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他己紹介や寄稿

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インタビューなど他のnoteに登場させてもらったり、書かせてもらったりしたもの
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記事一覧

働きながら”勝手に”幸せになるための基本戦略、UXデザイナーが考えてみた

デジタルエージェンシーTAMは、「勝手に幸せになりなはれ」を社員の行動指針として掲げています。仕事を通じて幸せになる、はおそらくほぼすべての人が望むことと言っていいかと思いますが、ではどうやって・・・? TAMのオランダ法人「Tamsterdam」の代表でUXデザイナーの飯島章嘉さんに、最近考えていたという働くうえでの「基本戦略」について、教えてもらいました。 「勝手に・幸せになる」ってどういうこと?——TAMは「勝手に幸せになりなはれ」を社員の行動指針として掲げていますね

関係性によって発揮されるクリエイティビティ― ―なぜ「nailmarks」は存在するのか?

フリーランスとして活動する2人のデザイナー飯島、加嶋によって生まれた「nailmarks」。「2人が定期的に行う1on1や、仕事を通じた活動に名前を付けてみよう」。そんな遊び心のある発想から生まれたnailmarksは、3年を経た今、2人にとってどのような意味を持つのでしょうか。集まる意味を考えていく2人の会話は、「関係性とクリエイティブ」という興味深い話に発展していきます……。 取材・執筆 長瀬光弘(ライター) 名前を付けてみると2人にどんな変化が起きるか?ー前回の記事

リモートワークで見えてきたデザイナーの本来の価値、そしてnailmarksにとっての「デザイン」

nailmarksは、共にデザイナーとして活動する飯島と加嶋がリモートで1on1をしはじめたことがきっかけで2020年に生まれました。コロナ禍により、世界中でコミュニケーションのあり方が変化するなか、デザインのプロセスにも大きな影響を与えます。コロナ禍がはじまってから、そしてnailmarksが生まれて3年が経過した今、あらためてリモートワーク以降のデザイナーの働き方について、そしてデザインの本質について、2人が語り合いました。 取材・執筆 長瀬光弘(ライター) リモート

入社時からリモートワークで会社に馴染める? 不安を解消するTAMの「オンボーディング2.0」

リモートワークが浸透した現在、業務の効率化などが進んだ一方で、就職や転職で新たに入社した人たちがいつまで経っても会社に馴染めないという問題が、さまざまな企業で浮上しています。 意欲を持って入社してきた人たちが、能力を発揮できないままに辞めてしまうケースもあるのは残念なこと。リモートでも会社に馴染んでもらうには、どのような「オンボーディング」のアップデートが必要なのでしょうか? 海外拠点で自身もフルリモートで働き、新入社員ともフルリモートで接する、デジタルエージェンシーTA

入社1年目で新サービスのブランディングに参画、若きWebディレクターの挑戦〜ジャンプしないと乗り越えられない仕事を求めて

毎日の仕事の中で、自分の成長を感じられることほど楽しいことはありません。特に、キャリアの初期段階にあり、やる気とエネルギーに満ちた若いビジネスパーソンにとって、チャレンジングな仕事に取り組む機会はなによりも貴重な成長の糧。こうした機会に恵まれることは、毎日を刺激的で豊かなものにするのではないでしょうか。 デジタルエージェンシーTAMの引野文也さんは、入社1年目にして大手企業の新サービスのブランディングに参画し、そのサイト構築・運営、ソーシャルメディアマーケティングまでを一貫

nailmarksが出来るまで

突然ですが、ぼくは「自分のために」デザインするというのがとても苦手です。誰かが「どうしてもこうしたい」という想いやこだわりがあれば、「誰かのために」力になりたいと思うのですが、「自分のために」というと、どうも身が入りません。 前回の記事の続きで、1on1も習慣化してきた頃、飯島さんからこんなことを言われました。 「加嶋さんとのこの活動に名前をつけてみませんか?なんならロゴも作ってみましょう」 今回に関しては「誰かのために」と「自分ために」ちょうど半々なので、試しにやって

身近な人たちと1on1を1年間続けてみた話

今年はnoteを書きたいという気持ちが何度か高まったのですが、最後まで書かずじまいでした。2020年の最後に、今年試してみて良かったなと思うことを書いてみようと思います。 働き方の変化今年一年で一番大きい変化は、おそらくこれを読んでいただいているほとんどの方と同様に「働き方の変化」でした。ぼくはここ3年ほどフリーランスデザイナーとして働いています。去年であれば週半分以上は外出をして、打ち合わせをしたり、シェアオフィスで作業したりということをしていたのに、それがなくなってしま

besign talk meeting vol.11 - ゲスト:インタラクション・デザイナー 飯島章嘉(Halfpixel/Tamsterdam)

besign talk meeting [ビザイン・トークミーティング]は、ビジネスとデザインの関わりについて語り合うポッドキャスト番組。 "besign"とは、designの「d」とbusinessの「b」を入れ替えた造語です。 ブランディングデザイナー、ITサービス開発者の佐野彰彦がホスト役をつとめ、「ビジネスとデザインのあいだ」で活躍する、多彩なクリエイターや事業家をゲストに招き、トークセッションしていきます。 「インタラクション・デザイナー」という肩書きで活動するク

マネージャーがチーム状況をもっと把握しやすく! 〜 『We. for Remote Work』UIアップデートのお知らせ

こんにちは。Laboratik デザインチーム飯島です。 Laboratikは『We.』 そして『We. for Remote Work』という、リモートワーク、デジタルワーク時代のチームの働き方、チームワーク改善を助けるツールを開発している会社です。 これらのサービスがお客様にとってより役に立ち、より気持ちよく使っていただけるものになるよう、デザインチームでは日々、機能設計やデザインの見直しを進めています。 今回は、先日12月14日にリリースされたばかりの『We. for

挑戦するフリーランスに、リスクテイクの機会を。「スタートアップ社員」という新しい働き方

TAMは2019年1月、オランダ法人「Tamsterdam」を設立しました。代表を務めるのは、元フリーランスUXデザイナーの飯島章嘉さん。飯島さんは自身のキャリアと子どもの将来を見据えて、オランダへの移住を決意。TAMとの共同出資で現地法人を立ち上げました。飯島さんが挑戦する「フリーランスと社員の間」という働き方、そんな新しいフリーランス形態の可能性について、本人に語ってもらいました――。 フリーランスでいることの「機会損失」に気づいたTAMに参画するまでの6年間、私はフリ

「受託」は時代遅れになり「共創」へとシフトする。顧客との関係が変われば、活躍する人材も変わる。|『TAM made by people』創刊

日本の受託は時代遅れなのかもしれないTAMは昨年、ヨーロッパでデジタルエージェンシー事業を拡大すべく、オランダ・アムステルダムに現地法人を設立しました。しかし、現地に伝手は一切なく、顧客やパートナーをイチから開拓しなければなりませんでした。 そこで昨年11月、オランダに移住したTAMアムステルダムを設立する日本人スタッフとともに現地の大手のデジタルエージェンシーを訪れて、僕の下手くそな英語で会社と事業内容を説明したのですが、その初対面の相手に “お説教” をされたんです。