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自分トリセツのススメ②~無意識のハードルを撤去しよう~

できるだけ毎日、日記をつけている。

1日でやったこと、食べたもの、体調、楽しかったこと、嫌だったこと、その時に何を考えていたか、どんな1日だったか。。。

そうして集まったデータは、歴とした「自分トリセツ」だ。

つけ始める前よりも、ずっと上手に自分と付き合えるようになったと思う。

さて、昨晩の日記タイムに、結構重大なことに気づいた。

それは、いろんなことをたくさんこなした日ほど、その夜はご機嫌で、「今日はいい1日にだった!よく頑張った~えらい!」な~んて書いている傾向があること。

そんな日ほど、「今日やったことリスト」欄がみっちりで、ときにははみ出していたりもする。

まずい傾向だ・・・そう思った。

達成感って大事だし、それを感じること自体が悪いわけじゃ、もちろんない。

けれど。

うまくいえないけれど、一日にこなしたタスクの量が「自分に対する満足度」を判断するための大きな基準になっているというのは、ある意味「自分に条件付きの愛情を与え続けているような状況」なのではないかと思ったのだ。

「色々こなして頑張ったね。えらい!さすが私!」という自己肯定は

「今日はなんもできなかったね。そんなんじゃ全然だめだよね。」

という自己否定と表裏一体だ。

一日のがんばり如何で自己肯定感が簡単に左右されるというのは健全とは言い難い。

だって人間やし。人間だから、もちろん体調も気分も浮き沈むし、いつも頑張れるわけないのだし。

でも、できれば毎日自分にOKをだして終わりたい!!じゃないか。

ということで。

自分にOKを出す基準を「どれだけ頑張ったか」「どれだけのタスクをこなしたか」から「どれだけ楽しめたか」と「どれだけ穏やかでいられたか」に変更した!

そしたらびっくり。

頑張ろうとする自分を、いとも簡単に懐柔できるようになった。

「まだだ、もうちょっと。」「あと少し頑張らないと。。」と言ういつもの声が頭の中によぎったら

「あ、いけねいけね。笑えればいいんだった!にこにこしてられるうちにかーえろっと♪」と思考を変える。

そんなこんなで、今日は大したことはこなしてなかったと思うが

それでも非常にご機嫌で、リラックスして過ごせている。

今日の日記にはもちろん、「今日は頑張ってない!!でもとても満足!!これでいいのダ!!」とでっかく書くつもりでいる。

こんな風に、自分の中にはたくさんの「無意識の条件付け、前提」が隠れていて、私たちを生きにくくも、生きやすくもする。

これは、自分じゃない誰からか植えつけられたものかもしれないし

嫌な思いをして、自分で自分に課したのかもしれない。

でも、これからもそれを持ち続けるかどうかは、自分で決められる。

どうせなら、自分自身を生きやすくするモノだけを選ぼう。

より軽やかに、楽しく生きていくために。

みなさまも美しき日々をお過ごしください❤







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