬 | Auckland

友達と別れてそのまま4日間ぐらいAucklandにstay。その間に、日本の友達が遊びに来てくれたり、ワーホリで再会できたりと、やっぱり都会だと人と出会いやすいなと実感。次の仕事がなかなかいい感じのところ見つからずに滞在費だけが消費する毎日。

2024年3月中旬~5月上旬 | Tauranga

最後の滞在場所は、NZの中でも人気があると言われている街へ。割と栄えているものの、ビーチもあり山もあり、観光地でもある。日本でいう湘南とかそこら辺な人気具合だろうか。キウイフルーツのピッキングの仕事を、めがけてくるものの中々思うように仕事がない。最後に一稼ぎして帰ろうと思ったが、毎週の滞在費を捻出するのに精一杯な暮らしが続いた。フラットのオーナー家族と一緒に暮らすタイプで、優しいご家族に仲良くしていただいて、心強く、居心地良く、過ごさせてもらった。ここでの最後は、事故があったこと。最後の最後に、旅に行く道中で事故に遭ったのがハイライト。超最悪な出来事だったけど、こればかりはしょうがない。家族旅行できなかったのが、心残り。

2024年5月中旬 | Auckland

最後は車も廃車して、荷物も捨てたり譲ったりして、帰国準備。IRDは日本の銀行登録(結局、うまく振り込まれず、再びNZの銀行の設定に戻した)し、銀行口座は閉じず、携帯も解約すぐにせず、車の保険は解約した。この時に、入っていると思っていたNZの任意保険に加入できていなかったことに気付く。大事なことに巻き込まれなくて本当によかった。最後は、空港に宿泊し、NZを飛び立った。

旅しまくった生活

1年間、よくこんな生活をしたなと自分でも思う。

正直、もうやりたくない、やれないだろう。

それぐらい、きつい、しんどい。

仕事を探し、家を探し、2.3ヶ月したら、それを手放し、移動して旅したり、体験したりして、また別の仕事を探して、家を探す。

この仕事や家を再び探すエネルギーもそうだし、仕事や家がない状態の精神的不安がやばい。お金がいつ無くなるかわからない状況で過ごすことのストレス半端ない。

でも、いろんな街を見れて楽しかったし、偶然見つけた街がすごく気にいるところだったり、今まで知らなかった名前がすごく自分ごとになったり。そういう偶発的な出会いをたくさん経験し、実際に目で見て感じることができてよかった。

移動をたくさんしたからこそ、たくさんの出会いとたくさんの別れがあって、良い意味で人間関係から少し距離を取ることができたし、良い意味で自己中心的に時間を使うことができるようになった気がする。

まだまだ旅の行間に潜んでいるエピソードがたくさんあるから、いろんなnoteを覗いてみてほしい。ラジオでも、当時のリアルな声を録音してるから、ぜひ気になるのは聞いてみて。


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