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〰語りと音声の波〰

ほぼ毎日投稿を心がけているわたしですが、この度、音声配信の便利さに気づいてしまいました!

なんてったって、音声は軽い。

文章だと、つい話を盛り込んでしまったり、ことば選びに時間をかけすぎてしまいますが、音声なら短くすることができます。

声の持つ情報量って、結構ありますしね。言わなくても伝わってしまう部分が、よく働いてくれます。

ちなみに、noteのアプリを使って収録しているのですが、「5分」という制限時間があるおかげで、言いたいことをぎゅ〜っとまとめる力(別名:捨てる勇気)も、鍛えられています。

こういう負荷、大好き〜!!

実はこれまで、シュタイナー教育的な背景から「語りの芸術」を学んでいたことがありました。

素話、詩の朗唱、子音・母音の体験、スピーチ等々。

素話や朗唱は、仕事の中で毎日のように磨いていくことができるのですが、スピーチだけは、なかなか稽古を積むことができませんでした。

(別に人前で披露しなくても、テーマを決めて、タイマーで時間を測ってしゃべるだけで十分なんですけどね)

わたしの中では、”パーソナルな語り”と、そうでないものの違いがとても大きいです。そして、”パーソナルなことを語るのは苦手だ”という思い込みが、強くあります。

でも、「苦手意識が強いものこそ、実はやりたいことだよね」っていうのは、一年前に発見した通りです。

どうやったら克服できるか?どの先生も決まってこうおっしゃいます。

練習あるのみ!場数をふむと誰でもうまくなれる。

はい、練習します!!

そうそう、職業は全然違うのですが、最近、オリラジのあっちゃんが古舘伊知郎さんと「しゃべり」について相談されているのをYouTubeでみて、その問いの立て方にとても共感を覚えました!

「YouTube大学」を高頻度で更新しているあっちゃん。スケジュール的に、毎回の収録ごとに稽古はできないから、ライブ感に比重を置いたしゃべりになっているという話でした。(わたしも毎日素話だから大いに共感するところがあります)

古舘さんのアンサーは「ライブ感がすごくいいよね!」「その上でもっと高みを目指すなら・・・ときどきみっちり稽古するのもいいよ!」「いざというときの力になる」ということでした。

こんなこと言うのもおこがましいですが、やっぱり、そうなんだ!!と思いました。

というのも、わたしも語りを習っているときに「一つのお話を仕上げる目安は、稽古100時間」と先生に聞いたことがあったからです。

実際は、日々の仕事でするお話に、そこまでの時間をかけることは不可能ですが、だからこそ、ときどき意識的に「一つのお話を仕上げる」方向の稽古もやらなきゃな〜と感じていました。

持ちネタ的なもの。昔はあったけれど、最近は日々に忙殺されてしまっているので、今年からまた仕切り直したいと思います!

この話、めちゃめちゃ何かと似ているな〜。

noteでほぼ毎日更新めざす理由、
「今あるものでなんとかする筋力を鍛えたい」です。

時間をかけてクオリティを追い求めるか ⇄ 早く形にする力・アドリブ力・現場の弾力を鍛えるか

どちらも大事ですよね。

ただ、得意な方・慣れている方に偏りすぎて行き詰まるときもあるので、自在に切り替えられるようになりたいと思っています。

パーソナルな語り(あるいはnote)においては「早く形にする力・アドリブ力・現場の弾力を鍛える」ことを、素話においては「時間をかけてクオリティを追い求める」ことをしていきたいです。

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