電子技術ブログ

電気電子技術の色んなことを、三流エンジニアが偉そうに書いてます。どこにでも書いてある様…

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電気電子技術の色んなことを、三流エンジニアが偉そうに書いてます。どこにでも書いてある様な説明はしない事をポリシーにしてます。今の所、電子以外の記事が多いですが、今後電子記事を増やしていきます。神奈川県出身。アラ還。

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電子技術はこちらです 「電子技術ノート」の紹介

電子技術関連については、noteとは別にBloggerで「電子技術ノート」という題名で書いていますので紹介いたします。noteは一般的な内容、Bloggerは少し専門的にと使い分けています。ポリシーとして、定番的な説明は書かない事にしてます。そういう内容はネットにいくらでも書いてありますので。 また、教科書をはじめとした定番物には、意外と本質が書かれていません。ですので本質は何なのかを常に意識して書いているつもりです。 ただ、悲しい事に、何の肩書きも知名度もない私の様な人

    • 18÷0=0なんてとんでもない(「0で割るのは禁止」はどうでもよい 答え0という間違いが酷い)

      小3の算数で18÷0という問題に「答えなし」と回答し、バツをつけられたとして物議をよんでいます。 先生の正解は0なんだそうです。 正解は、小学生が回答した通り「答えなし」です。 厳密にいえば、0で割る事は禁止されています。 ですから、答え以前にこの式は存在してはいけないのです。 ここで私が強く感じた事は、この先生が0で割ってはいけない事を知らなかった事ではなく、答え0と言う回答を示した事です。 仮にこの計算に答えを出すとすれば、回答は♾️(無限大)になります。 18÷0.

      • 現実なんてどうでもいいのですよ その理由は・・・

        キモいおじさんが女性に触れたら、女性は不快に感じます。 でも、触れたのがタイプのイケメンだったら、嬉しかったりするわけです。 同じ行為なのに、感じ方は180°違うのです。 高さ10cmは何も感じませんが、高さ100mの所に立てば恐怖です。 落下したらどうなるかを脳が考えて、このような感じ方の差が発生するのです。 確かに、落ちたら両者は全く違う結果になるわけですが、まだ落ちていないし、 高い所の方が引っ張られる力が働くわけでもありません。 そこに立っているという現実は、両者と

        • フィードバック制御の本質は発振動作

          フィードバック制御は発振(振動)によって成立しています。 (以下、フィードバック⇨F/B) ※ここで説明するF/B制御とは、オペアンプ等を用いた電子制御の事を指します。 「F/B制御」と「発振回路」は同じものです。 F/B制御で発振が問題になる事がありますが、 それは、元々の発振が共振によって大きくなっているだけです。 元々の発振? F/B制御が正常に働いている時は発振などしていないと思われるかもしれません。 発振してない様に見える理由は、発振の振幅が0だからです。

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          日産の下請けいじめ「報道」はマスコミの理解不足

          この事件は、まだ連日取り上げられています(一部の放送局で)。 何故なら、事件が発覚した後も、日産は変わらず減額の強要を続けており、全く改善されていないという証言が下請け企業から発せられたからです。 そしてそれを受けて、日産が再調査をする事になりました。 しかし、この事件が長引いている原因は、下請けの一部やマスコミ・報道が、本質を勘違いしているからです。 そもそもこの事件は、既に交渉を終えて決定した価格に対して、日産が一方的に減額、即ち支払額を減らした事が問題になったのです

          日産の下請けいじめ「報道」はマスコミの理解不足

          それ詐欺ですよね!?

          ある先生(研究者)のブログに面白い記事があった。 「おめでとうございます! 貴方は著名人に選ばれました」というメールが海外から届いたそうだ。世界中で選ばれた2万人がリストに掲載され、冊子になり世界中の大きな図書館に保存されるというのだ。 リストに掲載される前に審査があるというので、審査に落ちないよう履歴書と研究業績を書いて提出したと書いてある。 え!、大丈夫? これ詐欺じゃないの。 と思いつつ先を読んだ。 しばらくして「おめでとうございます、掲載が決まりました」というメール

          それ詐欺ですよね!?

          V=IRはちょっと危険な式です

          「ケーキが好きな人は、甘いものが好き」かもしれませんが、 「甘いものが好きな人は、ケーキが好き」とは限りません。 AならばBという様な理論は、そう単純ではありません。 それはV=IRにも言えます。 V=IRはオームの法則です。言うまでもなく式は三通りに変化できますので、 I=V/R 或いは、R=V/I とも表現できます。 これら三つは全て同じ意味ですが、V=IRの解釈は少し危険を伴います。 そう思ったきっかけは、こう言う事を言ってる人がいたからです。 「1MΩの高抵抗であ

          V=IRはちょっと危険な式です

          なぜ止まらない?

          うちの前の道路、「一時停止」の標識をガン無視して通り抜ける人が、 かなりいます。 規則がどうこうというより、 あなたは命が惜しくないのですか?と思うわけです。 流石に車でやる人はいませんが、自転車はかなり多いです。 この標識は、命の危険の警告を意味します。 単に交通秩序を維持するのとは訳が違います。 無視して通過する事は、「賭け」です。 一つ間違えれば(運が悪ければ)死ぬのです。 飛行機が墜落しないか怖がるくらいなら、一時停止無視の方を怖がって下さい。 初めて通る道で、こ

          なぜ止まらない?

