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IT業界に転職して、働く常識が変わった話

2022年の春からITエンジニアに転職した、佑らくです。
私は過去にサラリーマンや自営業でネット物販をしていましたが、より柔軟な働き方を求めて、この度ジョブチェンジをしました!

この記事ではIT業界に転職を考えている方、自由な働き方に興味を持っている方へ向けて、ITエンジニアという視点から、この業界の働き方の話をしようと思います。

なぜ、IT業界に興味を持ったのか?

最初になぜ、IT業界やエンジニアという職業に興味を持ったのかですが、私の場合、「柔軟な働き方」に憧れたから」というのが理由です。

今までエンジニアという職業には、半端な知識で「SEとかのブラックな職業でしょ?」という印象しかなく、そもそも文系出身なので、新卒時には職業の選択肢に全く入れていませんでした。

しかしとあるシェアオフィスで仕事をしていた時、自由に働くエンジニア達を見て、大きく考えが変わりました。彼らは好きな場所、好きな服装、好きな時間帯で、とても自由に仕事をしていました。しかも儲かっているのか、羽振りも良さそうな印象さえあります。

このことからエンジニアという職に興味を持ち、彼らに話しかけて話を聞いたり、ネットでIT業界のことを調べていきました。そして実は世の中の需要が高く、頑張り次第では、ホワイトな働き方と高い収入を得られる可能性があることを知ったのです。

私には持病という足枷があり、前職もそのことが原因で、退職を余儀なくされた過去があります。なのでその柔軟な働き方は、とても自分に合ってると考えました。30代未経験からの転職という、高いハードルではありましたが、思い切って挑戦することにしました。

ITエンジニアと営業マン、働き方の違いとは?

今は運よく拾ってもらった会社で、駆け出しエンジニアとして働いています。毎日会社に出社しているので、この業界の働き方が段々と分かってきました。以前勤めていた、メーカー営業の形態と比較しながら、話していきます。

営業マン時代は、電話やメール・口頭でのコミュニケーションが基本でした。毎日出社して朝礼から始まり、午前中はメールの返信や見積書などの書類作成、午後から客先に赴き商談や営業をかけて、帰社するという流れです。そして毎週営業会議あり、案件の進捗状況を報告、月末にはノルマ達成を報告できるようにしていきます。その他にはお客さんとの飲み会や出張なども、たまにある感じですね。

一方、エンジニアは基本的に「Slack」や「ZOOM」などの、ビジネス用のチャットツールを使ってコミュニケーションを取り、オンラインで会議を行います。電話など、突発的に時間を奪われることに対しては嫌う傾向があり、メールやチャットを好む人が多い印象です。隣同志でもSlackで会話するという、謎の文化が存在します。

(※追記→これは慣れるにつれ気が付いたのですが、作業中は物事を考えながら集中しているので、強制的にそれがシャットダウンされる電話や口頭での掛け声などは都合が悪いのです。例えば勉強中に何度も電話対応していると集中力を維持するのが大変ですが、LINEなどのチャットならば、一息ついたときにまとめて返信しやすいですよね。)

仕事は各工程を割り振られ、そのタスクごとに各自、仕事を行なっていきます。出社の義務はなく、仕事さえこなせば、コアタイム以外、各々の裁量に任せて自由に仕事を行います。

なのである程度仕事ができる人は、用事があればリモートで作業したり、場合よっては、県外からのフルリモートで仕事を行う人もいます。時間に対して柔軟なので、男性社員でも保育園に送り迎えをするなど、子育てに協力している人が多いですね。

自由な反面、責任をしっかりと持つ必要がありますが、何時から何時まで出社して仕事をするという、規則に問わられない働き方です。
私が所属している会社は、柔軟な働き方がしやすいWEB系の会社なので、IT業界の中でも特に自由な感じがあるかもしれません。

以前の会社は良く言えば堅実な、悪く言えば昭和的な価値観が色濃く残る会社でした。そのため今の会社とはギャップが大きく、業界や会社によって、働き方はここまで変わるのかと、入社した当初は驚きました

自由な働き方の表と裏

表の良い所だけを見ると、ITエンジニアという職業には、時代を先取りした自由な仕事環境があるように見えます。確かにそのような環境はあるのですが、しかしその環境を手に入れるためには、それを叶えるだけの「実力」が必要になってきます。

特にエンジニア職は、実力主義の世界であり、職人と同じ「技術職」です。年齢・経歴に関係なく、「確かな技術力」と「チームで仕事をしていく協調性」があれば、給料や地位が高くなりますし、その逆も然りです。実際に私の上司は年下ですし、今は10歳も歳の離れた同僚にアドバイスをもらいながら仕事をしています。

また進歩が著しいIT技術に遅れないためにも、自主的な勉強も欠かせません。フリーランスを目指そうとしたら、それに加えて自分から仕事を探して取っていけるだけの営業力やコネクションも、必要になっていきます。

さらに炎上案件ともなると、解決のために連日夜通し働く、いわゆるデスマーチも起こりえます。知り合いのあるエンジニアは、楽しみにしていた家族旅行の前にこの状態になり、旅行中は一人だけパソコンと睨めっこしながら、孤独に作業していたそうです。このように時と場合によっては、過酷な一面もあります。

私が思う、これからの働き方と考え方について

私は新卒時の就職難や病気・コロナ禍の経験を通して、仕事やキャリアについて、考える機会が多かったように思います。その結果、会社に依存した働き方より、自身でキャリアを考え、構築していき、個人のブランディングを高めていくことが、大切であるという考えに至りました。そしてそれは、今後の収入や自身のワークライフバランスに直結していくとも考えています。

また加えて、時流の流れを読み、世の中の需要を把握すること。個性や適正を活かすことに結びつけば、なお良い結果が生まれると思います。

今の日本社会は、少子高齢化と右肩下がりの経済が続き、災害も頻繁に起こるような、不安感が大きい社会だと認識しています。そのような現状だからこそ、働き方とキャリアを考え、戦略的に行動し、スキルをアップデートしていくことが、心と収入の安定に繋がると信じています。


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