見出し画像

【売れるマーケ】人が人を呼び、人が人を遠ざける。

通り掛かりの人が、お店を見ているとします。
雰囲気や何が売られているかを観察しています。

興味が湧いてきたら入りますし、
湧かなければ通り過ぎます。

もし、そこで見た光景の中に、
テキパキと動く店員さんや談笑するお客さまがいたら、
見た人の反応は変わるでしょうか。

人がもっとも興味を示す対象は、「人」なのです。

人が何をしているかが、非常に気になるのです。

どんな人が、どんなファッションで、
どんなことを話し、どんな考え方をしているのか。

なので、お店を見ていても、商品を見ていても、
そこに人が入って来たなら、
無意識に見てしまうのです。

このことから、お店や商品と同じように、
お店の中にいる人も、お客さまの興味の対象である、
ということを頭に入れておく必要があります。

何が言いたいのかというと、
店員さんやお客さまが、
お店を評価する対象となってしまうということです。

店員さんの動きや表情が評価されるのは当然ですが、
他のお客さままでもが“お店の一部”として、
評価されてしまうのです。

「客を見れば、店がわかる」と言われるように、
お客さまの質を他のお客さまが見ているのです。

ガラの悪そうなお客さま、品のないお客さまがいると、
それを見たお客さまは、
お店から遠のいてしまうのです。

お店や商品がどれだけ良くても、
「人」が悪ければ、興味を失うのです。

店員さんの教育が重要なのは当たり前ですが、
お客さまの質の向上を
大切に考えなければならないのです。

容易なことではありませんが、
やるべきことは明白です。

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは、取材活動に使わせていただきます。