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【転職】特に専門性のないアラサー女が転職して面接全勝、内定8社、年収250万UPさせた一部始終(5/5)

みなさん、こんにちは。イガラシです。

わたしは都内で働くアラサーOLです。

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このnoteは、「年収をUPさせるために転職を考えているけど、どうやったらいいのか分からないから具体的な体験談を知りたい(そして自分もチャレンジしたい)」というあなたに届いたらいいなと思って書いています。

タイトルそのままなのですが、わたしは特に専門性のないアラサー女性です。半年ほど前に転職したのですが、その時に面接全勝(8割はその場で通過)、内定8社獲得、年収は250万UPさせました。この度は、その一部始終をお伝えさせて頂きます。

というのも、わたしは自分で言うのもなんですが、専門性は特に無いものの何故か転職は毎回「勝ち」ます(複数回の転職経験あり)。

つまり、そこまで苦労せず・複数の内定をゲットし・なおかつ年収は上げる、という転職の仕方です。わたしはこれを勝手に「上昇転職」と呼んでいます。

このnoteは、その時の具体的な一部始終を、ポイントを押さえつつエッセイのような読みやすい形にして発信することで、上昇転職を成功させるビジネスパーソンがひとりでも増えたらうれしいなーと思って書いています。

一応、わたしが想定している「この記事を読んだら成果が出る人のイメージ」は、以下のような感じです。とどのつまりこの記事は「わたしが成功したやり方の一部始終」なので、タイプ的にわたしに近い方のほうが再現性はあるだろうな~という程度です。もちろん、下記に当てはまらなくても転職時の参考にはなると思います。

■この記事を読んだら即成果が出る人のイメージ
・社会人経験3年以上の25~35歳くらいの女性
・ベンチャー~中堅クラスの企業狙い
・年収を上げたい、上昇転職をしたい
・これまで or 現在の仕事をそれなりに頑張って成果を出している
・特に専門性のある職種ではない or 異職種/異業界に転職したい

 補足)転職活動期間について
    わたしの転職活動期間は約2か月でしたが、じっくりやるなら
    6か月くらいかけても良いと思います

ここでのポイントは、これまで or 現在の仕事を「それなりに」頑張って成果を出しており、かつ「特に専門性が無い」というところです。

当たり前ですが、専門性の高い職種に就いているなら、あなたは既に引く手あまたでしょう。例えばエンジニア職や介護職は、それこそ地球規模で人材不足の専門職なので、内定100コくらい取れそう。また、現職でズバ抜けた成果を出しているなら、転職活動しなくても勝手にスカウトが来るので大丈夫です。

つまりこの記事が有用なのは、「上昇転職するためには、ある程度ポテンシャルを評価してもらう必要がある」あなたです。

そんなあなた(=わたしみたいな人)は、転職活動に対して、裸で真っ向勝負すべきではありません。それなりに装備を固め、勝てるフィールドを選び、得意な戦い方に持ち込んで、転職活動というサバイバルゲームに挑まねばならないのです!

……と、わたし自身は実際に感じました(笑)

それではさっそく参りましょう!

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今回のnoteでは、以下、太字+★付きの項目について記載していきます。

■特に専門性のないアラサー女が4回目の転職で面接全勝、
 内定10社、年収250万UPさせた一部始終 _ 目次
ーーコラム.最初に確保しておきたい旅の仲間たち
ステップ1.3段階の目標年収を立て、コワイ年収を選ぶ
ステップ2.全知全能の神となり、職務経歴書を作る+α
ーーコラム.実際に登録した転職エージェントと彼らとの付き合い方
ステップ3.いざデュエル!面接を乗り切るメンタルセット
ーーコラム.面接対策はやったほうが良い?
ステップ4.負ける戦場は捨て、勝てる戦場に集中
ステップ5.年収交渉は自己洗脳とわらしべ長者
ステップ6.さぁ、入社先を「選ぼう」★
ーーコラム.上昇転職後に訪れる厄介なもの★
ーーコラム.結局のところ★



