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「身の丈に合わない採用が組織を大きく成長させる」:ダブルエンジニア対談

今回はベテランエンジニア2名へのインタビューです!平野さん(写真右)と荒木さん(写真左)、この両名による熱い議論は社内では名物となっており、議論を広げる2人の姿に感化される若手も多い。年齢の差こそあれど、互いに信頼しあっているからこそできる率直な議論。そんな2人にこれまでのエンジニア組織と、これからの組織について聞いてみた。

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受託制作から自社サービスの開発へ踏み切った転換点

平野:ぼくが入社した頃のイジゲンは、主に数百万から数千万円規模の受託制作の案件をいくつも回していて、入社して2年間くらいは受託メインだったんですよ。その後、会社の大きな意思決定として「自社サービスをやろう!」となったのは2018年頃からで、そこから徐々に自社サービス開発のチームが発足して、サービスリリースって流れだった。
イジゲンBUILDが受託制作事業を継承
荒木:SPOT SALEの頃かな?当時は『ブロックチェーンを使ったサービスをやってる会社が大分にあるのか!』ってビックリしたもんでしたね(笑)その頃の私は、前職で管理職業務に追われる日々や、忙しなく過ぎる都内での日々に対して疑問を感じていて、ちょうど転職を検討していた時期でしたね。宮崎県の出身ということもあって、いつかは地方から頑張る会社で尽力したいと思ってました。そんな時期にイジゲンを見つけたんだけど、まさか一緒に働くなんて考えてもなかった(笑)
平野:そうそう。ちょうどその頃なんだけど、そのサービスの後に新しく「SEAT」っていう「always」の前身となるサービスの実証実験が大分県内で始まって、様々なデータ取得に成功して、そこから「このサービスはいけるぞ!」と判断された結果「always」の開発に注力し始めたんですよ。そのタイミングで荒木さんも入社してきてくれた。

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サブスクリプションプラットフォームalwaysの開発秘話

荒木:alwaysの開発当初は、現イジゲンCTOの今熊さんが率いるユニマルさんがメインで開発していたのですが、レベルの高いエンジニアさんたちと一緒に働けることが純粋に楽しかった。ただ、私自身としては平野さんとユニマルさんとの中間役だったので、色々と調整が大変だったのも正直なところ(笑)
平野:あの時は本当に申し訳ないことしたなと(笑)正直な話をすると、荒木さんみたいな大手企業出身で家族もいるような人が大きなリスクをとって当時のイジゲンに入社してくれるなんて思ってなかったんですよ(笑)だから、一緒に働けることになった時は本当に嬉しかったんだけど、「何を任せよう!?」ってみんなで焦った(笑)まさに身の丈に合わない採用でしたね。。。
荒木:確かに、入社したらなかなかカオスな状態で、前職に比べると何も揃ってないし、全く整理されていなかった(笑)ただ、そういう状況も含めて楽しんでいる自分もいましたね。元々スタートアップには興味があって、関わる人みんながハッピーになるサービスを作りたいとはずっと思っていて。それ以外には、自分自身で色々と作り上げていく感覚とかも、いい意味でカルチャーショックでした(笑)
平野:そういう意味でいうと、alwaysはユーザーも加盟店もイジゲンもWINっていう奇跡みたいな三方良しが成立できると思うんですよ。ここまで綺麗に揃ってるのはなかなかないと思うんだよなー。
荒木:それは間違い無いですね。ただ、課題を感じる部分はたくさんあって、実際にalways上のデータを分析すると、まだまだユーザーや加盟店に不便をかけている部分が色々と見えてくる。日々頂くフィードバックなども参考にしながら、より良いサービスに育てて行きたいですね。

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身の丈に合わない採用を成功させるための挑戦

平野:今までの話から分かる通り、これまでのイジゲンって、自信を持って「開発力が強みです!」って言えるほどではなかったんですよ。ただ、alwaysローンチ後にたくさんのエンジニアが続々と入社してきてくれて、開発力がグングン上がってるのが目に見えて分かる。
荒木:エンジニア採用に関わるようになって、採用の重要性をヒシヒシと実感してるね。身の丈に合わない採用ってのはまさにその通りで、「こんなに優秀な人たちがどんどん入ってきてくれるのか!」と驚くことばかり。。。
平野:そこでぼくらにできることが何かっていうと、技術力も、勢いもあるエンジニアが挑戦できて、成長できる土壌を整えることだと思ってます。サービスの成長と共に出てくる難しい課題を、余計な負荷なく解決に向き合える環境ですね。そのためにも、チーム作りや技術に対する投資は積極的に行いたい。
荒木:組織づくりはもちろんのことなんだけど、それと合わせて自分自身の身の振り方や役割について考えるようになったかな。
平野:そうそう。現状のスキルに甘んじずに、まだまだ勉強し続けなきゃいけないプレッシャーはヒシヒシ感じてます(笑)これからは、ユーザーに対する影響の大きさや、サービス作りを楽しみながら働ける人と一緒に組織を作っていきたいですね。
荒木:ぼくは、とにかく技術にこだわりのある人と働きたいかな。それは日々努力し続けられる人だという証拠でもあるので。

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平野文雄
2005年に大分にUターン。リモートワーク、フリーランスを経て、2015年10月にIJGNにJOIN。アプリケーションからインフラまで幅広くやってます。
プライベートではJAWS-UG(Japan AWS Users Groupe)の活動も行なっています。
荒木靖博
大分県在住。3児の父。2000年 SIer入社。研究部門と事業部門を2~6年間隔で異動を繰り返し、主に.NET、 Java、Webサービスを利用した業務システム構築に携わる。2018年にSIerを退社、2019/1からイジゲンで開発チームのリーダーとして働き始める。

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