【売れるマーケ】連想ゲームで、売り上げアップ。
「これから何が売れるか?」がわかれば、
売り上げをアップさせることは容易になります。
しかし、そう簡単なことではありません。
わかった頃には、時すでに遅し。
では、どうすれば、
いち早くわかるようになるのでしょうか。
社会の流れ、消費者の志向を先読みすることが肝心です。
そのためには、世の中の出来事やニュースを
細かくチェックしておき、
そこから情報を引き出すのです。
その方法のひとつが、「連想ゲーム」です。
出来事やニュースから連想できるものを
次々に出していくのです。
たとえば、富士山の「世界文化遺産」登録からの連想。
富士山に行くための足、すなわち鉄道会社が
売り上げをアップさせるのではないか。
登山のためのアウトドア用品が売れるのではないか。
というように、富士山から連想するものを出していき、
あなたのお店でできることに繋げるのです。
このたとえでは、実際に「富士急」や
「アウトドア用品メーカー」の株価が上昇しています。
面白いのは、富士山とは無関係なのに、
「富士」という名のつく会社の
株価まで上がっていることです。
それだけ、世間は
ニュースに対して反応するということです。
つまり、「うちは関係ないよ」と無視するのではなく、
無理やりにでも関連づければ、
売れる可能性はあるということです。
もうひとつ、面白い例をご紹介します。
大阪・阿倍野(あべの)にある、
日本一の超高層ビル「あべのハルカス」。
この近くにあるレストランが、
大勢の人が集まることを見越して、
定食の名前を変えてみました。
「阿倍野」という地名と
「アベノミクス」のニュースから連想して、
ミックスフライ定食の名前を
「アベノミックス」としました。
馬鹿げていると思う人もいるでしょうが、
これで実際に売り上げをアップさせているのです。
「商魂たくましい」「あやかり商法」だと
揶揄されるかもしれませんが、
これは非常に大切なことなのです。
特に大阪という土地柄や人間性を考えると、
ずばりハマった素晴らしいアイデアです。
社会の出来事やニュースには、
たくさんの販促ネタが隠されています。
常にチェックして、
「連想ゲーム」を習慣づけてください。
必ずアイデアが浮かんできます。
浮かんだものをくだらないと考えず、
まずは実践してみましょう。
何がウケるかは、わかりませんから。
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