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まだ帰れない。/フィリピン留学🇵🇭

 どうもフィリピンのバギオにて8週間の語学留学に来ているのすけです。

 3/26からフィリピンに来ているので、今日でちょうど1ヶ月となりました。1ヶ月間を振り返って今の心情を言葉にして残していきます。

1ヶ月間の毎日の振り返り

 フィリピンのバギオの学校に来て、1日目で友達ができた。ルームメイトに恵まれて、気を許せる存在ができて安心した。

 授業が始まり、何もかも英語。質問も教科書も会話も、全て。初めは付いていけていないのに、付いていけてる風を出して授業を受けていた。本当に意味なかった。2日目から、できない自分を受け入れて授業受けるようになった。

 学校と併設している寮では、ご飯は悪くなく、全然食べれた。部屋のWi-Fiが弱いくらいで、それ以外の不満は特になかった。

 最初からnoteを使って近況を報告していこうと決めた。SNSでもシェアをして、応援してくれてる人に届けようと思った。

 これら最初の時期から、諸々が変化していった。

 友達はありがたいことにたくさんできて、日本人以外にも台湾人や韓国人、ベトナム人など学校で会うと話せる存在がたくさんできた。なんだか、大学のよっ友みたいな時もあるけど、フレンドリーな環境であることに変わりはない。この環境で安心して過ごせているのも、みんながいるおかげだと思う。
 ルームメイトである台湾人の2人と金銭面でのギャップがあることも感じた。なるべくお金使わなくて良い時は、使わなくて良い派の俺と、時間がもったいないしお金はあまり関係ない友達。そんな違いは感じたものの、それでも今も良い関係。友達関係に金銭感覚は必須ではないのかもな。
 4週間が過ぎると、別の友達とのお別れもあった。もう一生会えないかもしれない友達とのお別れは悲しく、虚しく、そして少し羨ましいようななんとも言えない気持ちになった。

 英語付けの日々に奮闘した。毎日7コマの授業を朝から夕方までひたすら受ける。本当に学校。段々と耳が慣れてきて、細かいところはまだ聴き慣れていないけど、大方何を言っているかは聞けるようになった。

 英語を学ぶ上で大事なことは発音だと学んだ。発音を学べば、listeningができるし、speakingも伝わるようになる。声が聞けるようになったら、次の課題。知らない単語が多いことが課題だとわかる。今は、ひたすら単語量を増やすのとspeakingの表現の幅を広げている段階。

 先生たちは明るくて、優しい。4週間ほぼ毎日会っていると仲良くなる。仲良くなれば会話がしたくなる。もっとspeakingのスキルが欲しくなる。そんな好循環が生まれた。本当はもっとたくさん話したいことがあるけど、伝えきれない、悔しい。

 ご飯は段々飽きてきて、3週間目は結構きつかった。匂いを受け入れられなくなり、ご飯が進まなくなった。そんな時、土日に外食を多めにしたり、日本食を食べたりして、現在は割と食べれるようになっている。胃は多分小さくなっていて、多くは食べれないけど、それでも毎日ちゃんと食べることはできている。ひとまず大丈夫。

 発信について、noteとTwitterを使って発信を続けた。反響が欲しいと思っていたわけではないが、周りの方から感想や読んでるよと伝えてもらえると嬉しい。やって良かったと思っている。明確に届けたい人を、俺のことを応援してくれている方と定めたから書きやすいし、ありのままの自分を表現できていると思う。全然無理せず続けられている状況が良かったと思っている。

焦りと不安

 1ヶ月が経過した。客観的にみて英語のレベルはどう変化しているか。

 正直まだまだ全然喋れない。自分のことはなんとなく伝えられるものの、映画や音楽など自分の意見を求められてディスカッションするみたいな時は言葉が出てこない。1ヶ月経ってこれか、と何度も落胆している。

 入学と同時に受けた最初のテストで、文法までは理解できてるし、それなりに英語できますレベルのクラスになった。だが、喋ることが全然できない。典型的な日本人。同じレベルだったり、他の外国の友達は、文法は間違っているかもしれないけど、言葉が出てくる。表現ができる。俺は全然喋れない状況に不甲斐なく、正直めちゃくちゃ悔しい。表現の仕方もわからないし、伝えたい言葉の英語での言い回しがわからな過ぎる。喋りたいと思うからこそ、一言での返答ではなく、文章で思いを伝えたいと思うが、中々文章にならない。

 焦っている。残り4週間もない。speakingの事ばかり書いているが、レベルが一つ上がったことで長文のwritingも始まったが、これも難しい。いい加減「I(わたしは)」で始める文章から抜け出したいが、表現の仕方がスムーズに出てこず、一つの文章を書くにも時間がかかる。

 これでニュージーランドに行って、NZの方とコミュニケーション取れるだろうか。彼らと話して、自然への想いや考え方を知りたいと思っているけど、知れるだろうか。不安がよぎる。ナマの会話では、相手は待ってくれないし、たくさんの人がいるグループでは尚更だ。付いていくのに必死すぎる姿が思い浮かぶ。

 先生たちにどうやったら英語が伸びるか聞いた。とりあえず、「vocabulary」と「idiom」を使いながら覚えていくのが一番良いと言っていた。使って慣れて、分からないところを溜めて覚える。やっぱり経験が一番。一つレベルが上がった、今週から始まっている授業でも、「speakingをとにかく伸ばしたいから、内容を進めるよりもディスカッションがしたい」と伝えている。授業でもそうだし、普段一緒に過ごしている友達との時間もそうだし、ひたすら英語でアウトプットの機会を作る。その経験がどうなるか分からないが、とりあえずやる。

新しい教科書たち

 日本に帰国してから、英語の勉強を欠かさないようにするために、TOEICの受験を申し込んだ。そして、今週からTED talksを使ってひたすらシャドーウィングをすることも再開した。後は、英語での日記を付けることも毎日のルーティーンとして始める。こうやって、一つ一つ確実にできることを毎日積み重ねていくしかない。

日本への思い

 留学期間も折り返しが過ぎると、日本への思いも出てくる。日本が恋しい。1番の理由は、ご飯。日本の出汁が効いた美味しいご飯が心底食べたい。

日本料理屋さんで食べた「鍋焼きうどん」が美味すぎた

 しかし、最初は、2ヶ月間って長いなって思っていたけど、今ではあっという間に感じている。英語を学ぶ目的だけで来ていたけど、日本で過ごしている毎日とは違う、非日常だからこそ味わえる感覚とたくさん出会えている。

 日本には早く戻りたいと思いつつ、留学という、現実とは少し違う感覚でいられる非日常のこの場所から離れることへの怖さもある。たくさんやり残したことがある気がするし、できていないことや今しかできないことがある気がする。

まだ帰れない

 やっぱり留学の目的は英語。まだまだ努力できる。

 今こうして当たり前に先生が毎日いて、授業を1on1で行ってもらえる時間があるんだから活用できる。そういえば、英語での履歴書の書き方だったり、日常的に使えるフレーズだったり、そういうものを教えてもらっていない。英語を話せるようになるために、授業を進めて内容を理解することも大事かもしれないけど、活用できる部分がもっとたくさんある。

 まだまだこのままじゃ帰れない。今年は、「挫折するまでやってみる」年にしようと決めていた。今いい感じに、英語ができない自分に出会えている。このままもっと、苦手なspeakingに対して真っ向からぶつかっていきたい。今過ごしているフィリピンを存分に感じながらも、もっと視野を広げてやれることを、最後までやり切りたい。

フィリピン留学でのnoteは下記のマガジンにまとめてあるので、もし興味あったら是非覗いてください〜


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