見出し画像

暮らしを通して才能を実感する/NZワーホリ🇳🇿【15週目】

 どうもニュージーランドでワーキングホリデーをしているのすけです。9月末から昨日まで友達と一緒にNZの北島を旅していました。全部で5都市(Auckland, Warkworth, Whangarei, Taupo, Rotorua)を巡りましたが、観光地をたくさん回ったというより、日々その場所を散歩して暮らしに溶け込みながらひたすらおしゃべりする旅でした。今回はその旅の振り返りをしていきます。


ついついやってしまう「才能」へ目をむける

すごい体験をしたなあっていうのが旅の感想。
今まで気づいていなかった自分の才能を「才能」であると気づくことができて、暮らしの中でお互いの才能を言語化して相手に伝えたことで、才能を実感することができた。そのおかげで、自分のことをもっと受け入れられるようになった。

友達は転職活動最中で、おれもNZで自分自身と向き合っている。
そんな中、「才能」にハマっているということを友達に伝え、参考にしているPodcastやMBTI診断、ストレングスファインダーの結果を用いて色んな会話をしながら、お互いに自分への理解を深めていった。

(おれがハマっている才能研究をしているPodcastはこちら。超面白い。)

ちなみに「才能」というのは、「ついついやってしまうこと」と定義していて、自分では気づいていない自分の行動や動作や言葉などいろいろな要素の部分での強みのことを指している。
才能って聞くと、一部の特別な人しか持っていない天から与えられた物だってイメージあるかも知れないけれど、そうではなく、一人一人が何かしらの形で持っている個性や特性であるって捉えるのが個人的にはすごく好き。

だってそのおかげで、自分のついついやってしまっていることが才能と置き換えられて、何かすごいことを持っているような前向きに自分を受け入れることができるから。

今回の旅は、図らずも、お互いの才能を発見する場になった。
旅をしながら生活することで垣間見える、その人らしさ。
生活はモロにその人自身の特徴を表す場になっているなと今回実感した。

一つ一つの細かい出来事の中にもたくさんの才能が眠っている。

例えば、おれの場合、
「きちんと時間を見て逆算する。これからスーパーに行って、食材を買って、夕ご飯と朝ご飯の食材を買おう。帰ったら、調味料を持って、キッチンで料理をする。その間に友達には、炊飯器でご飯を炊いておいてもらうことも忘れずにお願いしとこ」っていうのを、スーパーに行く前から思い描ける。

ここには、「未来・予定・ゴール・理想までのイメージを一瞬で描ける」という才能がある。実はこの一連の流れを、友達へ言語化したことでその”才能”があることに気づいた。
今までついついやってしまいすぎて、自分では当たり前だと想っていた「想定すること」が、自分の才能の一つであったことを自覚することができた。

他にも、調味料をきちんと整理整頓しておいて、後でキッチンへ持っていき忘れがないように事前に片付けておいたり、ティーパックは湿気ないように袋が空いている方を逆さまに入れたり。気にしなくて良いような細部にまできちんとすることができる「マメさ」「几帳面さ」も才能としてあるし、
炊飯器のご飯をお願いする時にも、できるだけ相手の気持ちが良いタイミングで、なるべく負荷をかけ過ぎない絶妙なタイミングを見計らって声をかけたり、お願いしたりすることができる「人の感情の機微がわかる」という才能があることも初めて知った。

才能を自覚することで、自分の良さを活かそうとできるし、また相手の才能を知ることで、相手を活かそうとしたり、苦手な部分を理解して行動ができる良さも実感した。

散歩と対話のNZ旅

こんな感じでそれぞれの才能に着目して、ひたすらに散歩と対話を繰り返す旅になった。
おれとは違う思考を持って、性格も違ったりして、違うからこそ見えてくる自分を知ることができた。

今回新たに知れたことの一つとして、おれは貢献したい、相手の望みを感じ取ってそれを実現させたいという想いを、自分本意で行えることがわかった。
見返りも求めず人助けができるって言われることもあったけど、自分が求められているということが嬉しいが故に、すぐに行動できる。実は、自分に自信がなかったり、自分は特別何かできる人ではないと思っていた過去があるから、「人から自分を認められること」が自分を肯定されているようで嬉しく、すぐに行動ができてしまうのだ。

NZに来てくれるということはおれにとって、とても嬉しいことで、相手がそうじゃないにしてもわざわざNZにまで会いに来てくれていると感じ取り、相手が求める望みを全力で叶えようとする。それもストレスなく、もはや自動で考えている。

今回で言うと、おそらく「NZを知る、感じる」と言うのが友達の目的であると読み取って、観光たくさんってよりも現地で暮らしを感じるような旅であれば良いかなと思って、散歩したり買い物に行って自炊したり、ホリデーパークを使ったりした。

おれはおれで、めちゃくちゃ観光がしたいとか、現地でしか行けないような所に行ったりっていうことに、あまり興味がないことに気がついていた。どちらかというと、人と一緒にその場所に訪れて、一緒に感じたり、そこで会話してみたり、表情を読み取ったり、そんなところが好きなんだって思った。だから、散歩したりまったり過ごしたりする旅も退屈な旅ではなく、むしろたくさん話ができて楽しかった旅になった。

おれ、お喋り好きなんだよね。
めっちゃよく喋るわけではないと思うけど、人と人が喋っているのを見るだけで満足できちゃうし、喋っている人同士の関係性とか、目に見えていない繋がりとか感じるのが好き。みんなが楽しそうに喋っているのを見るだけでも好き。人が活き活きと喋っているのを見るのが好き。
こんな所も実は旅の中で気づいたんだっけな。

才能実感したい人NZで待ってます

今回、一緒に旅をした友達の才能を発掘できた時とか、才能を発揮している所にたくさん出会うことができた。

その経験をもっと色んな人ともできたら良いなと思った。
自分では気づいていない才能もあるし、自分では弱みだったり、苦手だと思っていたことも、本当はその人の才能である場合もある。

おれもあるけど、過去の経験のトラウマから後天的に身につけた才能と、本来の自分が持っている先天的な才能もあって、なぜか自分の中で自分自身がなんか一致していないような感覚を持っている人もいるかも知れない。

そんな時に、”才能”という言葉を使って、自分の個性を表せたら、なんだか心が軽くなってくる。それは、今回の旅で実感した。

その感覚を通して、才能の部分も、目を逸らしたいなと思って強がってしまう部分も、全部自分で受け入れることができたらすっごくこれから生きやすくなれると思う。

もし、こんな体験がしたいなって思う人いたら、いつでもNZで待ってます。散歩や対話を繰り返すような旅ではなくても、一緒に旅する中で才能は発見できるので、NZに遊びに来て一緒に過ごしましょう!

もしよかったらラジオでも旅の振り返りしているので、聞いてみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?