制限が人を豊かにする

「制限が人を豊かにする」という仮説。

根拠はまだない。

「お金」を例に考えてみる。

前提として、「お金はたくさんあった方がいい」と思いがちだ。

実際に、SNSなんかでは、
「こんだけ稼げました！」
「こんな裕福な生活しています」
みたいな文言をよく耳にする。

うん。確かに裕福ではあるのだと思う。

が、豊かかどうかはちょっと微妙だ。

僕の体験を少しだけ。

僕は最近、お金を使い過ぎていたので、パートナーに頼み、お小遣い制にした。

月3万円でやりくりをしなければならない。

するとどうなるか？

・お金の使い道を考える。
・よりよい使い方をしたくなる。
・買い物のたびに、「これが一番豊かな使い道か？」を考える。

こんな感じで、お金の使い方を気にするようになった。

と同時に、買ったものをちゃんと味わうようになった。

僕は、小さい頃の誕生日を思い出した。

誕生日しか欲しい物を買ってもらえない。
誕生日には欲しい物を買ってもらえる。

そうして手に入れた『ポケモンのゲーム』を心ゆくまで楽しんだ思い出がある。

際限なく何かを得られたとしたら、実感を感じづらい。

と思う。

叶ったらなんでも手に入るような環境じゃなくて良かった。

と思う。

制限がある中で、自分の欲しい物を選ぶ事によって、豊かさを実感できる。

と僕は思う。

「制限が人を豊かにする」という仮説。

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