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キツいぜキウイピッキング/NZワーホリ🇳🇿【40週目】

どうもニュージーランドでワーキングホリデーをしているのすけです。今週は天気が悪くてあまり働けず、悶々とした日々を過ごしていました。


天候に左右されるキウイピッキング

キウイフルーツのピッキングの仕事は、
NZに来て4つ目の仕事。

今までやったのは、
キウイフルーツのプルーニングの仕事(木や枝の剪定)、
キウイフルーツの花の芽引きの仕事、
ワイン会社でのブドウに関する仕事。

今までも屋外での作業は多かったが、
土砂降りの雨だったり、朝からずっと雨の場合を除いて、
少しぐらい天気が悪くても作業自体は続いていた。

しかし、今回は違う。
収穫は確かに農業にとって、最も大事な時期だし、
最も大事な商品の品質に関わる作業。

だから、丁寧に、最新の注意を払って、
収穫をしなければならない。

つまり、少しでも商品が悪くなる可能性がある場合、
少しでも商品の質が落ちる可能性がある場合、
作業は行わないってのが、
今回のキウイピッキングのお仕事。

大誤算すぎる。
こんなに仕事ができないなんて思ってもみなかった。

ピッキングの仕事といえば、
チームで一緒に、早く作業して、
頑張った分だけお金がもらえるという、
頑張ればめっちゃ稼げる仕事、なはず。
実際、その記事とかもたくさん読んでた。

しかし、現実はそんなに甘くない。
そもそも仕事ができない日が多い。

エネルギーがありあまり、
なけなしのお金と節約生活を楽しんでいるしかない。

来週からは天気に恵まれ、
たくさん働ける日があったら良い。

キウイピッキングの内容

ところで仕事内容だが、
正直結構キツい。
思ったより、体力勝負すぎる。
冬のプルーニングの仕事よりも、
全身を使った持久力が求められる。

やり方はシンプルで、
高さ180cm前後ぐらいの所に実っているキウイフルーツをひたすらもぎりまくる。
朝の9時から、夕方は18時前後まで作業は続く。

シンプルだが、それ故にしんどい。

もぎったキウイフルーツは、
自分の前にあるバッグに積み込んでいく。
バッグのイメージは、ウーバーイーツの四角いリュックの様。
あんなバッグを自分のお腹側に背負い込み、
その中にもぎったキウイを詰めていく。

だんだんと詰め込まれていくキウイは、
20kgぐらい、それ以上はいくので、超絶重い。

バッグの中にパンパンに詰め込んだら、
ビンと呼ばれる箱の中にキウイを流し込み詰み込んでいく。

ビンをチームでいくつこなすことができたかで、
給料が変わってくるので
いかに早くチームみんなでビンをいっぱいにしていくかが勝負の世界。

今働いている会社では、
1ビンあたり25.81NZ$で割り出されていて、
その日終わったビンの合計数を参加したメンバー分で割った数で、
一人当たりいくつ便をこなしたかがわかるので、
その数に25.81NZ$をかけたら給料になる。

ちなみに先週のある日では、
76ビン目の途中で終わり参加人数が11人いたので、
75➗11=6.8181…
これに25.81NZ$をかけると、175NZ$くらいが一日の給料だった。
尚、この日は9:00-18:30の9h働いていたから、
時給20.58…NZ$である。

あれ?
稼げてなくね?

正直思ったのが、
この仕事稼げなくない?

めっちゃ首と肩は筋肉痛だし、腕も背中も腰もやられる。

キウイはヘタの部分が付いてたらダメで、
闇雲にうりゃああって取れるものでもない。

大事なのは、チームのメンバー。
みんなで一丸となってチームワークができる方が良い。

なぜなら、みんなでキウイの畑を前に進んでいくからだ。
2~3列並んでいる畑をチームメンバー散り散りになって、
進みながら取っていく。

一つの列が遅れをとると、バランスが悪くなるし、
頑張っている人たちが余計に頑張らないといけなくなる世界。

一回参加した時、ラテンアメリカ系の人たちと一緒のチームだった。
みんな男でガタイも良さそうだし、スポーツもできそう。
そんなチームは、みんなで「バモス!」「チーム!チーム!」とか
叫びながら鼓舞し合いながら進めていっていた。

盛り上がるし、テンションも上がる。
疲れた時も、頑張るぞってなる。

だから、
一緒に働くメンバーがやる気あるか、
持久的な体力があるか、
っていう超体育会系の仕事。

稼げるって言われるのは、
そんな人が揃ったチームが稼げるんだろうなって思う。

キウイを詰め込んでいくバッグも、
1時間2時間したら、めちゃくちゃ重く感じてくる。

ついついサボりがちになってしまうが、
みんなで一緒に戦っているって思うと頑張れる。

そういう中で、
段々とキウイを採るのにも慣れてきて、
チームでもコミュニケーションが円滑に進む様になってきたら、
徐々に稼げていくんじゃないかと思っている。

まだ始まったばかり、
残り仕事は4週間ほど。
しっかり慣れて、最後はちゃんと稼げる様になったら良い。


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