僕の畑に来る猫。215『取り引き』 3 いいだ君 2023年8月19日 12:58 にゃ〜にゃ〜♪小屋へ行こう!にゃ〜にゃ〜小屋へ行こう! チャッコ「にゃ〜にゃ〜♪」僕「どうした?チャッコ!今日は朝からご機嫌だね♪なんか美味しいモノでも食べたのかい?(笑)」 チャッコ「おじちゃん!」僕「なんか良いことでも、あったのかい?」 キッキー君「チャッコの言う"良いこと"なんて、どうせ、大概、ショボい事ばっかりだよ」 チャッコ「キッキー君?今、なんか言った?」キッキー君「いや、別に、、」 僕「チャッコ、そんなとこに寝そべって、何やってんの?」 僕「いい構図だなぁ」 チャッコ「どお?良い写真、撮れた?」 チャッコ「どお?このポーズ。カッコよく撮ってね!」僕「カッコいいかどうかは置いといて、、面白い写真は撮れたよ!チャッコ、ありがとう」 軽トラに枯れ草堆肥を積んで、栽培地へ移動。 秋野菜の畝を作る。思い描いた構想を形にする事が面白い。大変なんだけど、楽しい。 僕「ん?チャッコ!そこは人参の種を蒔いたところだぞ!なにやってんだ!」 僕「キッキー君もだ!おい!そこ!どいてくれー!」 キッキー君「僕、何かした?」僕「あ、いや、遊ぶのは大いに結構な事なんだけど、あそこは人参の種を蒔いたところだから、僕の都合で悪いんだけど、しばらくは、あそこで遊ぶのを控えてくれないかな」 チャッコ「え?どう言う事?」 チャッコ「ここで遊んではいけないって事?」僕「ま、単刀直入に言うと、そう言う事」 チャッコ「人間って、ズルいよね」 チャッコ「環境を破壊してるクセに、エコだの SGDSだの、持続可能な社会だのって」 チャッコ「結局は、人間の都合じゃないか!」 僕「よし!チャッコ、取り引きしよう!明日、君の大好きな美味しいモノ持ってくるから、その件に関しては黙っておいてくれないかい?」 チャッコ「まあ、しょうがないな。目をつぶってやろう。。。明日、絶対ね!美味しいモノ頼むよ」 #エッセイ #写真 #小説 #イラスト #詩 #マンガ #絵 #猫 #漫画 #物語 #僕の畑に来る猫 #取り引き 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート