コントロールできないことに構っている暇はない
感動した日本柔道永山選手の銅メダルと振る舞い
人生を賭けて準備してきたオリンピックの舞台で疑惑の判定により金メダルの可能性を断たれた永山選手。
判定への抗議、に関しては"握手の拒否""畳から降りない"形で示す。
それでも判定は覆らなかった。
判定が覆るかどうかは永山選手にはコントロールできない。
しかし、その後が本当に素晴らしかった。
敗者復活戦に回った永山選手は素晴らしい日本柔道で2連勝。
銅メダルを獲得し、最後は柔道家としての品格を示し、深く礼をした。
僕はそのあり方に心を打たれた。
スポーツには誤審はつきもの
僕も長年サッカーをやってきましたが、スポーツには誤審がつきものだと思います。
今でこそVARの介入があったり、審判が試合後に誤審を認めたりすることがありますが、僕がプレーしていた時代やカテゴリには判定を振り返れるような映像も存在しない。
"審判の判定は絶対"という動かせない条件の中で試合を通じて勝利のためにできることをするということに取り組んできました。
一方で、いざ納得がいかない判定(しかも試合結果や展開を大きく左右するものなら尚更)があった際に、自分を律してやれていたかというと、簡単ではなかったなと思います。
モヤモヤして自分のパフォーマンスが落ちたり、まだ出ていない未来の結果に対しても"あんな判定なんだったら上手くいかないわな"という諦めたようなセルフトークが出てきたりすることもあったと思います。
スポーツの場面では時間も限られる。
ゆっくり落ち着いてリカバリーしている暇なんてない。
今回の永山選手のように、その日のうちに結果が出てしまうような状況では尚更切り替えることは簡単ではないと思います。
審判側はどうなのか?
一方、審判という役割も簡単じゃない仕事だと思います。
ごくごく限られた一部の買収された(本当に八百長とかで)審判を除いて、誤審をしたい審判などいるわけがありません。
2023年はDAZNで"Jリーグジャッジリプレイ"が放送され、審判側の想いや苦労苦悩、即時に適切な判断を求められる簡単じゃない審判運営の模様を僕達も知ることができるようになりました。
前職のサッカー観戦部は毎回試合よりもジャッジリプレイの話題で持ちきりでした笑
ルールブックに記載されている文言と、それぞれの解釈。
実際の事象に対する事実と、それぞれの解釈。
勝敗がある以上、1つの事象に対して180度逆方向に利害が働く。
そんな状況下で審判も最善を尽くしていることは紛れもない事実です。
僕達は最善の結果を得るためにどうあるべきなのか
今回の永山選手の一件で僕は為末大選手のこのnoteを思い出しました。
結果を出すために自分が持っている資産を適切に認識し、統制の所在を切り分ける。
僕達が振り回されているのは情動なんだということを理解し、対処する。
今最善の結果を得るためには資産をどこに投入するべきなのかを決める。
そこだけにフォーカスする。
Locus of Control
過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる
スポーツの場面に限らず、僕達は毎日の中で自分にコントロールできないものに囚われて、時間と才能を浪費してしまっていることがたくさんあるように思います。
評価してもらえない
やりたい仕事にアサインされない
周りの人に理解してもらえない
過去の出来事に囚われてしまう
僕達は一度立ち止まってそのことに対して考えることができれば、今の延長線上の未来とは全く違う、魅力的な未来に向かう選択肢も持っていることに気付けると思います。
最近ご一緒するコーチングクライアントの方々やD-Biz Collegeのみなさんはそのことに気づき、自分のリソースをありたい未来のために集中投資をしていきたい方向に変化していかれます。その清々しい表情と積み上がっていく未来が本当に嬉しく感じます。
"過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる"
リグア時代に上司から教わった大切な言葉です。
いつだってフォーカスするのは自分と未来。
今日も未来の最高に魅力的な自分のために自分を律して過ごします。
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