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番外編【上位高校受験者向け】どの模試を受ければ良い?~主に関西編~



初めに

 今回は、受験生であれば必ず受けるであろう模試についてお伝えしたいと思います。例えば、塾にいっている人はその塾の公開テスト統一テストなど、塾に行っていない人は五木模試V模試などを受けているだろうと思われます。今回は、じゅけとものメンバーが受けた模試と、上位高校を目指す人にはどの模試を受けるべきなのかを紹介していきたいと思います。

※模試について解説している記事はたくさんあります。この記事ではそれらの記事との差別化を図るために、客観的な情報に加えて主観的な情報を多く記載しています。去年、受験生だったじゅけともメンバーの個人的な考えも多く書かれているので、先輩からのアドバイスみたいに受けとってください!

5回連続で答えが1になるのは5年に1回レベルらしい


高校受験用

五ツ木模試

 定番中の定番、五ツ木模試についてです。五ツ木模試といっても2種類あり、「京都五ツ木」と「関西五ツ木」です。難易度としては、
 京都<<関西
です。

 端的にいうと、五ツ木模試は最上位・上位高校の受験生に向いていません。なぜなら問題が簡単だからです。(基本的な事項の確認をしたい人は受ける意義があるかもしれません)しかも、塾に行っている人の多くは塾独自の模試(後述)を受けるため、ほとんどの上位層は五木模試を受けません。それによって合格判定が全く正しく出ません。A判定をとることが不可能な高校さえあります。例えば、私が受けた回では、1位の人でも灘高校のA判定を取ることはできていませんでした。

以上から、基礎の定着を確認したい人は五ツ木模試を受けましょう。一回くらい受けてみてもいいと思います。ただし、最上位・上位高校を受験しようと考えている人は不十分ですこの模試だけでは不十分です。


駿台模試

 難関校を目指す=駿台模試といっても過言ではないほど有名な模試です。
 私は中学1年生の時に2回受けただけなのですが、難易度は非常に高いです。しかも、ほかの模試とは違い全国区の模試なので偏差値も低く出ます。最難関高を受ける人にはちょうど良いのではないかと思います。
 しかし、最近では家でのリモート受験となってしまっているところがあります(会場受験がなくなったわけではないです)。私はそれが理由で駿台模試を受けなくなりました。


塾の統一模試

 塾が開催していて、一般の人(その塾に通っていない人)でも受けられる模試があります。関西でいうと馬渕の公開テストなどが有名ですね。
 これらの模試は、同じ地域の同じ成績層の人が受験するので、この結果(=偏差値・判定)はある程度信頼できます。また、外部生は無料で受験できることも多いです。
 ただし、この模試の結果も後述する志望校別模試の結果には劣ります。一喜一憂は一時的なものにとどめておきましょう。



志望校別模試

 多くの場合、塾が主催しますが塾生全員が受けるような模試ではなく、特定の高校を志望する人のみが受ける模試です。例えば(関西だと)、馬渕の公立判定模試、京都に限ると京進や成基学園の御三家模試などが該当します。
 これらの模試は、特定の高校の受験問題を研究して出題方式・傾向を似せた模試です。この種類の模試は先述の塾の模試よりも地域や成績層が限られるため、かなり正確な結果を得ることができます。
 また、この模試を受ける最大のメリットは、受験本番の想定がしやすいというところにあります。時間配分や周りの雰囲気など他の模試を受けることでは体験することができない本番の雰囲気を感じることができます。
 ただし、この模試は志望校判定などが対応している学校が少ないです(偏差値が高い高校にはだいたい対応しています)。もし、自分の志望校に対応している模試があれば必ず受けましょう。


大学受験を見据えた模試

 これまでは高校受験のための模試を紹介してきましたが、高校受験はゴールではありません。高校受験の先には大学受験が待っています。ということで、次に絶対に受けたほうが良い大学受験に向けた模試(中学生向け)を紹介します。


東進全国統一中学生テスト

 この模試はそこまで有名ではないですが、受けるべきだと思います。なぜなら、中学生範囲しか出題されないこの模試で成績優秀者となる(意外と簡単)と、
 
 数学特待

という制度を受けることができるからです。

 数学は、大学入試で最も差がつく教科でもあります。そのため東進では、意欲ある2024年度の中3生中2生を対象に、高校数学を高1で修了する「数学特待制度」を設置しています。

数学特待制度|大学受験の予備校・塾 東進 (toshin.com)

 
 詳しく言うと、一講座77,000円する数学の授業が何コマとっても無料となるという制度です。しかも、中学生のうちから東進の授業を受けれます(無料で)。また、自習室の利用も可能となります(無料で)。なんといっても、高校受験が終わった瞬間から数学の先取りができるので、大学受験のスタートダッシュを誰よりも早く切れます。
 ホームページには週3回の登校がマストと書いてありますが、実際は高校受験生ということでいかなくても配慮してくれます。 ※私の経験則
 つまり、、、、
 東進全国統一中学生テストを受験しろ‼‼
これが私の(個人的な)主張です。
 

まとめ

最後に、整理をしておきましょう。

難易度

 京都五ツ木模試<関西五ツ木模試<<塾の模試<<<<<駿台模試
です(志望校別模試はその模試の対応校により変動)。自分のレベル・目的にあった模試を受けましょう。

結果(判定等)の精度

 他の模試<<<<<志望校別模試
だと思います。ちなみに僕の中学時代の先生いわく
 志望校別模試でA判とったやつで落ちるやつなんかいねーよ
らしいです。信じるか信じないかはあなた次第!
 

ここで大事なのは、志望校判定模試でA判定 ⇒ 受かる
はあり得るが、その逆もあり得るかはわからないということです。つまりA判定は十分条件
(高校数学用語)でしかありません。受かる人が全員A判定をとっているわけではありません。

 どんな判定でも一喜するのはテスト後最長1週間、一憂するのは次のテストまでにしておきましょう。復習、復習、復習です。

そして最も大事なことは、、、
 
 東進全国統一中学生テストを受ける!!!!!!

ということです。高校受験はゴールではなくスタートです!(僕が個人的に推してるだけですw PRじゃないです!)

以上
お読みいただきありがとうございました!!!


written by いますがり 
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ライター紹介
 いますがり

 数学が好きな現役高校生です。好きな範囲は関数です。最近は関数グラフで遊ぶのが趣味です。

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