もしも自分がRPGのキャラだったら
新学期まであと1週間という日に、夏休みの自分のダメダメさに落ち込みながら、子どもの夏期講習の送迎のために自転車を爆走していた。そのとき、ふと、こんなことが思い浮かんだ。
RPGの世界に自分が入ったとしたら『もともとHPもMPも低い私がみんなと張り合ったってしょうがなくない?』と。
自分をRPGのキャラにたとえたら
ステータス公開
HPが体力、MPが精神力(ストレス耐性)と置き換えてみよう。
標準値が【HP100/MP100】だった場合、私の能力値はせいぜい【HP81/MP76】がMAXだ。体力も精神力も標準よりも低い。
ついでに言うと、攻撃力はまあまあある方だが、防御力はくそ弱い。
そのかわりといってはなんだが、スキルとして「底力」が付与されている。これは、瀕死状態になったときに、ギリギリのところで粘り、最期に力を振り絞るスキルだ。
けれども、最期の力は一発逆転が狙えるほどは強くない。せいぜい、自分よりもレベルの低い敵を1~2匹体片付けられるくらいの力である。
弱点は、集中力のなさと飽きっぽさ。
ときどき、自分のターンに攻撃を忘れる。しかも、3連続以上は同じ攻撃が使えない。
特徴は、1対1には強いが全体攻撃には弱いところだ。
レベル的には、まだお城の周りでウロウロしている最中である。橋はまだ渡れない。敵が強くなったら負けるから。
このキャラが進むべき道とは
このキャラが、勇者と張り合えると思う?誰も思わないだろう。
もともとの能力値の高いキャラには限界突破しても追いつかないだろう。
だったら「自分なりに前に進む方法を考えるべきじゃないか?」「自分のMAXをまずはめざすべきじゃないか?」と思ったら、急にふっと気持ちが軽くなった気がしたのだ。
レベルを上げる方法
自分なりに、橋を越えるにはどうすればよいか考えてみた。
なんせ、現実の世界では生活がかかっているため、収入を確保しながらレベルアップしていく必要がある。
自分の特性からすると、じっくり修行して、必殺技や魔法を身に着けてから戦うよりも、実践で戦う中で覚える方が身に着くタイプだ。今までもそうだった。
今ある能力で新しい敵と戦う場を増やし、スキルを身に着ける。それがいい気がする。
RPGプレイスタイルと同じ人生歩んでる
これまでの人生、自分のRPGのプレイスタイルとおんなじだ。
早く先のストーリーを知りたいから、ろくにレベルを上げずに召喚獣1本でどんどん進み、最後に詰むパターン。
最初っからしっかりと計画を立てて、レベルを上げ、必要な魔法や必殺技を獲得し、着実に進んでいれば途中で詰むことなんてないのだ。自信と余裕を持ってゴールに進める。
学習していないというか、RPGスタイルで目標にたどり着くまでの自分の取り組みざまが見えるなんて、自分が情けなくなる。
で、今は何してるの?
現在は、新しい仕事を通して、サイト制作における各ページごとのライティングの意味やコピーライティングを学んでいる。自分が今までおざなりにしてきた部分だ。
目の前に与えられる仕事だけこなしてきて、それがサイトの中でどういった意味を持つのかまで掘り下げてこなかった。
コピーライティングの本を読み、クラウドソーシングサイトでキャッチコピーのコンペに応募して、考える、ふれる時間をつくっている。
どういったコピーが心をつかむのかを理解しつつ、前に少し進めればいい。願わくは、いつかは当選したい。
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