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売れるマーケティング戦略

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#宣伝

【売れるマーケ】当たり前のことをわざわざ伝える。

あるラーメン屋さんは、いつも行列ができ、大繁盛です。 その秘密は、「ベジとんスープ」。 PRのキーワードとして、宣伝コピーにも使われています。 「野菜ととんこつのダブルスープが、美味しさの秘密」 だそうです。 このキーワードが、繁盛を手助けしています。 実は、とんこつだろうと鶏ガラだろうと、 スープづくりには、野菜が欠かせないのです。 動物系だしの臭みを消す働きと、甘みを出すためにも、 ほとんどのラーメン屋さんでは、野菜を入れています。 そんな当たり前のことを、 わ

【売れるマーケ】尖った商品で、尖ったお客さまを!

お客さまは、あなたのお店に、 どんな魅力を感じているでしょうか? 自信を持って、明確に答えられる方のお店は、 特に問題がないと言えます。 ビジョンやコンセプトが、しっかりしているのです。 しかし、少しでも?があれば、見直しが必要です。 たとえば、あるファンシーショップ。 可愛い雑貨がたくさん並んでおり、 女子中高生が学校の帰りに立ち寄って、 いつもワイワイガヤガヤ。 しかし、売り上げは伸びません。 どうしてでしょうか。 考えられるのは、通学路にあるので、 単に遊

【繁盛戦略読本】お客さまがお店に惚れる。購入を決断する。『POPコピーの書き方・事例集』

□POPコピーを考える前に。 ■まずは、お客さまの生活を考える。 POPコピーを考えようとしている商品は、 お客さまにとって、どんな商品なのでしょう。 これを忘れている方がいます。 あなたが思い描いた商品イメージを、 お客さまに押しつけようとしていませんか。 大切なのは、お客さまから見た商品イメージです。 その商品を買うことによって得られる、 お客さまの生活なのです。 お客さまの生活の中で、 その商品はどんな役割を果たすのかを 考える必要があります。 理想の生活

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【繁盛戦略読本】『秘技・記念日商法』広告アイデア文例集

これなら、チラシやDMが簡単に書ける! 『記念日商法」とは? 日本には、一年中、○○記念日があります。 これを商売に活用しない手はありません。 どんな記念日でも、 あなたの商売に結びつけることはできます。 昔から、お正月やバレンタインデー、 節句などをうまく活用し、 こじつけてでも商売に結びつけた例はたくさんあります。 節分に、巻き寿司のまるかぶりを“提案”したのは、 海苔屋さんでした。 バレンタインデーのチョコレートは、お菓子メーカー。 いまや、文化にまでなってい

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【売れるマーケ】宣伝すると、“評判”が悪くなる。

情報誌に載っていたお店に行ってみると、 想像と違っていて、ガッカリした。 そんなことはよくありますよね。 情報誌など、 信用できないことはわかっているはずなのに。 しかし、経営者の立場で考えると、 取材して欲しい、掲載されたい、と思ってしまいます。 それは、当然の心理です。 都会なら、小さな飲食店でも、1回掲載されると、 1千万円の売り上げ増になる、とも言われていますから。 集客に苦労しているお店なら、夢のような話です。 しかし、目先の利益に釣られると、 とんでも

【売れるマーケ】「お客さまの声」は、トップセールスマン。

ネットショップでは、 いまや常識となっている「お客さまの声」。 購買の意志決定においては、 重要な役割を果たしています。 ところが、実店舗ではどうでしょう? POPに商品の特徴や 売りのフレーズは書かれていますが、 「お客さまの声」は見かけません。 勉強不足なのでしょうか。 それとも、 実店舗では効果が期待できないとでも、 思っているのでしょうか。 化粧品業界のコマーシャルを思い出してください。 大手のイメージ広告以外は、 そのほとんどが「お客さまの声」で成り立っ

【売れるマーケ】「集客ルート」を増やせ!

