【売れるマーケ】広告代理店を信じるな!
売り上げが落ちてきたので、
チラシを打ってみたが、反応はイマイチ。
どうしたものかと広告代理店に相談してみると、
「広告は1度出しただけでは効果が見えません。
何度も繰り返すことで、注目されるようになります。
その積み重ねが信用を生み、集客に繋がるのです」
などと、もっともらしいことを言ってくれます。
まったくのデタラメというわけではありませんが、
そんな言葉に乗せられると、
お金と時間を無駄にするだけです。
彼らは儲けるために、
あの手この手で巧みに攻めてきます。
「認知度を高めるためには、
最低○回以上広告を打つべき」
「注目率をアップするためには、
写真やイラストを多用して、
目立たなければいけない」
「商品の見直しを図った方が良い。
私たちがお手伝いします」
「店舗を改装して、リフレッシュオープンしましょう」
「看板も大きなものに替えましょう」
……などと、次々に提案してくれます。
相手はプロだからと信用してしまうと、
言われた通りにすることで、
ウマくいくような気になってきます。
儲かりそうな空想を抱いてしまうのです。
そして、無理して借金までする人も出てきます。
成功するのなら、大きな投資も意味がありますが、
ほとんどの場合は無駄遣いとなり、
最悪、借金だけが残り、閉店を迎えてしまいます。
怒って、広告代理店を責めたところで、
知らんぷりをされるだけです。
では、なぜ広告代理店を信じると失敗するのか?
彼らは、広告のプロであって、
商売のプロではないからです。
お店を経営したことも、
店員として勤めたこともない人ばかりです。
そんな人たちに、儲かる方法を聞いたところで、
わかるはずがありません。
広告デザイン会社にいた私が言うのも
どうかと思いますが、
クリエイターと呼ばれる彼らは、
「お店が儲かるように……」などという発想は、
持ち合わせていません。
美しいもの、格好良いもの、面白いものを創ることに、
一所懸命なのです。
とにかく目立つことしか頭にありません。
彼らに相談すること自体が間違いなのです。
相談するなら、商売人の先輩やコンサルタントですが、
まずは、自分自身でもっと勉強することです。
「困った、困った!」と言っている人ほど、
勉強していないものです。
困ること自体が、
勉強をしてこなかった結果なのですから。
あなたは、商売のプロなのです。
広告代理店の人より、商売を知っているはずです。
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