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地球規模で見よ🌏 vol.440

大それた見出しとなってしまいました。

今日は視点の切り替えについて考えたいと思います。

私たちは、地球上で人間生活を営んでいます。

誰もが同じ地球上で暮らしているのにも関わらず、場所によって環境も文化も言葉も見た目も異なります。

しかも、それが当たり前のように日々過ごしているのです。

目の前の仕事や追われる日々で視界が塞がってしまいがちですが、実は大きな大きな視点で物事を捉えると見えてくるものも色々と変わってきます。

今日はそんなことについて考えていきます。

視点の入れ替え

最も簡単な例で言うと地球温暖化でしょうか。

年々上がる平均気温、増え続けている異常気象、これらの現象を巻き起こしている地球温暖化。

これは明らかに人間生活によって生まれるさまざまな要因が関係してきています。

これを食い止めようと、いろんな団体が活動を続けています。

地球温暖化防止のために、節電などを考えた生活を心がけなくてはなりません。

しかし一方でニュースでは日々茹だるほど上がる気温に注意喚起を行い、冷房の使用を勧めています。

それも今、世間では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、換気が徹底されるように風潮されています。

冷暖房を効かせてようとも換気は欠かせないものとなってきているのです。

ここで、小さな矛盾が生まれます。

地球温暖化のために冷暖房はできればつけない方がいいのですが、つけないと私たちは命が危険に晒されてしまうほどに過酷な状況になってしまう。

地球規模で見るのか、生活規模で見るのかで必要と感じるものが変化してきます。

当事者意識を持つ

SDG'sという2030年までに達成を目指す国際課題があります。

これは地球規模での視点を確立するためには大変有効な手段だと私は感じています。

最も、手段の目的化が進みSDG’sと言っておけばいいというような人や会社が増えたのも事実ですが、国民単位で言葉を浸透させるにはいいと思います。

どちらにせよ、私は当事者意識を持たせることこそが最も重要な観点になるかと考えています。

目の前のことは意外と見えているものです。

例えば、いま食事をしているとしましょう。

そのご飯の量は適量でしょうか?

バイキングなどに行ったとき、欲しいものを脇目も振らずにとってしまい、最終的に食べれなくなったという経験はありませんか?

これらの食事のお残しを食品ロスと言うのですが、日本では全体を平均すると、一人当たり1日にお茶碗一杯分の食事を捨てる計算になるようです。

世界には9人に1人はその日食べる食糧に困っている人がいます。

そんな視点で世界を見てみた時に自分の食べる量や食について少し考え直すきっかけになりませんでしょうか?

マクロな視点に対しても当事者意識を持つことこそが、個人だけでなく周囲、社会全体を豊かにしていくことにつながるのです。

そしてそれが巡り巡って最終的に自分にも帰ってくるのでしょう。

最後はやはり宇宙規模

もう少し大きな視点で考えてみましょう。

宇宙視点です。

この広大な宇宙の中に、私たちと同じような生活を営み、私たちと同じような背丈格好をした人がいるようなパラレルワールドがあるかもしれません。

そこでのあなたは何をしているでしょうか?

もしかしたら、今の自分とは全く異なる仕事をしているかもしれません。

そうなった時、今のあなたは満足のいくように仕事ができていますか?

この宇宙視点は正直に言うと、妄想と言っても違いないかもしれません。

自分の中にもう一つの世界を作ると言った感覚に近いかもしれません。

でも、そう言った比較対象や視点の切り替えが起きた時に初めて人は、今を考えるようになるのです。

視点の切り替え、簡単に聞こえてとても難しいです。

しかし、これができるかできないかで見える世界は大きく変わります。

みなさんも考えてみてはいかがでしょうか?

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