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弥生時代の食べ物とは~咀嚼についてのおまけ~

おはようございます!今日もこのサイトにご訪問いただきありがとうございます。あっという間に週末がやってきました。
多くの種類の花を楽しめ何となくウキウキ感がありますね。

今日の原稿は1800文字程度です。

前回までは熱く「噛む事」である咀嚼そしゃくについて書いてきました。熱くなり過ぎて、前編 3,553文字、中編2,856文字、後編 4,334文字となり、延べ10,743文字になりました。文末にリンクがあるので、是非ともご訪問いただければ嬉しいです。

このシリーズの一貫したコンセプトはとにかく

食べ物を噛んで欲しい

ということです。それに付随して食卓では軟食なんしょくが溢れており、例えば以下のような、歯ごたえのある食べ物を取り入れて欲しいということです。

・りんご(まるかじりならもっと良い)
・生で歯ごたえのある人参・ウド等の野菜スティック
・スルメイカ
・ごぼう
・フランスパン
 ・カタクチイワシやウルメイワシ等の目刺し
・お煎餅やあられ等の硬いおやつ(げんこつ)

でも、本当に我々の食生活では本当に噛む回数が減っていると言えるのでしょうか?

早食いと言えるのでしょうか?

その根拠を探すデータを探していたら、非常に面白い情報を東京都福祉保健局のサイトで見つけたので共有したいと思います。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/shikahoken/pamphlet/shokuiku.files/05P49-61.pdf

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/shikahoken/pamphlet/shokuiku.files/06P62-75.pdf


それは

「各時代の復元食の咀嚼回数と食事時間」

です。社団法人東京都歯科医師会が作成したものです。
これは 卑弥呼の時代(弥生)、紫式部の時代(平安)、源頼朝の時代(鎌倉) 、徳川家康の時代(江戸初期) 、篤姫の時代(江戸後期) 、戦前(昭和初期) 、現代の食事を再現して、噛む回数要する食事の時間、カロリーを出しています。

これを見ると卑弥呼の時代の噛む回数に比べて、現代人がいかによく噛まずに食べているかが分かります。

グラフ

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ちなみに、卑弥呼の時代の料理は以下の通りです。

・ハマグリの潮汁 ・鮎の塩焼き
・長芋の煮物   ・カワハギの干物
・ノビル     ・くるみ
・くり      ・もち玄米のおこわ

そして現在は料理は以下の通りです。

・ミックスグリル ・パン
・にんじんソテー ・コーンスープ
・フライドポテト
・オレンジジュース

です。
日本ほど多くの国の料理を食べられる国は少ないですし、自分の好きな食べ物を食べるのは幸福感も持てるしとても良いことだと思います。
私もタイ料理、ベトナム料理、インド料理、インドネシア料理、ハンバーグ、イタリア料理、フランス料理・・・時々ですがいろいろ食べています。

でも、是非、「食べログ」、いやいやこれは料理店のグルメレビューサイトですので、食事記録法(三食、間食の1週間程度の記録をとる方法)などで、定期的に軟食と硬食を確認して自分の食生活をPDCA(Plan Do Check Action)が必要だと思います。

そして毎食、前の食事よりも一噛みでも昨日の自分を超えて噛むことを心掛けて欲しいです。その為に、スマホ等のリマインド機能を利用したり、手帳に「噛む」書いて常に意識を傾けることが必要だと思います。
毎日当たり前のように食事をしていると、意識しないと習慣で自然と噛む量が少なく早食いになってしまいます。

噛む回数を増やし硬食を織り交ぜた食事はきっと自分の体に変化をもたらすと思います。恐らく、一番効果が出やすいのは「便」ではないかと思います。これについては以前、もう少し詳しく書いて投稿したと思いますが発見できませんでした。

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健康を考えてサプリは1000円、2000円、5000円・・・・とかかりますが噛むのはタダです。すぐスタートできます。

自分の健康寿命は自分で作る!

是非、一緒に良く噛み時々硬い食べ物も食べて健やかな人生を送りましょう!前回の投稿までの前、中、後編のリンクはこちらです。

いつもありがとうございます!


それでは、また次回の記事で会いましょう!

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