ポイント6.さぁ、入社先を「選ぼう」


内定先が出揃ってきたら、いよいよ「どの会社を選ぶか?」というフェーズに入ります。

わたしの場合は、結局は年収が一番高い所を選びましたが(笑)、それは当初から転職の目的を「年収UP」と明確に、ブレずに持ち続けていたからです。なのであなたの場合も、会社選びのときに最も重要視すべきは「自分の最も大事な(たったひとつの)転職目的に沿う会社はどれか?」というポイントです。

しかし、その指標"だけ"で選ぶのは当然ながらオススメしません。あくまでその指標を最重要視しつつも、その他の周辺指標と照らし合わせ、総合的に判断すべきでしょう。

例えばいくらオファー年収が高くても、面接で会社にお邪魔したときの社員の態度が著しく悪い人ばかりだったら、なんか違うな……と感じますよね。そんな人たちと働くイメージは持てないと思います。

実際にわたしが頂いた8つの内定のうち、実は1社、「なんかこの会社のひとたちを好きになれそうにないな」と感じたところがありました。人事の方はすごく丁寧で気さくだったのですが、廊下などの社内ですれ違う社員たちがセカセカしていて、こちらから挨拶をしても無視されるんです。これにはさすがにびっくりしました(笑)

また、会社の雰囲気や働く人たちの空気感は好きだけど、自分の直属の上司になる予定の方を紹介されたとき、コミュニケーションにほんの少し不調和を感じたり、ということもありました。

あとわたしが個人的に大事だと感じたのが、オファーを出されてから回答するまでの期間について。一般的には、オファーレター(内定)を貰ってから一週間程度を期限とされることが多いようです。もちろん、企業側も内定を出しているくらいですから、あなたを獲得しようと必死になっています。なので、ある程度の駆け引きをされるかもしれません。

これは当時、わたしが実際に経験したことなのですが、とある企業から回答期限を「3日」と指定されたことがあります。回答まであまり猶予を与えないことで、意思決定を早めさせようという駆け引きですね。こちらも向こうも真剣勝負なので、もちろんこんな駆け引きも大いにアリです。

しかしまた別の企業からは、「転職活動を今月いっぱいはされるとお話しされていましたよね。しっかり考えて結論を出してほしいので、回答は月内で(残り2週間以上あった)構いません」と言われました。

あなたなら、どちらの企業に好感を持ちますか?

好感を持てるかどうかだけで入社先を決めることはありませんが、なんとなく、入社後の自分の扱いまでもが透けて見えるような気がしないでしょうか。

このように、わたしは第六感や直感、なんとなく感じる快/不快の感覚も大事にしました。「なんとなく、オフィススペースの雰囲気が暗い気がする」とか、そんな小さな違和感が実はとても重要なのだと思います。だって入社したら、そこに週五日通うことになるんですから。

あとは細かい点ですが、個人的に以下のような企業は避けました。

・面接の過程に社長が出てこない
・面接官が、自社の紹介や求人ポジションの説明をするよりも先に、
 まずこちらに自己紹介を求めてくる

正社員の面接過程に社長が出てこないって、わたしは違和感を感じます。大企業なら、採用人数が多すぎて物理的に無理だったりするので話は別ですが、中小企業の採用人数レベルだったら、社長も時間を作ろうと思えば作れるはずです。社長が採用に力を入れていない企業は、よほど志望度が高くない限り、避けたほうがいいでしょう。なぜなら、会社の規模が小さいほど、「社長」の人格や価値観は組織全体へ影響するからです。

また、面接が始まってすぐに「では、自己紹介をしてください」と質問してくるタイプの面接官の企業にも、わたしはイマイチ惹かれませんでした。人に名を聞くのならまずは自分が名乗れ、とどこかで聞いたことがありますが、これは一種のマナーというか、求職者に対する敬意の示し方だと思います。

求職者に対して対等な立場で、リスペクトを持って接しようと思ったら、そんな面接の始め方はしないはずです。きっと「自己紹介をして頂く前に、まずはわたしたちの会社について、そして今回の求人について説明させてください」というように、面接を始めるのではないでしょうか。

そしてもう一点。

この一連のシリーズの「職務経歴書」のターンでお伝えした、「自分の特性」を覚えているでしょうか。

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東京で働くアラサー。働く女性のセルフイメージを上げたいがためにnoteをはじめました。このnoteがあなたのお役に立ちますように!