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【マーケ基礎】関連商店の連携で、広告費を節約せよ!

自店の商品やサービスを知ってもらうために、
まず広告を考える店主が多くいます。

広告の作り方にもよりますが、ほとんどの場合、
お金を捨てているようなものです。

広告を出した時点では、一時的にお客さまが増えて、
効果があったように思えますが、
費用とのバランスを考えると、
無駄な経費であることに気づきます。

しかし、「名前を広めることができた」と思い込み、
見返りの無いまま、満足してしまうのです。

名前など、利用しなければ、すぐに忘れ去ります。

個人商店の場合、
地方紙やフリーペーパーに
広告を掲載することがありますが、
紙面を閉じた時点で、
お店のことなど頭から消えていることを
知っておいてください。

余程印象深い何かが無ければ、
憶えていることはありません。

では、どうすれば
お店をアピールすることができるのでしょう。

目立つお店にする。
商品力を高める。
接客に気を遣う。
マスコミに取り上げてもらう。

やれることはたくさんあります。

中でも、狭い地域のお客さまを相手に
商売をしているお店の場合、
関連する商品・サービスを扱っているお店どうしで、
協力し合う方法もあります。

ファッションのお店なら、
靴屋さん、帽子屋さん、下着専門店などと組み、
お互いのお店の割引券をお客さまに手渡したり、
共同でセールを実施したりすることも考えられます。

帽子を欲しいと思っていなかった人でも、
洋服を見ている時、
帽子とのコーディネイトを提案されると、
興味を持つようになります。

それぞれのお店が、
関連する商品・サービスをトータルに提案することで、
広告以上の集客効果が期待できます。

お客さまとしても、
他のお店の商品を奨められたからといって、
売り込まれているとは思いませんし、
お店側の“親切”だと受け取ってもらえる
可能性もあります。

自店の宣伝+他店のお奨め=効果×協力店の数、
が期待できるのです。

小さなお店にとっては、
強力な味方ができたことになります。

大きなお店に対抗するには、小さな力の結集で、
相乗効果を高める方法が有効です。

ひとりで悩んでいても、その力には限界があります。
共に戦える味方を作ってください。

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