新規客が増えず、売り上げは伸び悩み。 宣伝を試みても、 経費ばかりが掛かり、効果はほんのわずか。 店主の多くが通ってきた、試練とも言える問題です。 宣伝は必要です。 しかし、ほとんどの店主が一度は失敗するのです。 特に、チラシ・DMにおける失敗事例は、 限りなく存在します。 「大量にバラまかなければ、効果が無い」とでも、 誰かが教えているのか、 その通りにして、失敗しているのです。 興味のまったく無い人にアピールしたところで、 それが10万枚だとしても、効果は「0

【売れるマーケ】連想ゲームで、売り上げアップ。

「これから何が売れるか?」がわかれば、 売り上げをアップさせることは容易になります。 しかし、そう簡単なことではありません。 わかった頃には、時すでに遅し。 では、どうすれば、 いち早くわかるようになるのでしょうか。 社会の流れ、消費者の志向を先読みすることが肝心です。 そのためには、世の中の出来事やニュースを 細かくチェックしておき、 そこから情報を引き出すのです。 その方法のひとつが、「連想ゲーム」です。 出来事やニュースから連想できるものを 次々に出していく

【売れるマーケ】AKB48をマネしろ!

「お客さま満足」をさらに充実させるためには、 常に新鮮な切り口で、 お客さまを飽きさせないようにすることが大切です。 すなわち、「仕掛け」。 新商品・新サービスを 次々に繰り出すことはできないので、 既存の商品・サービスを編集・加工することで、 目新しさを演出し、 お客さまに新鮮さを感じてもらうのです。 そのお手本となるのが、 アイドルグループ「AKB48」です。 秋元康氏のプロデュースは、 お見事と言うしかありません。 母体となる「AKB48」を作り、 質の高い歌

【売れるマーケ】小手先のテクニックをバカにしてはいけない。

お店の繁盛戦略について語る時、 「小手先のテクニックではダメだ」 と表現することがあります。 私も何度か書いていると思います。 しかしこれは、 小手先のテクニックを否定しているのではありません。 売り上げを伸ばしたいと焦っている店主は、往々にして、 わかりやすい“小手先”に走ってしまいがちなので、 それを戒めるために、そう言っているまでです。 もちろん、“小手先”だけではダメなのですが、 商品には何の問題もないのに売れない、という場合には、 この“小手先”が有効な手立

【売れるマーケ】人が人を呼び、人が人を遠ざける。

通り掛かりの人が、お店を見ているとします。 雰囲気や何が売られているかを観察しています。 興味が湧いてきたら入りますし、 湧かなければ通り過ぎます。 もし、そこで見た光景の中に、 テキパキと動く店員さんや談笑するお客さまがいたら、 見た人の反応は変わるでしょうか。 人がもっとも興味を示す対象は、「人」なのです。 人が何をしているかが、非常に気になるのです。 どんな人が、どんなファッションで、 どんなことを話し、どんな考え方をしているのか。 なので、お店を見ていても

【売れるマーケ】異色なサイドメニューを作れ!

美味しいサイドメニューのある飲食店は、 繁盛しています。 ラーメン屋さんの叉焼丼。 焼肉屋さんのテールスープ。 焼き鳥屋さんの鶏ガラスープ。 うなぎ屋さんの肝焼き&骨せんべい。 これらを目当てに来店するお客さまも大勢います。 しかし、多くのお店で定番化しているので、 新鮮味はなく、集客の面から考えると、 インパクトは弱くなります。 そこで、意外性のあるメニューで、 お客さまを驚かせる方法があります。 分野の違う料理であっても、 安く仕入れることのできる食材があったり

【売れるマーケ】「○○専用」でアピールしろ!

「幅広い客層に来てもらいたい」 と言う店主は、いまだに多くいます。 “ターゲットを絞り込む”という、 マーケティングの基本を知らない、 もしくは、忘れている人です。 幅広い客層で賑わっているお店は、 確かに存在しますが、 それは結果的にそうなっているだけで、 当初は“こんなお客さまに”と想定していたはずです。 では、なぜターゲットを絞り込まなくてはいけないのか。 それは、ターゲットを絞り込んだ上で アピールしなければ、商品の明確なイメージを 伝えることができないからで

【売れるマーケ】“ハッタリ”が集客力になる。

「うちの麺は、開発に3年掛かった自家製」 「だしのかつお節は、漁獲量の少ない和歌山・周参見産」 「醤油は、年間千本ほどしか作らない  滋賀県琵琶湖畔の醸造元」 「塩は、雄大なる自然の中に眠っていたモンゴル産」 このようにアピールしているラーメン屋さんがあれば、 “美味しそう”“食べてみたい”と思いますよね。 しかし、これらのフレーズには、 大きな“ハッタリ”が隠されています。 厳密には隠しているのではなく、 “それらしく”語ることで、ごく普通の材料に 興味を示すように導