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多様性とは少数派を擁護する事ではないと思います

多様性(ダイバーシティ)とは違いを認める事であり、別の解釈をするならば
少数派を尊重する事を意味します
それは良い事でありますが、時として厄介な事が起こります。
それは、この多様性という正論を盾にする人がいるからです。

世の中には、多数派と少数派が存在します。
多数派が必ずしも正しい訳ではないので、一応議論はします。

しかし殆どの場合、議論では決まらず最終的に多数決で決める事になります。
少数派の意見を軽視するわけではありませんが、そうは言っても現実問題として多数派の意見が採用されるのです。

そこで問題になるのは、どうしても勝ちたい少数派が、多様性という正論を武器に抗議を始めるケースです。信念を通したいという気持ちは理解できるので、その人たちを非難したりしませんが、それを受け止める人たちは正論に惑わされない事が必要です。 尊重する事と、受け入れる事は別です。

固定概念に囚われず多様な価値観を認識する為に「多様性」が世の中に広まるのは重要な事です。しかし、だからと言ってそれを正論にしてはいけないのです。
正論だからと言って全部受け入れていたら、何でもありの世界になってしまいますからね。

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