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絶対に良い結果にならない!気持ちが先走ってしまう『悪いコミュニケーション4』<過去の持ち出し>

こんにちは、心理学コミュニケーション講師の『いからず』です。

職場でも家庭でも、わざとやっているつもりはなくても、つい使ってしまった後で後悔してしまう『悪いコミュニケーション』ってありますよね。

初対面の相手ならまだしも、気心知れた間柄であったり、ついつい気持ちに余裕がなくなってしまうと無意識にとってしまいがちな『悪いコミュニケーション』。今回はその中でも、絶対に良い結果につながらない<過去の持ち出し>についてお伝えします。

無意識に使ってしまっているものだからこそ、しっかりと「何が悪いのか」を知って意識するだけで簡単に改善していくことができます!今回で4つめのテクニックとなりますが、これまでのnoteでも3つの『悪いコミュニケーション』についてわかりやすく解説していますので、合わせて読んでいただくとより効果的です!
(下記にリンクがあります。)

私のnoteでは『笑顔で生きるのに役立つ”ちょっとした気づき”』が得られる、『心理学』『脳科学』のテクニックを発信しています!もしこの記事を読んで、気に入っていただけたら、フォローしてもらえるととても嬉しいです!

<壱の型:過度な表現>

<弐の型:質問を装った攻撃>

<参の型:曖昧な表現>

<四の型:過去の持ち出し>

「この前も言ったけど」 「何度も言い続けているけど」

これらの表現、「ああ、使うことよくあるわ」って方、多いんじゃないでしょうか。これまでの『悪いコミュニケーション』と同様、ついつい使ってしまいがちですよね。
相手が何度も同じ失敗をしてしまっていたり、これまでに何回も注意しているにもかかわらず全く改善されていないと感じると、こんな言い方をしたくなるのではないでしょうか。

言うほうは、「何回も言っていることなんだから、いい加減やめてくれよ」という強い気持ちなのでしょうが、実際相手の心理からしてみると、「この前も言ったけど」という言葉を聞いた途端、「相手から責められている」「また怒られる」というマイナスな感情が生じてしまいます。
相手の中では、「改善する気がない」という場合もあるかもしれませんが、「気持ちはあってもなかなか思うように直せいない」「ついつい油断してしまう」ということもあるはずです。このような時に「責められている」「怒られた」というマイナスな気持ちになると、今言われていることが受け取りにくくなってしまい、こちらの伝えたいことが伝わりにくくなり、返って逆効果です。

だからこそ、相手についこれまでのことも言いたくなってしまう気持ちはわかりますが、「伝えたいこと」を相手に受け取ってもらいやすくするためにも『今回のこと』に限定した言い方をした方が効果的です。

ただ、どうしても相手のこれまでの失敗から、感情的についイラッとしてしまい、気持ちが上手にコントロールできないという方は、<心理学でとっさの怒りをコントロールする方法>を合わせて使っていただくのがオススメです!

<心理学でとっさの怒りをコントロールする方法>


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