【売れるマーケ】「男子、家庭に入る」にチャンスあり!
ある調査によると、
「夫も家事を分担している」という家庭が、
大幅に増えています。
全体の半分以上の家庭で、夫が家事を手伝い、
あるいは主たる家事担当となっているのです。
男性の意識が変わってきたことと、経済的理由により、
妻が働かざるを得ない状況になっていることが、
原因だと考えられます。
ここから何が見えてくるかというと、
新しいマーケットの可能性です。
「イクメン」が流行り、
いまやごく当たり前のこととなりましたが、
そこには、男性用の育児用品という、
新しいマーケットが誕生しました。
だっこ紐やリュック、ベビーカーなどが、
男性用にデザインされたのです。
家事の分担が広がっているとすると、
育児だけでなく、掃除、洗濯、炊事といった、
これまで女性が受け持っていることが多かった分野での、
男性向けマーケティングが必要となってきます。
「女性目線が大切」
と言われ続けてきた家事関連においても、
男性目線で捉え直さなければいけないのかもしれません。
フレンチのシェフ気分が味わえるキッチンやグッズ、
近未来型デザインの掃除機や洗濯機など。
機能性を第一に考える女性に対して、
男性はイメージや気分を優先させるので、
商品づくりのコンセプトが
まったく違ったものになります。
このように、
これまでは女性向けに考えられてきたものを
男性向けに捉え直すことで、
新しいマーケットが広がります。
当然、その逆もあります。
加えて、「女性の男性化」「男性の女性化」
という現象も考慮する必要があります。
牛丼屋さんにひとりで入る女性、
スイーツ男子、女装家……。
ごく日常的な光景となっています。
いつまでも、
古い考え、常識に囚われた考えをしていては、
商売を繁盛させることはできません。
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