サードプレイスがあると、豊かになる
サードプレイスとは
記事内では、以下紹介されている。
第三の場所(サードプレイス):
義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所。趣味や息抜きなど心安らぐ場所だ。オルデンバーグは、サードプレイスの定義として8つの条件を挙げている。
中立性のある場所
すべての人に平等な場所
会話が重視される場所
アクセスしやすい場所
常連のいる場所
控えめだが安心感のある場所
陽気な雰囲気のある場所
第二の家となる場所
サードプレイスの効果
自分らしさを体現でき、ストレスや精神的不安が軽減され、生活に潤いを与える
共通の関心を持つ仲間に囲まれ、心を通わせることで、疎外感や孤独感を覚えにくくなる
新しい価値観や人とのつながりを得ることができる
市民活動が活発になり、文化や心の豊かさが生まれる
自宅や会社ではない、義務や責任に縛られない場所。
自由に、何にも縛られずに、心のままに思考するにはこうした場が良い。
仕事や家庭には役割や責任、長く蓄積されてきたその場においてのセルフイメージがありすぎるから。
自宅と職場の往復の日々と思考停止
会社では、
・評価を得るために頑張らなければならない
・組織のルールや文化に即した振る舞いをしなければならない
・他者ウケのいい自分でいなければならない
ねばならないがたくさんある。
家庭は家庭でいろいろある方もいるでしょう。
自宅にいては一緒に過ごす顔ぶれは今までと同じでしょう。
多くの人は毎日が自宅と職場の往復の日々。
でもそれが当たり前だと思って過ごしている。
思考が停止すると、働く意味さえも見失いがちになってしまう。
そもそも当初は、なりたい姿に近づく手段として今の仕事を選択したはず。
「今の仕事にやりがいを感じない」という声をよく聞く。
「お金を稼ぐために今の仕事をしている」と言いながら、
「稼いだお金で何をしたいんですか?」と聞くと、
明確な答えは持っていなかったりする。
ただ不安だからお金は持てるだけ持った方がいいと思っていても、お金は持っているだけではただの紙切れ。価値も変わっていく。
何も考えず惰性で働いている時、本当はお金を稼ぐ活動よりも重要なことがあるかもしれない。
自分は本当はどう生きたいのか
自分にとって、人生で大切なものは何か
自分は人生を誰とどのように過ごしたいか
自分はなぜ働くのか、なぜ今の仕事をしているか
自分は人生においてどんな喜びや情熱、感動を得たいか
などなど
私達は、忙しい自宅と職場の往復の日々の中で、あまりにもこういったことを考えなさすぎる。
みんな豊かに生きたいと思っているはずなのに、自分の心から望む豊かさについて考えない(考える隙間のない)生活を送っている。
サードプレイスを活用しよう
だからこそ
義務や責任に縛られないサードプレイスで、
リラックスして、自由に、何にも縛られずに、心のままに思考する
というのはどうだろうか?
それだけでなく、
もしそこで他者との交流が生まれれば、
新しい情報やアイデアが見つかり、視点が拡がるでしょう。
利害のない仲間は心から自分のやりたいことを応援してくれるでしょう。
仲間の挑戦や成功からエネルギーや勇気をもらえることもあるでしょう。
そして何より、ゆっくりと自分の人生にとって重要なものを考えて、
自分の心からありたい姿が明確になった時、
仕事は今以上に意味を持ち、意義のあるものに思えるでしょう
自宅や家庭も今以上に大切にしたくなるでしょう
いろんな場面で自分にとって重要なことがわかるようになり、パフォーマンスが高まるでしょう
反対に、どうでもいい取るに足らないことに思い悩むことも少なくなるでしょう
忙しく、情報過多で、責任の多い私たちの生活において、
サードプレイスは自分にとっての豊かさについて考えるのに適していて、
豊かさに向かうための活力を与えてくれるはず。
サードプレイスがあると、豊かになる。
皆さんも身近なサードプレイスを見つけてみてはいかがでしょうか?
中村の身近にある素敵なサードプレイス
千葉県香取市のキャリア古民家 せんのみなと
大阪府福島駅すぐのコワーキングスペース GRANDSLAM
兵庫県三田市のコワーキングスペース OFFICE CAMPUS
東京都人形町の人事のためのコミュニティスペース 人事図書館
就労障がい者のオンラインサードプレイス D-Biz College
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