#00 はじめに 「営業マインド&スキルエンパワーメントストラテジスト」?
「営業マインド」とは何か。
「営業スキル」とは何か。
ひとことで「営業」と言っても様々なスタイル・モデルがある。
「法人営業」、「個人営業」、「ルート営業」「新規営業」・・・
今なら「インサイドセールス」「フィールドセールス」など。
総じて、「営業」は「仕事を取ること、得ること」で、
「営業活動」とは「仕事を取る、得るための活動」である。
ここでは、
「営業マインド」とは「仕事を取る、得るための考え方・思考方式」と簡単にとらえてもらえれば良い。
「営業スキル」とは、「仕事を取る、得るための能力・行動様式」と簡単にとらえてもらえれば良い。
しかし、「仕事の供給元=クライアント」には様々な形がある。
業界しかり、業種しかり。
さらに、クライアントの窓口も担当者レベルであったり、役員だったりと様々である。
そしてさらに、その窓口の人のキャラクターが気さくな人か、気難しい人か、優しい人か、冷たい人か・・・
と、無限のケースがあるので、ケーススタディはあまり参考にならない。
なので、重要なのは、その様々に絡み合った条件をいかに分析し、考察して「仕事を取る、得る」につなげるか、
この思考方式が「マインド」であり、そのマインドから導き出されるのが「スキル」である。そしてその行動結果が「業績・実績」となって発露するのだ。
では、私が「営業マインド」と「営業スキル」を「どうするのか?」と問われれば・・・
誰しも思考はできるし、これまでの経験から実践もしている。
その思考・思考から導き出した行動の質を
「今まで以上に上げる。より力を生む行動にする」、
というのがここでの主題、と思ってもらえれば良い。
それが「エンパワーメント」とする理由である。
そして、「ストラテジスト」、つまり「戦略家」というのは戦略眼を持って思考・行動を導くことを主義とするからである。
さて、
営業マインドと営業スキルを高いレベルで習得・体得しているの多くは、
「デキる営業マン」、つまり「営業力のある人」と評価される。
なぜなら、その営業マインドと営業スキルがその営業マンの「営業成績」に貢献するからである。
では、
「営業力のある人」にはどんな特徴があるのか。
「口のうまい人」とは限らない。
「人懐っこい人」とも限らない。
「明るい人」とも限らない。
じつは、特徴などはない。
共通点もあるわけではない。
私は、多くの営業マンを見てきて得たこと、自らが営業マンとして得たことから、
少なくとも「自分をよくわかっている人」が営業マンとして活躍していると結論付けている。
「自分を分析し、自分の美点、欠点、長所、短所を自覚して営業活動に生かしている人」である。
結果、誰でも「営業力のある人」になれるのである。
要は、「考え方次第」なのだ。
そして、「営業にとって必要な考え方」をできること、それが「マインド」である。
次回から、アナタの営業マインド&スキルをエンパワーメントするヒントを提供していきたいと思う。
実は、「営業」とはとても面白い「任務」である。
(すでにそうとわかっている営業マンもいると思うが)
では、次回【営業マインド&スキルエンパワーメントストラテジー#01「営業のミッションが見えているか?」】
から始めよう。
なお、このnoteは「営業マン」のためだけのものではない。
仕事をするにあたって「コミュニケーション」は必須である。
営業職でなくても、仕事を円滑に進めるために参考になるのは間違いない。
そこで、営業マンはもちろん、様々な職種の方にもぜひ目を通してもらいたい。