“あいだ”を大事にすることは自分への“愛だ”
どうも。伊田錦です。
今日は、下の記事の“おわりに”に書いた部分を掘り下げて考えてみたい。
“できない”のか“苦手”なのか“下手”なのか
「私には○○はできない。」
「○○するのは苦手だなぁ。」
「あいつは○○が下手だ。」
誰しも、こんな言葉を言ったり、聞いたりしたことがあるだろう。
こういう言葉を聞くたびに、僕は思う。
【本当にそうなのだろうか】と。
“できる”と“得意”と“上手”
【本当にそうなのだろうか】を考える為に、まず“言葉の定義”という視点から見てみたい。
“できない”とは?
“苦手”とは?
“下手”とは?
“できない”の反対は“できる”
“苦手”の反対は“得意”
“下手”の反対は“上手”
では。
“できる”とは?
“得意”とは?
“上手”とは?
軽く辞書で調べるとこんな感じか。
『できる』
人格・能力・成績などがすぐれている。
それをする能力や可能性がある。
『できない』
実施・実現が難しい、または不可能であること。
能力が低い、または劣っている。
『得意』
最も手なれていて自信があり、じょうずであること。また、そのさま。得手 (えて) 。
『苦手』
得意でないこと。また、そのさま。不得手。
『上手』
技術的にすぐれている。また、事の進め方などが巧みである。じょうずだ。巧妙だ。手際がよい。
『下手』
相手より地位や能力が下であること。また、その地位など。
なるほど。
できる/得意/上手とは、【優れている、可能性がある、手慣れている、自信がある】という状態。
できない/苦手/下手とは、【難しい、不可能である、不得手である、劣っている】という状態。
さらに、深堀ろう。
本当に?なにが?どう?なぜ?
僕らが、“できない” “苦手” “下手”だと思っていること。
それは。
「本当にできない?」
「なにが苦手?」
「どう下手?」
「なぜ苦手?」
そう自分に問いかけてほしい。
そして。
“あいだ”を探ってほしい。
“できる”と“できない”の間。
“得意”と“苦手”の間。
“上手”と“下手”の間。
「全くできないわけではない。」
「得意とまでは言えないけど苦手ではない。」
「上手ではないけど下手でもない。」
そんな“あいだ”があるはずだ。
“それでも” “だからこそ” “どうやったら”
僕は、物事は【工夫できる/柔軟に考えられる】と思っている。
「できない」
「苦手だ」
「下手だ」
そんな壁にぶつかったとき。
「“それでも”できることはないだろうか。」
「“だからこそ”できることはないだろうか。」
「“どうやったら”できるだろう。」
そんな視点から考えてほしい。
「苦手だからこそ」
「下手だとしても」
「できなくとも。それでも」
と前に進める思考をしてほしい。
「本当にそうだろうか。」
「それでも。だからこそ。できることはないだろうか。」
そう考えると、可能性は広がるはずだ。
おわりに
繰り返しになるが、やっぱり思う。
【人はなんでもできるわけではない。でも。人はなんにもできないわけでもない。】
では。また。いつか。
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