【まち村】何もしない農協を働かせろ!
農民による、農民のための、農民の組織である「農協」。
のはずが、
いまではただの金融機関・保険会社となっている。
農民からも不満の声が上がっている。
「貯金と共済の勧誘の時しか、家にやってこない」と。
まちづくり・村おこしのメンバーにも、
農協関係者の名前はあまりない。
農業国である日本の地域おこしには、
少なからず農業関係者は関わってくるはずなのだが。
メンバーは、商工会や青年会議所、
役場などが中心となっていることが多い。
農協は何をしているのか。
最近では、使ってはいけない農薬を
裏取引でさばいていた農協職員まで出てきた。
ご立派だ。
それをわかっていて使う農民もすばらしいが。
そんな人間はごくごく一部だ、
と言う方もいるかもしれないが、
逆にいえば、氷山の一角かもしれないとも言える。
農協の体質が、悪い方向に向いているのである。
輸入自由化や農業人口の減少など、
苦しい時代かもしれないが、
もう一度、初心を思い出し、
農民のために働いてほしいものだ。
そこで、まちづくり・村おこしにおいて、
農協が果たせる役割はたくさんあるのではないか。
農業体験などは、すべて農協で取り仕切ることができる。
有機農法への取り組みも積極的に関われるはずだ。
ここで、“農薬が売れなくなる”
などというバカな農協は潰してしまえば良い。
農民に密着し、地域に根差しているからこそ、
どこよりも積極的にまちづくり・村おこしに
取り組めるはずである。
これは、大きな財産である。
もっと有効に使いたいものだ。
よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。