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【マーケ基礎】遊び人は、商売上手。

あなたは、遊んでいますか?

「そんな時間無いよ。
 めいっぱい働いて、やっと食える状態なのに」

だから、儲からないのです。

遊ぶというのは、
別に「呑む・打つ・買う」のことを
言っているのではありません。

外に出かけよう、ということです。

ずっとお店にいて、終わったら、疲れて寝るだけ。

そんな商売、楽しいですか。
そんな人生、満足していますか。

「仕方ないだろ。生きていかなくちゃいけないんだから」
と、叱られそうですね。

しかし、生きていくだけなら、勤めた方が楽です。
売り上げに悩む必要がありませんから。

趣味に生きることもできます。

そうは言っても、やめられないのが商売です。

それは、“モノを売る楽しさ”を
あなたが知っているからです。

それを味わいたいがために、続けているのですよね。

だったら、もっと楽しく商売をしましょうよ。
楽しめるような工夫をしましょう。

そのために、もっと勉強する時間を作ってください。

「もちろん、やっているさ!」
という方もおられるでしょうが、
それは、書籍やネット、セミナーではありませんか。

確かに、それらも勉強になりますし、大切なことです。
しかし、所詮、加工された情報です。

著者や講師が、
見たもの、聞いたものを主観によって加工し、
新しい情報として、発信しているものです。

もちろん、役立つ情報ですが、
それは、あなたの知識を増やしているだけで、
感性(センス)を磨いていることにはなりません。

商売は、知識を蓄えただけでは、うまくいきません。

これらの情報を利用して、
あなたの感性で組み立てていくことが、重要なのです。

私があなたに、いくら情報を流したところで、
あなたの感性が眠っていたら、
それは、ただ文字が並んでいるに過ぎません。
無意味なものとなります。

人を観る感性。
時代を読む感性。

これらが養われていけば、
やがて、モノを売り、
お客さまを喜ばせる感性が生まれるようになります。

それを持っているのが、本当の商売人です。

そうなるために、外に出かけて欲しいのです。
生の情報に触れて欲しいのです。

いろんなものを見て、触れて、体験することで、
感性は育っていきます。

あなたのやるべきことは、
「遊びながら、観察すること」です。

街の雰囲気や人はどうか? 扱っている商品は?
店内のレイアウトは? 照明は? BGMは?
接客態度は?

すべてを注意深く観察するのです。

そして、自分なりに分析したり、
自分だったらどうするかを考えます。

ただ、勉強だという気負いは捨て、
楽しむことが大切です。

いろんな発見があることを楽しんでください。

そこから、
新しいアイデアが浮かんでくるようになったら、
こんなに楽しい遊びはありません。

遊ぶというのは、新しい発見です。

知らないことを知るのも、
知っていることの中に気づきがあるのも、
すべて発見です。

これが、“勉強の楽しさ”でもあります。

こんな遊び方が楽しいと感じるようになった頃、
あなたはすでに商売上手になっているはずです。

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