          電流源は「電流の源」!?

          物事は大前提を知らずに教わると、誤った理解をしてしまいます。 電流源とか電圧源などはその良い例です。 これらは、どの説明を見てもその大前提が書かれていません。 話は逸れますが、その昔、大前提を知らずに「食器洗い洗剤は油汚れに強い」と、思っていました。CMでそれを強調した製品が多くあったからです。でも本当は油汚れに弱いのです。固形石鹸と比べてみてください。比較になりません。 では、なぜ油汚れに強いと言っているのか、それは食器用洗剤にしてはよく落ちますよ、という意味なのです。

          電流源は「電流の源」!?

          多様性とは少数派を擁護する事ではないと思います

          多様性(ダイバーシティ)とは違いを認める事であり、別の解釈をするならば 少数派を尊重する事を意味します。 それは良い事でありますが、時として厄介な事が起こります。 それは、この多様性という正論を盾にする人がいるからです。 世の中には、多数派と少数派が存在します。 多数派が必ずしも正しい訳ではないので、一応議論はします。 しかし殆どの場合、議論では決まらず最終的に多数決で決める事になります。 少数派の意見を軽視するわけではありませんが、そうは言っても現実問題として多数派の意

          多様性とは少数派を擁護する事ではないと思います

          コミュニケーション能力という曖昧なもの

          コミュ力とは何でしょうか?。 例えば、 報連相をこまめにし、コミュニケーションは満点だけど、仕事は遅いし質も悪い人。かたや報連相はほとんど無し、しかし迅速に質の良いアウトプットをする人。 この場合、前者はコミュ力が高い人と言えるのでしょうか? コミュ力は重要だと思います。ただ、それとセットでもう少し本質的な事も考える必要があります。 上記の例で分かるように、コミュ力以前の問題を認識しなければいけません。 普段の生活でも同じことが言えます。 いくら無口でも、無愛想でも、毎日

          コミュニケーション能力という曖昧なもの

          GND浮き(アース浮き)正しく理解しましょう

          GND(グランド)浮き、アース浮き。 これを間違って理解している・・・は、言い過ぎかもしれませんが、本質を理解していない人が多い気がします。 GND浮きを端的に説明すれば、GNDの電位が本来の0Vからその名の通り浮いている事です。原因は断線や接触不良だけではありません。 「測定の結果、GND部の抵抗は0Ωで問題なし! 接触不良や断線はありません。よってGND浮きの原因は不明です」では話になりません。 GND浮きの原因は、主に二つあります。 1、GNDの断線や接触不良 2

          GND浮き(アース浮き)正しく理解しましょう

          「電圧源の内部抵抗は0」 「電流源の内部抵抗は無限大」 それって本当!?

          「何言ってるんですか? どれをみてもそう説明されているのですよ!」 確かにそうですね。  では、電圧源の内部抵抗(内部インピーダンス)を測定してみてください・・・。 どこを測ればいいか分かりませんよね? 電圧源(電流源)の解説図には、「電源部」と「内部抵抗」の二つが記載されてますが、現実の電源ではどこがそれに該当するのでしょう。 電流源に及んでは電流源部と並列に内部抵抗があるのですから、どこがその無限大の内部抵抗に該当するかなんて考えるのはナンセンスですよね。 内部抵抗

          「電圧源の内部抵抗は0」 「電流源の内部抵抗は無限大」 それって本当!?

          電流制御という誤解

          電気の世界には「電流制御」と言う言葉があります。 これ誤解している人が沢山います。 LEDなどは電流制御の代表格です。 電流値によって輝度を調整するので電流制御かもしれませんが、 でも、その電流の大きさを調整するのは電圧です。 つまりLEDは電流制御ではなく電圧制御なのです。 もっと言ってしまえば、全ての電気・電子回路は電圧制御です。 電圧によって電流が発生し、その電流値に応じた動作をする物を「電流制御」と呼んでしまっているのです。 LEDは「電流制御」ではなく、「電流パ

          電流制御という誤解

          裏金の使い道? 解明なんて無理ですよ 何故なら・・・

          政治資金パーティーの裏金問題。使い道の解明が必要だと言う人がいます。その通りなのですが、解明なんて出来ませんよ(勿論、推測はできます)。 例えば、資産(預金)10万円の人が、裏金1000万円を得た後に800万円のベンツを購入したならば、裏金の使い道は尋問するまでもなくベンツです。 しかし、3000万円の預金を持っている人に、800万円のベンツに裏金を使いましたね?と問うたところで意味ないですよね。 「裏金には手をつけてませんよ。ベンツは3000万円の預金の中から買ったので

          裏金の使い道? 解明なんて無理ですよ 何故なら・・・

          学歴コンプレックスの正体

          高学歴の人が、必ずしも成功していない系の記事が多くあります。 学歴なんてあてにならないと思いたい人が沢山いる証拠です。 このような、学歴コンプレックスを持っている人が沢山いるのはなぜでしょうか。 結論を先に言いますと、学歴コンプレックスの人が一定数いる理由は、小・中学生の時にトップだった優等生にもかかわらず、上位大学に行けない人が沢山いるからです。 なぜ、優秀だったのに、上位大学に行けない人が沢山いるのでしょうか。 例えば小学生の時に、常にクラスで上位だった優等生は全国に

          学歴コンプレックスの正体